原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'15.11.20.

岡田利規氏と舞踏家捩子ぴじん氏、dumb type高嶺格氏の舞台美術という布陣。
「God bless baseball」




ということで待ちに待っていたし、勿論期待に違わぬイマジネーションを掻き立てられた訳でもあるのだが。

最近の岡田作品の中での最高傑作と言う人もいたけど、インテリの人ばかりだなぁ。

岡田さんは現代アートの数少ない天才のお一人だと確信してるので、解体の先の先の土着的な新世界みたいの、いつか手掛けて貰いたいな。

一言で言えば、論壇的みたいな言説?
ストリート的な政治?
クソ食らえ的な。






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'15.09.21.

呉美保さんの映画は、往々にして話の完結が、「え?」という半端さで、良く言えば考える間や余韻を残す、悪く言えば消化不良的な感を残すものの、その作品の基調となっているのはやや色調を落とした「日常の風景」の映像美であり、それらは全方向にピントを合わせた如くにリアルな情景なので、町、部屋、夕暮れ、坂道、人々の顔の皺、商店、公園の叙情、全てに息吹きが吹き込まれていて見飽きる事がない。







新作も同様。

賛否両論なれど、映像作家としてそのフィルムは銀幕に映えまくり、時に、子を持つ者として、
胸をえぐられるようで、
不安が動悸を増し、
そして、暴発しそうになる。

でも、多分、それは、ただ単に、私が、子供や妻や、親や兄弟や、つまりは自分のファミリーが最も苦しみ、喪失しかかっていた時に、ギュッと抱き締めてやる、そういう瞬間を逃した事による罪悪感が体の隅々から消し去れないからなのだ、多分。




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ARTISAN CHOCOLATE 33




「mai cafeさん」が新しく手掛けるビーントゥーバー『ARTISAN CHOCOLATE 33』のチョコレート。

中には、台湾産のカカオから出来たもの、エクアドル産のものなど、3種が詰め合わされている。

チョコレートは装置産業と化していて、個人がカカオ豆からチョコレートまで制作するのは至難の技と言われていますが、若き二人は様々な試行錯誤を繰り返しながらここまで辿り着けています。

台湾産のものは柑橘やベリーのような酸味がほとばしり、エクアドル産のものは残り香がエキゾチックで個性的です。

美味しいし、楽しい。

簡単に言えば、ここには「希望」がある。小さき者が大きな力へ抗う熱量のような。







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05.06.

GW、沢山のお客様、どうもありがとうございました。

夫婦二人での店運営、全てその日のロースト豆の状態をチェックして、メッシュ、抽出スピード、湯温を調整しながらハンドドリップで提供しております故、大変お待たせしてしまったり、お店にお入りになれなかったり、
ご迷惑もお掛け致しましたが、引き続きどうぞ宜しくお願い致します。



















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闇夜に浮かぶ焙煎作業場。

見守るのは、英国在住、Daisaku Kawada painting 「CODE UNKNOWN : 2012」

ハネケ監督作品からインスパイアされた細密画。我が焙煎場では横置き。


Daisaku Kawada氏。
世界中の現代ファインアーティストの中で最も才気溢れ、愛する作家の一人。

イスラーム世界とキリスト教芸術の相反する美、ラテンのアンダーグラウンドな色彩、ジャポニズムの繊細さ、
そんな片鱗たちをカオス化してハンドペインティングで狂ったように細密に落とし込む。



芸術とは何ぞや。
人間が創り上げたもの。
ある種、ある時、ある瞬間、そこに光があたり、反射し、鼓動が、止まりそうになるもの。


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05.02.


英国より、本物の、生の芸術作品、到着。






見える人には見える、感じる人には感じられる、
祈りとオブセッションと地下芸術の点滅。
そんな、作品。



だからという訳ではなけれど、GW、「パナマ ゲイシャ種」、高火力、排気閉じ込め、攻めに攻めたローストで、がんがん焼いていきます!


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01.31.




