原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'17.08.30.

ギャラリーコロン (国立市東1-14-17 2F)にて行われる絵画家・佐藤貴志さんの展覧会での珈琲豆を担当ささて頂きます。
会期は9/1(金)から9/10(日)まで。





小さな木片に描かれた繊細で夢想的で夜想的で、お守りの如く作品群は観た人の心にちょこんと留まってくれます。
KUSA.の窓辺にも、たまに、佇んでいます。
お近くの方は是非。




KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
'17.08.29.



夏は綺麗に去り行きました。
暦上も。皮膚の奥の微細な感覚的にも。
近くの海岸にも我が息子以外の人気なし。







親の課題図書。
松本俊夫 著作集成がスタンバッてたのだが、手につかず。
意に添わぬ読書に終わる。
ちょっと事情もあって、武者小路実篤「友情」とかね。
懐かしさはきちんと蘇ったけど、まあね。
勿論、優れた近代小説に違いはないけど。


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'17.08.26.

ふぅーと溜め息ついたり、ひーひー追われたり、はっと閃いたり、どんと落ち込んだり、した日。

コスタリカ、このオリティス農園2000mもの、淹れ方に応じて目まぐるしく香味が変化するので、逆に楽しい。こういうのも珈琲らしい愉しみ。






ロンドンからのペインターカレンダーに気が急く。
ムスリムとサイケデリック。


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'17.08.23.

村にしっとりとした夜月。
珈琲店にも灯り。
打ち合わせ少々。
寝る前にカフカ「変身」数十ページ。


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2017.08.22.

夏の終わりの夕方の交差点で、子供二人が立ち止まる。
まだ年端もいかない弟の外れてしまったシャツのボタンを一つ一つ留めてあげている小さな手。
姉と弟らしき子供たちの為のネオン。







夏はもう半ば過ぎた。

目撃しよう、今一度、色彩と愛情とセンチメンタリズムを。


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'17.08.21.




見たこともないような大玉の西瓜を頂いた。とても甘くてジューシーな西瓜で、リキッドのNO.1をお供にして、去りゆく夏を追いかけた。

緩やかな連帯。

明日も早いのでもう寝よう。


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'17.08.20.

晩夏のひと時、若者で一杯の店内。
こういう季節の終わりになると、30年前、いや20年前の事だって思い出して、もうあの時の若さは(肉体的にも思考的にも)蘇らないんだなと嫌でも痛感させられ、胸が締め付けられそうになる。
ある作家は、青春は心の持ちようで、幾つになっても人は青春でいられるのだなどと言うが、やっぱりあの無防備で無頓着で無知なジェネレーションの中での友達との馬鹿笑い、髪を通り抜ける風の感触、古い書物の一節に心奪われる時の震えなどがそのままの形で蘇る訳がないのだ。
でも、別のある作家は、昔だったら「若いっていいねえ」などと大人から言われようものなら殴りたくなったね、若いなんて何もいい事ないんだからと言っていて、その感覚はその感覚でよく分かるので、一応私は「君たちは若くて素晴らしいね、若いってそれだけで素敵な事だと思うよ」なんてわやな言葉はぐっと飲み込む。




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'17.08.19.





時々晴れ、時々スコールを思わせる雨。
お盆も過ぎ、喫茶はほぼ珈琲通の常連さん達。
仕込みやピッキングを淡々と。
草むしりも少々。
子供の夏休みの自由作文の手伝い少々。
子供は何故か先進国と発展途上国の関係についてなどと小難しい題材を選ぶのだが、色々ヒント出ししているうち、こちらまであれやこれや考えが飛ぶ。
ロックは終わったがビートだけが生き残ったと確かずっと昔、坂本龍一が言っていた。

私達の過剰な文明の、ある種のフェイズの使命は終焉したのかもしれない。
ストップ、そして、そのビートを継承せよ。




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'17.08.15.



終日、小雨と夏雲の狭間。

レイトショーでアルジェの戦いをやっていたので、無理してでもスクリーンで観たかったのだが、喫茶後かなりの焙煎量になってしまい断念。
買い溜めていた幸水を夜中、夫婦で一欠片二欠片。


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'17.08.14.




朝靄、そして小雨に次ぐ小雨。
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