あっと言う間に残暑の季節、9月も去っていくのだ。
雨と突風とせわしなさだけが通り過ぎた9月。
今日は朝からしとしと雨、雨どいから伝うポツポツとした滴の下で、煙を吹かしてる。蛍光灯に照らされながら、優しい人と会う、救済してくれる人と会う、花を植えてくれる人と会う、愛おしい人と会う。煙が水滴に吸い込まれ、行き残ったスモークが、やけに、目に沁みる。
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夏は終わる、Tシャツを一枚一枚畳んでしまう。着ないTシャツだってある。それは時々広げて、眺めて、埃を払って、また眺めて、僅かな希望を貰って、丁寧に畳む。コレクションというやつ。
決して手放しはしない。山之口貘。
弾を浴びた島。
オリジナルプリント。
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週末24日(土)はKUSA.喫茶、9月の最終営業日。
イルガチェフェ ウォッシュト精製、ブラジル アナマリア・フェレイラ女史の農園もの、などなどどんどん火を入れていきます。グアテマラの新物か、スマトラ島の新物か、一点ぐっとミディアムで浅く仕上げて、この日だけ販売してみよう。