原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'17.05.30.





珈琲業界では言わずと知れたパナマ共和国のコトワ氏手がける「コトワ・ダンカン農園」の珠玉の豆です。
品種・ゲイシャ種
精製・ウォッシュト
ローストは排気強め気味の、火力は中火、後半中弱火、ミディアムロースト後半で煎り止めてます。


今季分の生豆をはもう底を尽きます。
明日の水曜日ファクトリーデー、週末土曜、日曜で完売の見込み。


1,650円/100g は、ぎりぎりに抑え込んだ価格になります。
ナチュラル精製のインパクトある香味とはまた異なる、ウォッシュトならではのクリーンさ、仄かな果実感、ウォータードロップのような余韻感を、この梅雨入り前の時期に堪能して頂けたら幸いです。


KUSA. 喫茶 - trackbacks(0)
'17.05.26.




朝6時。
昨夜からの雨が止まない。
点々とする 水溜りを確認しながら、鮎を焼く。
家族三人の朝食。初夏の匂いのする味。
子供、いってらっしゃい。
仕込み少々。
メールが溜まってる。




日々のこと - trackbacks(0)
KUSA.'s coffee beans→『VIN plus』.

埼玉は熊谷で、開業のお打ち合わせです。
熊谷は初来訪でしたが、張りつめていた気持ちがふっと緩やかになるような街で、小春日和がとてもよく合う場所だなと感じました。
そのせいかどうか、長丁場に渡った話し合いもあっと言う間の時間でしたね。



『 VIN Plus 』さん。
フランス中のワイナリーで修行を積んできた一人の青年が、細部にまでこだわり抜き、でも肩肘張らないオープンマインドなワインスタンド&カフェに仕上げています。




素晴らしいワインセラーもお店の二階に作られています。
勿論、ワインショップとしても機能します。

素材である葡萄の味が、自然のまま優しく柔らかく凝縮されたワインが理想だとの事で、7割方をビオワインが占めています。

一杯のグラスワイン、こだわり抜いたチーズ、丁寧に仕立てられたパテ、そして、ちょっとした珈琲。そのペアリングのようなものを、魅力的なオーナーさんと存分に愉しんで頂けるのではないでしょうか。
埼玉方面の方には是非、立ち寄って欲しいです。






ロックスピリットを感じるワインもちらほら。とても興味を惹かれます。
私は、レストランNomaが唯一ビオワインの中でセレクトしたという一本を購入しました。
開栓の日が今から楽しみです。




KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
'17.05.18.

レポーターや芸能人が畑に行って野菜を食べる時に発する決まり文句、
「甘い!」
というのがどうにもベタで、メディアのプロとしていかがなものなのかと常日頃思ってしまうのだが、先日、完全無農薬のもぎ立てのスナップエンドウを一口齧らせて貰って口から出たのは「甘い!!」の一言だけで、頭の中では、いやこれでは自分の嫌いなレポーターと一緒、他に何かひねった表現を出さねばとぐるぐる思い巡らせたがやはり甘いものは甘いのだ。
化学ではない自然がもたらす素晴らしい甘みを、我々人間は本能的に甘いとしか言えないのかもしれない。







ここ一宮町で一人の女性が淡々と作り続ける、理屈や理念でなくもっとフラットで自然体で素直な完全無農薬の野菜たち。


豆繋がりで、今週20日(土)、21日(日)のみ、ミナモトファームさんの採れたてのスナップエンドウを販売させて頂きます。
収穫次第ですので限定数ですが、甘くてジューシーです。


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KUSA.'s coffee beans→『千葉からのたより』

目黒区、「ミリオンアートスペース」にて千葉、房総を拠点に素晴らしい作品を作り続けている8人のジャンルの異なる作家さんの作品が集います。

主宰の「WOOD STUDIO KUZE'S」さんと、来賓の方々にお出しする珈琲を打ち合わせしました。



やっぱりこの時期はアイスになりますね。スマトラ島のリントン、ニフタ村は所謂マンデリンの名産地。その中でも伝統的なスマトラ式精製方法を頑なに守り続けている40農家さんだけのマンデリンを集めたものは貴重です。アイスにしても、華やかで朗らかなスパイス香が漂う個性的なアイス珈琲に仕上がります。
是非ゆっくり味わってみて下さい。


