'16.01.27.
2016.01.27 Wednesday 03:10
20年位前だったか、まだ今ほどは名監督という座には着いていなかったたけしが、松本人志との対談で呟いていた言葉、「この間、テレビのスペシャルで、いい歳して夜中じゅうパンツ一丁で走ったんだよ。ガラスのショーウィンドウに映った自分の姿を見たとき、やめようかな、これと思ったもん。でも、お金貰うんだしと思ってね。」が、
ここ何日かもやもやっと頭に渦巻いてる。
いい大人がそれを言葉に出してしまったら身も蓋もないけど、多かれ少なかれ、資本主義社会に身を置く者なら、近い思いを持った事があるはずだからだ。
自分もここ何日か、仕事でがっかりした事があったんだな、きっと。
『だってほらお金貰うんだしと思ってね、パンツ一枚で走ったんだよ』
この高度に循環していく経済社会の中で、私達の擦り切れきったプライドなんて、ただの傷もの。
そんなの知るか、って程度の。