そして、シアタートラム。

Nibroll。

先週。


矢内原美邦という人は、古橋悌二をきちんと正面から捉え、'10年代に蘇らせようとしている表現者のうちの一人だと、ノイズに始まりクリックテクノで終わる彼女の激しい作品を体感する度に確信めくのだが。

だが。

「エイズは最後のカウンターカルチャーなのだ」と断言したのが古橋悌二であり、今やその最後のカウンターカルチャーさえ、とうに過ぎ去ってしまった。

加えると、私達はそれに向き合うこともなく、ただ何となくやり過ごすうちに。

もう、「カウンター」も、カウンターするに足る「カルチャー」も、ない。

という前提がないと、全ての戦闘的表現物はきっと空回りしてしまう。

私は矢内原美邦の作品が好きだ。
カウンターカルチャーまたは反体制などというチンケでイタイ「運動」をきれいにスクラップアンドビルドしてくれる「戦場風景」をいつか提示してくれるアーティストの一人だとも思っている。

だから、勝手に、激しさの中だけで、轟音の中だけで、足踏みしないでいて欲しい。

『私達の孤独は、
まだ、
全然、
完成していないのだ』
し。




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人口灯 この世の終わり 3.





at Toshima ku,Tokyo.





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朗報あり。

本日、晴天なり。





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人口灯 この世の終わり 2.





at Toshima ku,Tokyo.







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人口灯 この世の終わり 1.





at Toshima ku,Tokyo.
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11.25.




HP にてお知らせ致しておりますが、諸々の事情により、KUSA.喫茶の店舗は暫くの間、お休みさせて頂きます。

12月半ばから通常営業開始予定です。

それ迄は、水曜日の珈琲豆販売デー、珈琲通販など、ほぼ通常通り稼働しておりますので、大変ご迷惑お掛けしますが、そちらをご活用下さいませ。




「エチオピア イルガチェフェ地区 コンガステーション ナチュラル精製 ハイロースト(中煎り)

「ニカラグア ラ・フローレンシアマイクロミル ナチュラル精製 ハイロースト(中煎り)

「グアテマラ カリブス農園 ゲイシャ種 ウオッシュト精製 ミディアムロースト(中浅煎り)


個性派三種、どれも素晴らしく花開いてます。

KUSA. の珈琲は、柔らかく喉越し良い深煎り、重厚感のある深煎りと、火入れの微調整による深煎り珈琲が大きな特色でもありますが、果実感のあるマイルド珈琲好きの方には上記2種、是非体験して頂きたい珈琲かと思っております。












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私事で日替わりで銚子へ、業務では先週は広島遠征、近々北海道へも飛ぶ予定。






秋から初冬へ。

各地の風景、少し角度を変えるだけで美しい一コマ一コマが無雑作に転がってる。

そう言えば、現代音楽のカリスマ、テリー・ライリーが来日を果たしてた。予定がどうしても調整出来ず、遭遇出来なかったのが、今年一番の悔いになりそう。

でも、七里圭監督、「映画としての音楽」「To thelight ver.2.1」は、終電ギリギリにてしっかと目撃。

テリー・ライリー、七里圭監督、ジャンル、世代こそ異なれど、どちらも解体、脱構築を繰り返しながら、実験的かつ素晴らしく美しい作品を産み出している表現者。


その実験性は、その美しさの中で、私達は今、新しい暴力の世界へと突入しているのだと思い知らせてくれる力を備えている。
どういう意味でそう感じるに至ったか、それはそれぞれの作品を大音量で体験してから想像して下さい。


そうしたら、この12月目前の、東京のイルミネーションに包まれた駅前、外房の少し枯れ果てた気配のする浜辺、郊外都市に乱立するチェーンマーケットの家族連れ、それらの傍らで茫然と立ち尽くしながら、逆に、陽だまりのような純粋さを、乱反射する光線のようなナイーブさを、今一度、自分達の手に取り戻したいと強く思うことになるだろうから、きっと。


なんてことが、頭をよぎったような、よぎらなかったような。




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