原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'16.01.27.


20年位前だったか、まだ今ほどは名監督という座には着いていなかったたけしが、松本人志との対談で呟いていた言葉、「この間、テレビのスペシャルで、いい歳して夜中じゅうパンツ一丁で走ったんだよ。ガラスのショーウィンドウに映った自分の姿を見たとき、やめようかな、これと思ったもん。でも、お金貰うんだしと思ってね。」が、
ここ何日かもやもやっと頭に渦巻いてる。


いい大人がそれを言葉に出してしまったら身も蓋もないけど、多かれ少なかれ、資本主義社会に身を置く者なら、近い思いを持った事があるはずだからだ。


自分もここ何日か、仕事でがっかりした事があったんだな、きっと。









『だってほらお金貰うんだしと思ってね、パンツ一枚で走ったんだよ』


この高度に循環していく経済社会の中で、私達の擦り切れきったプライドなんて、ただの傷もの。
そんなの知るか、って程度の。








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KUSA.'s coffee beans→『ethica by TERRA』

千葉駅から登戸方面へ徒歩10分弱。

有名なオーガニックヘアサロン「TERRA」さんが手がける新店舗『ethica by TERRA』さんがオープンされました。
そこには柔らかな光射し込む、小さくて、ウッディーキュートなカフェを併設されています。






バターを使用せず、サクッとしたとても美味しいスコーンをメインに、KUSA.提供の珈琲がアクセント。

気さくなオーナー様、スタッフ様のお店です。

画像は、オリジナルのスコーンバーガー。

是非、覗きに行ってみて下さいね。












KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
'16.01.23.






何だかんだ言っても、ほんとはあの人もこの人も大好きなんだけど。
強くそう、思ってる。


深夜の都心の公園にて。


冷風が身を切り、蛍光灯のチカチカが胸と脳みそをこだまする。










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KUSA. 喫茶の定休日は、毎週木曜日と金曜日。
最終週の日曜日と月曜日。(今月は1/25(月)と1/31(日)です)



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'16.01.20.





用があって久しぶりの高円寺。
のどか。
ぷらぷら歩きつつ、何となく佗しい。

街のアンダーは変わるね。風景というか、匂いが。

高円寺平和劇場だとかムービー山小屋だとか。ずっとずっと昔。
そんな政治も文化もファッションも関係なくごちゃ混ぜに、ダイナマイトのごとくひりひりしてた空気ははるかかなた、2016年、今はもう、住み心地の良い宅地の中のアンダーグラウンド。

まあどこの日本の都市も斜陽なのだから、似たようなものだけど。
昇っていくマニラやジャカルタとは違う訳だしね。






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そもそも、高円寺にアジトを置いてサブマリンしてる人達ってほんとに貧乏なのか?って考えると、ほとんどはそんなことなく演出的貧乏派、嗜好的貧乏派。
だから、そういう人たちが、「貧乏的」なことを語るのは面白いのだけど、本物の「貧乏」を語り出しちゃうから調子が狂うのだな。

リアルな貧困は、全然関係ない別の、コンクリートタウンや冷凍都市にこそ顕在しているからだ。






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'16.01.17.

キラキラした乱反射の後の、
雨の雫。






最底辺から脱出して、旧市街へと向かう途中。
そんな風景。
そんな魂胆。
そんな正義。




あの人の言う「象徴」なんて言葉は
嫌いだ。







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'16.01.14.





真冬の郊外都市の、澄み渡った午前中の空の下。

脱獄に成功した束の間のように、あらゆる事が自由に思える錯覚。

貧困、某略、搾取、暴虐、
虐げられた生き物たちの救いのなさはそんな錯覚の中に覆い隠されている。

裕福な者たちは往々にして、繋がりと優しさと大らかさがあれば、世界は救われるなどと腑抜けた事を言う。

だから、着地点が見当たらない。
いつになっても、消滅するんだ。





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'16.01.13.




気持ちのこもったものを頂いてばかり。
風邪をひいたと聞いて差し入れてくれた、とても温かく、香りの滲み込んだ生姜湯。
手料理の数々。
もらえないよ、その人は自分より遥かに大変な思いをしているのを知っているから。
心で泣きつつ、感謝するしかないんだ。









黒豆が好物だとふと伝えた事を覚えて下さって持ってきて下さった。
貴重な豆を使って、貴重なお醤油で味にアクセントを加えているらしいのだが、
兎に角、あり得ない奥ゆかしい味わいなのだ。







熊谷の老舗ばらやさんの大福。食べた事のない美味さだ。満腹の別の胃袋に染み渡る。









飲んでみたかった一保堂のくき玉露。
玉露であって、玉露でないような素晴らしき日本茶。






私たちはこういった貴重であったり、手や気持ちの込んだ頂き物を頂戴するだけの何かを、果たして提供出来ているのだろうか。
激しく自問自答。
何だか、たまらないや。



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'16.01.10.






この世で最も好きな空間的ランドスケープのうちの一つ。
何処かは言えない。

「幸せの入り口が腐っていて入れない」ように思えたとしても、こじ開けて強行突破する事が出来たなら、辿り着けるかもよ、と
希望を持たせてくれるような。





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'16.01.09.

もう、海風に翻弄されて、海遊し続ければいいって、
無国籍なステーキハウスにて、
漠然と考える。







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KUSA.'s coffee beans→『真木テキスタイルスタジオ+tocoro cafe』

今や全国各地で引っ張りだこの天才泡ラテスト「tocoro cafe」さん、今年の第一弾は「真木テキスタイルスタジオ」さんにて1/8(金)〜1/14(木)の7days。

『端裂・反物市2016』でのドリップ。

今回、KUSA.喫茶がドリップ用のビーンズも担当させて頂きました。
tocoroさんのエスプレッソはエイジングも重要視されているので、ある程度寝かせてから納品をしているのですが、今回はドリップなので、かなりほっかほっかなビーンズをお届けしてます。

販売もございますし、市自体も貴重な布物が並ぶようですので、是非、足を運んで頂きたいです。







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