原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

12.30.

KUSA.喫茶は、年末年始も通常営業です。(木・金、定休日)
1/1元旦は、普段の水曜日は販売デーなのですが、
喫茶も営業しておりますので、年初めの珈琲を
是非どうぞ。








深夜のタクシー運転手さんは、行き先を告げると
静かにコクリと頷くだけのような人で、綺麗に空調の
温度管理をしつつ、静かにラジオドラマなんかを
流してて、少しばかり恥ずかしくなったよ。
素知らぬふりして、真っ暗な車窓眺めて、訳もなく
スマホいじったりしてた。
ラジオドラマでは、「さようならは二回言うもんじゃあ
ないんだよ」なんてセリフを言ってて、金延幸子の
古い歌詞とか思い出して、ぼんやりとただぼんやりと
エアコンディショナーの空気の中にくるまっていたよ。



深夜の食堂では、他愛もないドラマが録画で流れてて
好きな女優さんが出ていたものだから、ぼぅーっと
眺めてた。
でも、その若い演技派の女優さんにしては珍しく、
演技ベクトルのミスを冒してるようなちゃちいセリフ
回しで、余計なお世話だけど少し凹んだ。
伸びた蕎麦をたぐる手も進まぬまま。






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今日、大晦日と、この9年で最大量の仕込みをしてる。
身体はしんどいけど、とっても嬉しい。幸せ。
本当に色んな人に、感謝を伝えたい。








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「KUROSAWA」ベビーシューズ、とてもワンダフルな
新作入荷。
男の子にも女の子にも。
早い者勝ちです。




日々のこと - trackbacks(0)
12.26.

大晦日に向けて、大量の発送業務を
こなしているところ。
江戸時代の、年が押し詰まった慌ただしさに覆われた
下町商店のように、全てがせわしなく、でも幸福に
過ぎてゆく。


プライベートのクリスマスも、ワイン片手に七面鳥を
取り分けて、なんて余裕など勿論なく、ただただ
光陰矢のごとく親と子の役割をこなしていく。


子供たっての希望のポケモンケーキ、
私達のKUSA.シュトーレン、
そして、職人魂が沸き立つ様な「sens et sens」さん
シュトーレンをそれぞれ食卓に並べつつ。




美しく、重厚感溢れる、美味しいシュトーレン!








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そして今、小雨降る夜、ゴールデン街外れの
実験音楽バーにて、気の置けない友人と密談中。

夜更けに、白い息も途切れ途切れで。








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友人、名店だったcorbのオーナー様・佐竹環さんの
ワンダフルな「ながチョッキワンピース」展、経堂の
「cafe+gallery 芝生」さんにて29日(日)まで開催中です。
お近くの方、お見逃しなく。


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12.21.

連日、沢山の出荷に追われて、閉店後の店内も
段ボールや生豆の山積みでコンフュージョンだ。





仕分けの傍らで、年末に向け、大雑把な収支決算を
試みるもへこむ事案ばかりで、気が晴れず。

でも、この山積みの先にいる、津々浦々の店舗さん達の
頑張りの息吹きこそが、今の自分を支える原動力に
なっているのだ。





深夜12時。
しんと冷え切った部屋。
控え目なボリュームで流れ続けるZeena Parkinsの歪んだ
音色。
乱雑に積み上げられた書物。
裸電球に群がる、小虫たち。
そして、穏やかで微かな子供の寝息だけがベッドから
スゥスゥと伝わってくる。

生命。


どっかのドラマで言ってたことを今夜、復唱しよう。


『俺はこの子に明日への希望を伝える。
君は、どうか愛を伝えてくれ。』





日々のこと - trackbacks(0)
12.20.

先週は、友人の大橋トリオさんのクリスマスライブへ。

思いの外のぶ厚いリズムセクションと、
トリオさんの透き通ったボーカル、ストリング
といった繊細さと荒々しさを含んだ布陣。







感動的な歌? 柔らかさ? 温かさ? 幻想的なバイブ?
素晴らしい表現者たちに
安易な言葉なんかいらない。

今、私達の心身に、必要な何かがあって、その必要と
していたものが音と空気となって、目の前に確かに
あったということ。

ありがとう。




ART ? and SHOP? - trackbacks(0)
12.15.




膨大な知識を手にいれて、目の前の過酷な現実と
闘っているように見せかけながら、その実、実はただ
自分の特権の中で戯れているだけの、つまらない人間たち。

私はそれを正義とは呼ばない。
「薄情」と呼ぶ。






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「X'mas blend '13 from KUSA.」

12/25までの、期間限定の珈琲豆です。

ご興味のある方は、公式HPをご覧下さいませ。


日々のこと - trackbacks(0)
KUSA.'s coffee beans→




人は自分以外の誰かにこんなに優しくなれるのか、私は
人間というのはほんとのほんとは残酷な生き物だと
思っているのだが、ある日、ある時、ある場合に、無償の力で人に手を差し伸べられる人もいる。


病いに伏すあなたが、それでも誰かを救おうとする姿を
見て、冬の寒さの中、心臓が止まりそうになるのです。


KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
12.08.

「KUSA.のシュトーレン'13」は、全てご予約完売しております。
ありがとうございました。








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初冬の木漏れ日。
KUSA. 庭で。


私達は、宇宙を構成する歯車の一ミクロ。

全ては、奇跡だ。



日々のこと - trackbacks(0)
KUSA.'s coffee beans→

膨大な量の珈琲豆たち。

画像×6。

最高のアーティストへ、
最高の珈琲豆の混合を。










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しんしんと冷え込む夜、家族の寝息だけが充満してる。

ふぅーっ、そして、ほっ。

あなたにも、私にも、ほら、ちゃんとセンチメンタルが
宿ってる。

ダメージを受けた夜には、誰かの呼吸の気配こそ
暖かいものはないから、ね。
最新のエアヒーターよりも、ずっと。





日々のこと - trackbacks(0)
KUSA.'s Stollen→gallery ten.




「KUSA.のシュトーレン'13」です。

限定約100本、明日から順次、お引き渡ししていきます。

師走のしんしんと冷えこむ夜、クリスマスまで
1cmずつスライスしながら、ゆっくりゆっくり
お召し上がり下さい。





それに先駆けてという訳ではありませんが、12/2(月)、
大網の「cafe+ gallery ten さん」にて開催される『ロデヴとシュトーレンの会』に
7店舗の看板シュトーレンと共にKUSA.のシュトーレンも出品させて頂きます。

個人的にもフェイバリットなパティスリー
「ジョエル・ロブション」にてベーカリーシェフを
務められていた金林氏にロデヴと各シュトーレンを
案内して貰える会になるようです。

販売もあるようですので、是非、足を運んでみて
下さいね。








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今年もあっという間に、もう師走。

全ての労働者は、言葉通り、猫の手も借りたいほど
だろう。

ささやかな幸せ、なんて手垢の付いた言葉はいらない。

暴虐、貧困、欺瞞、独裁、テロリズム 、穢れ、退廃...
あらゆる邪悪な魂に塗れきったこの地上から、
「命懸けの幸せ」を掴み取るべし。


全ての人に、幸多き一年の最後を。








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