原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

06.29.



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美しきミュージシャンの、クールなミサのごとくライブの為に、何百袋もの特別な珈琲豆を納品。


全ての受け手の方に幸福と静寂を。




日々のこと - trackbacks(0)
06.25.


「かえりの合図、待ってた食卓、そこ、きっと」


マームとジプシーというカンパニーは、解体と実験的演出をバックボーンとしてはいるが、そのテーマの根底には「感傷性」というのがあって、2020年代を目前にした今、そういうセンチメンタリズムがどう機能していくのか、このカンパニーはその事と真剣かつ滑稽に格闘しているように見える。

そして、その格闘の仕方ががむしゃらで、ほんとに胸に詰まるものだから、再びまたこのセリフの渦に包まれてみたくなるのだ、なぁ。








しかし、マームにしろチェルフィッチュにしろ、ライブを重ねるにつれ、青柳いづみという空恐ろしい女優さんの存在はどんどんどんどん大きくなっていく。

最も正常で的確で滑舌の良い演技をこなしているのに、最も狂ってるオーラを纏う。

今回、出演されていなかっただけに、取り分けその存在感が増してしまうという凄み。

開演前、青柳さんと少し話せる機会があった。人と話すの、全然緊張しないけど、自分の感性がほぐされつつもこんなに緊張もしてしまうというのは初めて。

大谷能生さんとか川上未映子さんだとかがコラボしたくなるのも当然か。


まあ、とにかく。



どこかの屋台の匂いのぷんぷんする雑踏にいたって、今の私には、かえりの合図がちゃんとあって、更地にされて造成された環状道路、あるいはダムの底に沈んだ村、そこから一歩、足を踏み出す事さえ出来るんだ、という現実に密かに絶望してしまう訳です、私は。








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「KUSA.のリキッドアイス珈琲'14」。
一時的にご予約完売中です。

来週から再び発売しますので、
何卒ご贔屓の程。





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尚、KUSA.喫茶の6月後半営業日程は、6/30(月)、7/1(火)をお休みとさせて頂きます。

大変ご迷惑おかけ致しますが、どうぞご了承下さいませ。


ART ? and SHOP? - trackbacks(0)
KUSA.'s coffee beans→fripon-friponne.






いよいよ今週、6/28(金)〜6/30(日)まで
船橋市「fripon-friponne」さんにて、例年恒例の『うれしいもの・おいしいもの市」が開催されます。

今年も素晴らしい店舗さん達が出品されてます。

KUSA.喫茶からは、イングリッシュマフィン、リキッドアイス珈琲'14、珈琲豆3種のお届けです。


珈琲豆は、
「フローラルブレンド”kajitsu”」

「エチオピア イルガチェフェ地区 サワナ農園 ナチュラル精製 ハイロースト」

「グアテマラ ラ・ホヤ農園 フレンチロースト」

の三種。

全て味比べしても違うのが分かる個性的な珈琲豆たち。

是非、夏のお供にお楽しみ下さい。



















KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
6月後半の営業日程.

大変ご迷惑おかけ致しますが、諸事情により、
6/21(土)、6/24(火)はお休みとさせて頂きます。


どうぞご了承下さいませ。







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毎年恒例、狂ったTシャツイベント、LOS APSON?。


ここで、レジスタンスTシャツ買って、
ようやく
私にとっての夏の始まり始まり。


頭ぐるぐるする前に。







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'14.06.14.





セカイ系なる言葉がもう何年も前から囁かれているからという訳でもないが、純粋な世界という言葉の使われ方(世界の人口だとか、世界の気候変動だとか)以外で、「世界」なんてフレーズを文章に使う際にはよくよく慎重になってしまうし、ましてや表現の分野で、「世界」なんて言葉がメインタームとして使われていると、今やゾッとしてしまう感さえある。


でも、ヨーロッパの知人が、パリで開催中の杉本博司さんの写真とインスタレーションの展覧は素晴らしいし、パリでの評価も絶大だと言っていたので調べてみた、その展覧会名
「今日 世界は死んだ もしかすると昨日かもしれない」
には、良い意味でクラクラしてしまった。


カミュの異邦人のレトリックだろうけど、何より、ずっと昔から、私は、「世界はもう数十年も前に終わってしまっていて、我々はその死後を歩いているのだ」という感覚を持っていたからだ。



今は午前4時近く。
月は満月にほど近く。

それは、悲観的だとか、ニヒリズムとか、そんなのでなく、きっと本当にそうなんだろうと思うよ、多分、。


でも、進むんだけど、さ。



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'14.06.11.





