原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

KUSA.'s coffee beans→『fripon-friponne』





兵庫は芦屋から毎秋恒例になりつつある、『ben:chi』『88/90 Products』さんによる「暮らしを灯す」展。


9/30〜10/4

at 『fripon-friponne』さんにて
船橋市本町



それはそれは風情のある古道具、ランプの数々が並んでいます。



その横に、今回もちょっとだけKUSA.喫茶ローストの珈琲豆を出品させて頂いております。


「KUSA.の深煎りブレンド」

「ニカラグア フローレンシア ナチュラル精製 ハイロースト(中浅煎り)」

「ケニア カンゴチョファクトリーAA フレンチロースト手前(やや深煎り)」

の3種。





我が相棒焙煎機の遠火のバーナー火力を絶妙に浴びせながら、香味を閉じ込めた珈琲豆たちです。


簡単な香味の説明を珈琲袋につけておりますので、是非、店頭で確認してみて下さい!


焼き菓子、パン、野菜作りの職人さんたちも出品されているので、この機会にどうぞ船橋の隠れたセレクトショップ『fripon-friponne』さん
へ足を運んでみて下さいね。



同時出品者様たち

kiredo Fast VEGETABLE さん

よしこのぱん さん

marmelo さん








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この世は、幾つもの小さな偶然の積み重ねによって築き上げられている。

だからこそ、そこには不条理が生じ、苦しみも訪れるが愉しみも生まれる。


『スリルのない人生なんて、いらない』

最近、突っ張らずに、そんな言葉に同感できる歳頃になった。

最高。





KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
09.24.






秋の東京タワーの真下の秘密の地下壕みたいな場所で、生豆グループの総会。

色々。

その中の一つの議題。
コロンビア珈琲の多様性について。

コロンビアは幾つかの大きなエリアに分かれていて、そのエリアの中でも3、4つの珈琲生産地区に分かれている。
どの珈琲生産地区も、それぞれ土壌性や栽培品種が異なり、複雑多様な香味を産み出す。


KUSA. 喫茶で現在取り扱っているコロンビアはナリーニョ地区の「アメヒオ・サンタクロス」。
ナリーニョの珈琲は、マイルドに焼き上げておりますが、コク、ボディ感があり、冷めても甘さを残していきます。

人気あります。

機会がありましたら、公式HPより是非どうぞ。







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日々のこと - trackbacks(0)
09.19.


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新富町界隈。

この辺りはそんなに立派な暖簾ではないものの、香ばしく伝統的な江戸前の天丼を頂けるお店さんが多く、時折、足を運びます。

珈琲店も、昔ながらの純喫茶がメイン。

町の空気感というものは、結構な割合で、個人商店らの歴史の堆積により彩られている。

「時の先端は、全てではない。」


灰色の鉄筋コンクリート建造物。

背面3mを通り過ぎる救急サイレンの音。

裸ランプの下の野菜露店。

前を歩く女性の、少々野暮ったいワンピースの金バックルに、微かな光。

諸々。





日々のこと - trackbacks(0)
09.15.





続く道は空洞で、所詮舗装道路ではあるけれど、
未開社会、非文明化社会のぽっかり空いた時間を
思わせる。

午後は3時。

私達は怠っていたのだ。祝福の為の空洞作りを。









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3連休は沢山のお客様に足を運んで頂けて嬉しかったです。


わずかな休暇を、ささやかな珈琲と少しのパンなどで
楽しんで頂けたとしたらとても有難い。


ナイロビの郊外にふと訪れるスワヒリ的静寂みたいなささやかさであっても。







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KUSA.'s coffee beans→「Cafe GROVE」.


開店してからまだわずか数ヶ月にして、今や富津で最も勢いのあるお店さんの一つではないかと思わせる珈琲主体の木立ちの中のカフェ。



「Cafe GROVE」さん。




千葉県富津市亀田1237




「海的、山的、川的」秘境の中で、カフェプレートとパンのようなパウンドケーキ、そして珈琲。

KUSA. 喫茶が選りすぐりの豆を提供させて頂いております。


朗らかなマスターやスタッフさん、アーティストのご両親達に囲まれてしばし浮き世のしがらみから離れて、心地良いひと時を!




KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
09.13.




一宮は裸祭り一色。

息子も勿論出陣。


珈琲は、深煎り色で。

良い初秋だ。




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09.08.

ああ、秋の様相。

嬉しい話もいっぱい。







自分など、物心ついた少年の頃から、あぁ明日も学校かぁなどと憂いがちに考え、就労年代になっても通勤つらいなぁと鬱々とするようなマイナスオーラな人間だったので、小二の息子が「早く明日にならないかな! 図工で車を作るんだよっ!」と浮き浮き語る様子を見てると結構驚く。



願わくは、あらゆる災厄をはね除け、
その純粋無垢さを誠実さへと昇華させて欲しい。



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09.07.

少し余裕のある夜に、無音の中、写真集をパラパラ眺めていくのは、自分にとってはある種、かけがえのない時間でもある。




「対岸」
百々 新

二年前の傑作。






トルクメニスタン、カザフスタン、イラン、アゼルバイジャン、ロシア。
カスピ海周辺国家のみの、猥雑で殺風景な町々のワンシーンを切り撮り、観た人の脳裏に刻み込ませる。


特に沁みたのは、イラン北部の町と、今や火種のロシア、グルジア国境から東岸。


文明の源たる神聖さと、文明の終焉を思わせる空虚さに支配されていて。






ART ? and SHOP? - trackbacks(0)
9月の営業日程.


明日、9/6(土)は、都合により、臨時休業とさせて頂きます。

9/20(土)、9/23(火)、珈琲関連の会合などへの出席によりお休みさせて頂きます。


大変ご迷惑おかけして申し訳ございません。






夏期休業予定もございます。
決まり次第、公式HPなどにて告知させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。







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09.01.

なんとなぁく、なんとなくではあるけれど、サーファーの聖地、一宮海岸沿いの夏の喧騒も過ぎ去り、関係ない我がKUSA.喫茶も程良く落ち着き、淡々と珈琲店としての業務を全うさせて頂いてます。


それでも、大体この位の時間から、明朝の焙煎プロファイルを組み立てていく感じ。



そして、最後に、もし余裕が残っているなら、子供を起こしてしまわぬように、小さな灯りで本を読む。

「それは無意味な時間潰しであった。しかし、私たちのすることで、何か時間潰し以外のことがあるだろうか。」


懐かしき60年代の日本文学。

美しいレトリックではあるものの、こういうやや退廃的でアンニュイな言葉がすぅーっと脳に受け入れられる時代があったのだ。

さて。時間潰し以外のこと?

もちろん、ある。


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