アジアで最も珈琲豆の生産量が多いのはベトナムですが、その産地ならではの個性があり、重厚感のある、いわゆるハイスタンダード珈琲を産み出しているのは、インドネシアのスマトラ島、または東ティモールあたりでしょうか。
KUSA. 喫茶の公式HPのORDERページの更新が遅れており、申し訳ないのですがそのインドネシア、「リントン・ニフタ村 LCF選別マンデリン」一時完売しており、同じスマトラ島でも別の地域「オナンゴガンジャン地区」のマンデリンに切り替わっております。
珈琲関係者なら一目で分かる、スマトラ原生品種、パルプトナチュラル精製です。
相変わらずマンデリンのローストは難儀で、私の場合、高火力、排気空け気味で焙煎工程を進めていきますが、ある段階でぐっと火力を絞ります。
その絞る見極めは案外難しく、タイミングを見誤ると、マンデリン特有のシナモンのようなスパイス香に焦げた匂いが混じり始めます。
軽めのフレンチローストですが、生豆にポテンシャルがあるので、コクもあり、
落ち着いたスパイス香と苦味が長く余韻となって続いていきます。
是非、お愉しみ下さい。
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内山高志のまさかの2R、KO負けはショッキングでした。KO率NO1であるだけでなく、スピーディーなディフェンステクニックに魅了されていた一人として、逆にKOで負けを喫するとは予想外でした。
しかし、イチローのメジャー500盗塁達成は、これまた偉業です。
体の小さな野球少年だった私は、打撃よりも小回りの利く内野の守備と、それこそ盗塁が大好きで、少年野球の割には結構な盗塁成功率だったと思うのですが、サイン無視で果敢に攻め過ぎて失盗、監督からよくどやされたものです。
ですので、余計に感慨深い。
そして、卓球。
リオ五輪アジア予選にて、世界女王の丁寧を若干15歳の伊藤美誠が圧巻の勝利。
これまた父からペンホルダーによる前陣速攻型の独自卓球を教え込まれていた私は、勝手に天狗の自信を持っていましたが、中学の同級生の天才カットマンに勝負を挑み、圧倒的なスピンの前には力でねじ伏せる型では太刀打ち出来ない事を思い知らされました。
ですので、伊藤美誠が荒削りながらも高速カットで世界一位をねじ伏せた試合には息を飲みました。
何だか4月は、スポーツも熱いですね。