11.27.
2013.11.27 Wednesday 23:14
道端をじわじわと這う、この未確認物体の如く珍しい
芋虫の様に、所詮この世は絶望であり、私達の
人生なんてふとした拍子にいともたやすく吹き飛んで
しまう、それも木っ端微塵に。
なんていう事実を若い頃には実感として知らなかった
ものだから、逆に今になって強くシンパシーを感じて
しまうんだな。
一つの地で踏ん張り続けながら目の前の仕事を丹念に
こなしていく周りの仲間の姿勢に。
この、小さな店を訪れてくれる、NYの偉大なフラワー
アーティスト、東京の誇り高き時計職人、この地で
か弱き人達に寄り添い続ける崇高なソリスト、
その他諸々の地道な友達たちに、大いなる感謝の念を。