因みに「WOOD STUDIO KUZE'S」さんの作り出す木工作品は、職人らしいソリッドでスクエアな形状の中に、どこかお人柄を彷彿とさせるほっこりした愛らしさがあるのが特徴で、多くの人に愛されています。

会場で、実際にお手にされることをお薦めします!









『 千葉からのたより 八人の作り手 』
5/19(金)〜5/29(月)
11時から18時(最終日は15時まで)
於 ミリオンアートスペース
(東京都 目黒区 八雲 3-11-2)
KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
'17. 05.14.

フィールド録音盤にはどうしてか心揺さぶられるものがあって、それは屋外の無限の音の数々の切り取り方、選択、録音方法が見事に昇華された時、聴き手はその原体験に触れるような、原罪に向き合うような、眩ゆい脳内体験を経験することができるからなのだ。

個人的にも、何枚ものフィールド録音盤を聴いているが、Roberto MusciとGiovanni Venosta、二人の稀代の現代音楽家が製作した、第三世界の民族音楽と音の粒子を実験的、電子的に再構築し直した人生に何枚か出会えるかどうかの名盤、
台湾奥地のブヌン族の民族音楽とDavid Darlingのチェロが奇跡的に遭遇したフィールドレコーディング盤、
最近ではDavid Michael の飾り気のない、しかし超高密度な録音盤などなどは間違いない愛聴盤だと断言できる。






そして、昨年出会ったベストは沖縄の神の島、久高島より。
琉球古来より行われてきた幻の祭祀、イザイホーの一部始終。
宮里千里録音。
神々しく郷愁的で神秘的で最も身近的。
諸々の意味で、紛う事なき貴重盤。






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ART ? and SHOP? - trackbacks(0)
'17.05.13.

激しい雨の中、小さなテーブルを分け合うように、沢山のお客さん達。
不穏な雨音から避難するかのように。
見知らぬ誰かの体温に安心するかのように。
皆、一人だけの一杯を、一人だけの時間をほんの小一時間でも、過ごせたのだろうか。






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数年ぶりにお見かけしたお客様。
「ご馳走様」と「ありがとうございます」の挨拶だけ交わして。
見送った後に思い出す。そうだ、彼女は、オープン当初からこのブログを熱心に読んで下さっていて、いつも一言二言的確な感想を述べてくれていたRさんだ。
大切な大切な何かは大抵胸の奥深くに仕舞われているので、いつもタイミングを逸してから蘇る。






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パッションフルーツだ。
手渡された瞬間から南島の匂いがする。
熱帯の温風にまみれた果実香が鼻腔を突き抜ける。
優しい人からの頂き物。


日々のこと - trackbacks(0)
'17.05.10.




花が綺麗に見える時は気分が良い時だ。
出会いがあった時、優しくされた時、した時、新しい道を通る時。


春も盛りだ。


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'17.05.08.

今日も終日、焙煎、加工、途中喫茶を挟み、諸々の業務もようやく終わりました。
mai cafeチームはこの時期、まだまだ仕込みに追われているみたいです。
お疲れ様です。






その『artisan33 chocolate』さんが手掛けた極上のコロンビアチョコレートです。
躍動感のあるカカオ香にラムのようなフレーバーが被さる逸品。
ご興味ある方は、5月14日まで、ICHIHARA ART MIX 2017 会場まで是非足を運んでみて下さい!


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'17.05.07.




地点。
今いる地点。
時々、未知数。


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「コロンビア ディエゴロペス氏の農園」
「ルワンダ プリメラ地区」
完売致しました。

グアテマラ、コスタリカ、中米を代表する両産地の中でもトップクラスの豆を販売予定です。


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