原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

9/1(火)の営業について

9/1(火)は、諸事情により、焙煎デー、
珈琲豆とデザートの販売のみの日となります。

申し訳ございませんが、喫茶はございませんので、ご了承下さいませ。

KUSA. 喫茶


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08.26.


猛烈な熱波のピークも過ぎたのでしょうか。

ここ外房にも、朝夕には少しひんやりとした、10代の頃の感傷に浸ってしまいそうな、そんな涼しげな風が吹いてます。







晩夏。


この夏は、一度死んでしまった。

ロックが、革命が、レジスタンスが、
一度死んだように。

先月、鶴見俊輔さんが亡くなられた。
若かりし頃、幾度、言葉を反芻したことか。

私にとって、どんな理論的なビジョンよりも、人類が産み出してきた言葉や詩や唄、ペインティングは、何よりも最大の救済であり、確信であります。


『物語は、からだのなかに宿り』、
『大切なものは、あいまいな、ぼんやりしたもの』であるからだ、
と思う。







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08.25.

KUSA.の所在する長生村。
今や千葉県内で唯一の村となった。

ここへ観光で来る人がいるとしたら、何を求めてくれば良いのか。

良く言えば静寂さ、悪く言えば何もない。本当に何もないのだ。

隣町の一宮のアメリカンサーフィンカルチャー的な賑やかさもなく、テニスの町として有名な白子町の、大学生的フレッシュさもない。


でも、多分、「村」なんてそんなものだ。
比較的穏やかな海、幾つかのこじんまりとした観音様と鎮守の杜、そして、せっせと営み続ける何店かのオルタナティヴな個人商店があればいい。






『千葉県公式の長生村ガイドサイト』に、「noraさん」、「nayaさん」と共に
KUSA.喫茶も掲載して頂いております。


「なんにもなさ」を目指してこの村を訪れる機会がございましたら、ご参照してみて下さいね。







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お知らせ

残暑厳しい折、皆様いかがお過ごしでしょうか。


本年のリキッドアイス珈琲は完売しておりますが、サーバーにたっぷり氷を張った上に、マンデリンやストロングローストをヒタヒタと抽出して作るご自宅でのアイス珈琲も格別です。

お試し下さいませ。



さて、
明日24日(月)、25日(火)と、機械関係の諸トラブルにより、13時からのオープンとさせて頂きます。
勝手ながらどうぞ宜しくお願い申し上げます。




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KUSA.'s coffee beans→『fetr』

要ご確認情報ではありますが、
明後日25日(火)、
ユーカリが丘のご自宅カフェ『fetr』さんにて、
八千代のカフェふくろうマスターがKUSA.ブラジル豆をドリップして下さるようです。

まろやかなブラジルナチュラル精製フルシティーローストが更にまろやかかつコクのある味わいになるのではないでしょうか。

是非ご賞味してみて下さいませ。



KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
08.17.

人間は自分なりの幸せを求めているものだが、彼女もまた彼女ならではのユートピアを探している。

しかし、世界には光景的な桃源郷はあれど、天国のような生はごく少なく、逆に泥沼のごとく人生は溢れんばかりで。






友達が来て、束の間、
海辺で寝転ぶ、
小さき我ら。


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KUSA.'s coffee beans→『kibi cafe」

ある日、幾つかの考え事を抱えながら道を歩いていると、看板があるかないかのような店の扉が見えてくる。

カフェだ。

静かに扉を開け、静かに席に着き、水で口を潤す。

こだわりのあるメニュー表と、
信念に揺るぎがないかのような姿勢の店主。

珈琲の挽く香りが小さな店内に広がる。
太陽の光がゆらゆらと差し込む。

何人かのお一人客。

食器を洗う音。

濃厚な珈琲と焼き菓子。

そして、深呼吸。



その頃には、幾つかの考え事のうちの幾つかはリセットされている。

「ごちそうさま」と言って、店を出ると、同じ街の風景がさっきまでとは何かが違って見える。

往来のちょっとした騒音。
自分に向けられたカップル達の視線。
ショーケースに並ぶ骨董や洋服。

自分に無関心そうに思えた全てが、
今は自分の親しい味方となって、
語りかけてくれるように感じられる。

分かる人には分かる、分からぬ人には分からぬ、しかし、完璧なカフェの、それは一つの特徴だ。







『kibi cafe』。
吉祥寺の裏通り。

夏営業中の営業時間などは要ご確認を。








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08.15.

灼熱都市の真ん中、何の躊躇もなくさり気なく裏切る奴らの群ばかりを。
瞼に焼き付け、又は見ないふりをし、待合室に充満してる1分間に500もの戯れ言と嘘を。
記憶に刻みつけ、又は聞き流すふりをして。
我々は、

少しづつ、しかし確実に劣化を続け、
いずれ行方をくらますしかなくなる
だろう。


そして、灼熱都市を去るその前に、一杯の高濃度のアルコールか珈琲液を与えよ。

バーテンダーや焙煎職人は、その為にこそ存在している。









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完売のお知らせ.

お盆前ですが、本年のリキッドアイス珈琲'15は、全て完売致しました。

どうもありがとうございました。

来夏も存分に頑張りますので、
どうぞお楽しみに。


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08.03.





都会の夜の灯りの下では大抵いつでも、
女たちの醜い会話と、男たちの覇気の無い言葉、または暴力的な嬌声。

そして、そうであるからこその生物的な人類たちのカオスな愛おしさも共存。


逃亡せよ。








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