長生村、すごい暴風になってきた、夜半過ぎ。
排気調節も微妙になってきたので、本日の焙煎終了。もう寝よう。



寝られるかなぁ、寝付けるかなぁ。



放浪なんて言葉、だまし絵みたいに好かないけど、
こんな夜はさすがに放浪詩人、W.H.デイヴィスの
「超放浪自叙伝」でも読みながら眠りにつきたくなる。

ああでも、訳書なくて、英書だから、眠気に負けちゃうに決まっているが。



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'14.06.09.


もう少しで飛べる、とか
思ってたのに、なぁ。


地上にナトリウムが降るって
言うので。







深夜3時に、「optrum」をリピート再生してみればよい。闇夜だけでない、朧げな美しい光が浮かんでくるから。





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'14.06.08.

本年はプライベートを含む諸々の事情により、不定休がやや多くなる予定であります。

明日、6/9(月)は、臨時休業になります。







はーぁ、と溜め息つくような日は、全てが空回り。
良くないなぁ。
人間だから仕方ないけど。
いつも笑ってばかりはいられない。


嘆き悲しむ時間に寄り添う珈琲というのも
あっていいのだし。


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'14.06.07.

本年はプライベートを含む諸々の事情により、不定休がやや多くなる予定であります。

6/9(月)は、臨時休業になります。










有名なProbat のサンプルロースター。





某店のもの。
勿論、欲しくなる。Probatのサンプルロースターは、
少量ローストでも再現性が高く、サンプルロースターを
持たないKUSA.では新入荷の豆の度に数kgずつ、
テストローストしていかねばならないので、いつも見かけると指を咥えながら見とれてる始末。



一杯の珈琲は、正に一期一会。
あなたが、今、この瞬間に口にした珈琲を体験することは、もう二度とないでしょう。

農産物である生豆は一日一日少しずつ少しずつ変化していくし、焙煎において完全100%の再現性はあり得ないし、ロースト後の焼き豆も、それはまた刻一刻と変化していってる訳です。


明日もまた、悪天候ではありますが、明日のその一杯だけの珈琲と、是非お会いしましょう。











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14.06.04.

取り敢えずの暑さも今日までなのでしょうか。
ロースト中は30度超えです。



そして、仕事は佳境に入っていってます。
週末には、素敵なアーティストの博多ライブの
珈琲豆も控えておりますので。



疲れてきたので、夜更けにポツンポツンと業務打ち合わせなんかも含めて、世間話的息抜きメールのやり取り。こういうのを、チャットするって言うのでしょうか。でも、こんな時間帯に、チャットやスカイプ出来る友人がいるというのは、いいものです。



考えてみれば、店を持つ事が出来るまでは、裏街道ばりの仕事ばかりだったので、今、この程度の残業で身体にガタがくることは予想できませんでした。
20代は休日なんか無いようなもんだったし、よくてカプセル、大抵は倉庫で仮眠したり、泪橋や裏新宿の安宿で、タオルケットにくるまって、やり過ごしてました。
クリスマスのネオンも、年末の商店街の活気も、バレンタインの煌びやかさも、着ぐるみの中から遠い世界を見つめるように、眺めていたような感じ。







初めて見た、10年越しの我が愛機、ビンテージロンジンの内部です。友人に診てもらったりしてます。
赤いパールがビスがわりに16個。ネジは珍しい削り出しものを使われてるって事で、テンションもアップします。
30代に入って、初めてボーナスなるものを頂戴した時に、恐る恐る奮発した機なので、思い入れも深いんですね。




時半ば。
これからもうひと仕事。
昔、どこかの歌い手は、言葉などもうないだろう、と歌ったが、今、私は言葉にくるまれたいと思う。切実に。
言語の意味をなさない生まれたての赤子の産声、何処からか聞こえてくるわんぱく坊主らの嬌声、そんな、呪文みたいな言葉たちでも構わないので。
ただただ、くるまれていたい。



頑張ろう、みんな!










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