原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'15.10.31.






私の見る曇った景色や、

私の見る子供の小さな背中や、

私の犯す小さな判断ミスや、

私の感じる廃墟。

大切な家族。



独身の友人に尋ねられ、私は答える、
「ねえ、信じられる?
自分以外の誰かが元気なく肩を落としてるとして、その事を自分が24時間、気に病んだりすることはきっとないだろう。
子供の存在は違うんだ。
例えば子供が友達とうまくいかなくて、何日もしょんぼりしていたら、仕事中だって片時も、その事が自分の頭を離れなくなったりする事があるんだよ。」


それでも、私達は、淡々と前へ進む。

目に見えぬ地雷が埋まった旧市街地を。
偶然が重なったかのように無意識に爆発をすり抜けながら。

確信しよう、即ち、手の繋げる距離にいる全ての人達は、戦友であると。

















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KUSA.'s coffee beans→『natulinne』

肩幅の小っこい、少し起毛仕立てのボーダーパーカー。

タフで、暖かく、もう何年も息子が着ていて、似合っていて、すごく嬉しい。

『natulinne』さんのしっかりした作りの作品だ。

今回は、大人もののお洋服中心に、ギャラリー林檎の木さんにて、『natulinne』さん主催の「暮らしの中の小確幸」のイベント。

10/30(金)、10/31(土)。

様々な作家さんとともに、KUSA.喫茶は季節ものの三種の珈琲豆を提供させて頂きます。







楽しい。暖かい。安らぐ。幸せ。

きっと、そんなイベント。

是非、お立ち寄り下さい!





KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
KUSA.'scoffeebeans→『tocoro cafe at 真木テキスタイルスタジオ』

『出張tocoro cafeさん』が、秋の真木テキスタイルスタジオさんに登場です!

「パストラルの秋 ウール・シルク・パシミナ」展
10/30(金)〜11/5(木)

秋の武蔵五日市の外れ、素晴らしい敷地内にて展開される布物の展覧会とtocoro cafeさんの泡ラテの邂逅。

是非、足を運んでみて下さい。
貴重な秋のひと時をお過ごし頂けるかと思います。







今回、提供させて頂く珈琲豆。
こちらも攻めてます。
つまりは、イタリアンの先に見える世界。火はぎりぎりを保ち、排気はぎりぎりのラインに閉じ込める。

ご堪能下さいませ。




KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
'15.10.24.





次のフェイズは、最果て。











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月の最終日曜日、最終月曜日は定休日です。
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'15.10.20.

全てを覆い尽くすような秋模様だ。









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そう言えば幼少の頃、福井に住んでいたのだが、豪雪の中の北国の風景は、朧げながらも未だに特別な記憶として脳に刻まれている。

雪景色の中の木造駅舎のランプとストーブ。太平洋とは何かが違う日本海の波の色。雪融けの後の小さな商店街の水たまり。朝一番の氷柱。


そうだ、丁度、子供も記憶を宿すような歳頃、秋の行楽を兼ねて、自分の故郷の一つへ旅したいと思った。


母に電話してみる。
福井に行ってみようと思うのだが、と。
東尋坊とかよく覚えてないのだけど、どうだったかな。

『東尋坊?? ただの崖たい。』


越前蟹は最高だと聞くが。

『そりゃ蟹は美味いが、近所の魚屋で買えばよか』


古寺や神社に見所があったような。

『似たような寺や神社がいっぱいあったが忘れた』


うーん、
ならば、福井まで行くのは断念していっそいろは坂で紅葉狩りなんてのも悪くなかろう。
いろは坂ってどんな感じだったかな。

『ただの坂道たい』



静かに受話器を置く。

話にならない。。。















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'15.10.19.

ひょっこり現れては、言葉少なに説明を聞き、大切そうに豆や焼き菓子を買っていく人。

そして、店内が少し和らぐ。

こういうのって、その人の持って生まれたオーラのようなもので、伝播する。

店は、店員とお客様とで作られていくのだなぁと改めて実感する次第。











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'15.10.18.

ブラジルの豆、KUSA.では、産地別ではベスト3には毎年入る人気のある産地ですが、サビ病などの被害もあり、かなりの減産、ソールドアウトになりました。

12月、クリスマス前の次の入荷までお待ち下さいね。




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新入荷。


『コスタリカ ラ・ケブラダ農園』の豆。




『ケニア カイナムイファクトリーAA 』の豆。



昨今のスペシャリティーコーヒー業界、サードウエーブの流れの中では、優れたナチュラル精製のものや、ゲイシャ種などなど、本来珈琲の原生とも言える、特別に個性的な香りを放つ珈琲が脚光を浴びていますし、KUSA.でも特別な人気を誇ってますが、上記2種は、それぞれ中米、東アフリカの大地が産み出した酸味と苦みとクリーンさが調和された、真っ当な珈琲に仕上がってます。

この様な真っ直ぐな珈琲も素晴らしいです。

どちらも、深過ぎず、浅過ぎずの、絶妙なラインで調理しておりますので。







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'15.10.15.

南の方へ、農園を視に行った。
目指していた農園たちは、台風や水害で壊滅的だった。

麓の都市の外れに、ビンテージミシンのズラっと並んだ硝子を見た。

綺麗だった。

荒れた農地にも、また緑が舞い戻るに違いないと思った。






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最近、50年代の吉本隆明の本を読む時間が増えた。
吉本や吉増の現代詩の優れたところは、まずその文字量の多さにあると思う。
現代詩は、圧倒的に、文字量こそが必要なのだ。


『 おれが讃辞と富とを穫たら捨ててくれ

もしも おれが呼んだら花輪をもつて遺言をきいてくれ

もしも おれが死んだら世界は和解してくれ

もしも おれが革命といつたらみんな武器をとつてくれ 』





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すみません、事情により、今週18日、日曜日より通常営業です。







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10.14.

新宿
西口
広場
革命
武装
行進

旗を振る

そして、今


私たちはちんどんみたいな仕事をしている。
喫茶店など、そんな仕事。


20年前に発行された網島徹の「ちんどん屋」。
今は絶版、でも傑作。









休み中も沢山の通販依頼、ありがとうございました。


すみません、事情により、今週18日、日曜日より通常営業です。


フレッシュな珈琲沢山。

宜しくお願い致します。







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夏期休暇のお知らせ.

9/29(火)より10/17(土)まで、夏季休業となります。


珈琲豆の通販に関しては、通常より少々お時間を頂戴する場合がございますが、稼働しておりますので、秋のひと時に是非ご活用下さいませ。

焙煎スケジュールは、『公式HP』をご参照下さい。




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急進派であり、辺境派、人間改革人。

無事、ランディング。

サヨナラ。

胸が、張り裂けそう。








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