原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

2017.01.31.

言う程コアなファンという訳ではないものの、アルバムを見つけたら視聴位は必ずするし、ライブ情報だって目に止まれば一応インプットはしとく。
でも、せわしなく時が過ぎれば、すっかり何枚かの新作を聴き逃している。
そして、久方ぶりに聴いたそのバンドの音はいつの間にか異次元へと突入してた。
よくあるパターン。
例えば、nisennenmondaiの「N」「N'」「#N/A」の流れなんかが私にとってのそれ。








ドラム主導に変わりはないが、スリーピースの女性三人の偏執狂的な音圧感が生音ハードコアテクノへと姿を変え凝縮された、くぐもった高速夜景の風景を一変させるには十二分な鬼作。


ART ? and SHOP? - trackbacks(0)
メディア情報.

珈琲豆を介して、同士になった店舗さん達を愛している。皆がKUSA.の珈琲豆と格闘し、それぞれの立ち位置でそのお店さんならではの空気を作り上げている。
私はそんなプロの作り手の人たちを敬愛し、喜びに思いながら、そのお店さんが出しているお料理、デザート、雰囲気を毎回想像しながらそれらに限りなくマッチングするよう焙煎を続けているのです。




販売中の料理通信2月号「おやつとデザート」特集に、『sens et sens』×KUSA.喫茶として、町田の天才職人さんが大きく取り上げられています。また別ページに『1 room coffee』さんも掲載中です。

『1 room coffee』さんは「nice things.3月号」にも美しく、ストイックに取り上げられております。

是非ご覧下さいませ。




また、関東の人のみになりますが、今週日曜日朝11時20分から放送予定の千葉bay FM「aqualine stories」という番組にてKUSA.がインタビューを受けましたので、そちらもタイミングが合えばご視聴下さい。
休日の朝らしい爽やかな番組です。


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KUSA.'s coffee beans→『tocoro cafe』at cimai.

極深煎りでありながら焦げ感なく、余韻は長引き、甘いミルクとの相性もそつなく。
「tocoro espresso blend NO.1 by KUSA.」という名の、エスプレッソや点滴ドリップでとろっと味わう珈琲豆。

今回も『tocoro cafe』さんでの販売のみですので、イベント当日、または24日までにtocoroさんへの事前ご予約にて是非お買い求めてみて下さいませ。








イベントは、1/29(土)、1/30(日)、埼玉県幸手市のカリスマ店「cimai」さんにて行われます。
天然酵母サブレで作られるcimaiさんのレーズンサンドは予約必須かと思いますよ!




羨ましい。。。

KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
2017.01.22.

あなたのあかぎれ、荒れた唇、破れかぶれな感が伝わってくるソックス。

夕方の冷えた空気がすっと扉から流れ込み、その先に佇む姿。

焙煎機の珈琲の匂い。

「帰りなさい」と手を引き、家出少年を送って行くこの道は、シャンゼリゼみたい。








1月半ば、花生き抜く。
一流のフラワーショップの手掛ける花束は息も長いのだ。

あすみが丘の『フルリール』さんのもの。


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2017.01.21.





ダンク式(ティーバッグ式)珈琲、一時品切れ状態でしたが、休み中にがっつり再製作、無事仕上がりました。これからは通年、販売していく定番商品になりますので、豆から淹れる珈琲とはまた別物のカテゴリーとして、お忙しい朝の為に、職場用に、おもてなしに、またちょっとした手土産に、是非ご活用下さいませ。



白=Flowery(花のようなマイルドさとクリーンさ)、



黒=Rebuild(キャラメルのようなほのかな甘みのクリーンな深煎り)


2種類のラインナップ。
貴重な豆を配合しております。







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正月のTV番組で、天願監督がややガラパゴス化していく過程にある邦画について(個人的には一部の欧米映画を除けば日本映画の方が断然好きなのだが)、
「フィジカルが弱いと思うね、日本映画は」と述べていたが、まさしくそれは国内飲食店にも当てはまる指摘だと思う。勿論自店も含め。
揺るがない味作り、揺るがない生産量、接客スタイル、どれもフィジカルな強さが前提として必須ですが、そのような骨太な屋台骨をもった店舗でなければ、この減少していく人口の中で商いを営む困難さに恐らく打ち勝てないでしょう。
フィジカルな強さとは筋肉隆々とかとは別の、続けるスタミナ、立ち上がる強さのようなものだと思います。

あなたの肉体を発見せよ、ですね。

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2017.01.13.

静かな冬の午後です。
今日は仕込みなく、音楽と家事と遅めの大掃除。
板の間をゆらゆらと照らす淡い陽射しの中、人生にはふと、幸せが訪れたり、はたまた困難が訪れたり、あーだこーだしながらあっと言う間に私達に残された時間は経過して行きます。
愛すべき人たちと連帯していきたい。




Winter,2017 深煎りと、

長生村の週一の名店「たまごや」さんの絶品林檎のケーキ、





八千代市の名店「iijima coffee」さんの手塩にかけられて産み出されたずっしりした焼き菓子たち。






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定休日 木曜、金曜。
月の最終の日曜と月曜の続きで。

(1月の月末定休日は29日(日)と30日(月)になります。)


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2017.01.08.




朝、窓を開けると、野生の鳥が死んでいた。

訳もなく、綺麗だった。

私達動物の死は、宇宙の流れの前では、いつも跡形もなく。

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2017.01.07.



遅い遅い初詣。

大吉とか中吉とか。






頂き物の四万十町の純米酒と共に。

ようやくお正月気分。

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謹賀新年

年末年始、営業中だった身の故、年始のご挨拶が遅れてしまいましたが、
改めまして、明けましておめでとうございます。
本年も、この小さな喫茶室をどうぞ宜しくお願い致します。







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珈琲などという飲み物は、所詮、嗜好品である為、どれだけ研究し尽くして、その上、時間や手間暇を掛けて産み出したとしても、合う人には合うし、合わない人には合わないもの。
それでも、この正月に、ふと思い立ったように訪れてくれた沢山の人達の声、そして、いつもは寡黙なある常連様が呟いた「命ある限り通わせて頂く」とのお言葉は、受け手側(お客様側)の所信表明だと受け取りましたので、はてさて私は、私の珈琲を、どのような位置付けで送るのかと考えていたら、それは時に刺激的で、時に優しく相手を包んでくれるような、そうだ、「あなたの親友」みたいな珈琲であり続けたいなと思い至り、今更ながらに表明してみる次第です。


今年も一年、愉しみましょう。


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2016.12.31.

除夜の鐘を聞きながらの焙煎も、悪くない、悪くない、
その前、小雨混じりの夕暮れ、
「じゃあ」と言ったら、「じゃあね」と素っ気なく、
後ろ姿を見せながら進んでいくあなたの背中が、
小さく小さく霞んでく。





ついこの前までは、街中ではその手を離さずにいたのに。
ちょっとの留守番だっておっかなびっくりで頑なにうんと言わなかったのに。
リュック背負って、後ろも振り向かずに
暗闇の中を進んで行く背中見せられたら、
この湿った煙草に火も付かねーよ。




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