原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

08.31.



こういうジプシー的に研ぎ澄まされた
作業場から
あらゆるインスピレーションを得るのだ。

at 「KUROSAWA」










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人が人を非難する。

人が人を見下す。

「まずは、自分の弱さを恥じてからだ。」





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KUSA.'s coffee beans→kibi cafe



今月の「kibi cafe」。

日時 8月31日(土)
12:00〜21:00

場所 西荻窪 +cafe

Pomme de terreさんのベーグルとともに。


食べたら止まらなくなるようなガレット、
kibiボウル。

「KUSA.ブレンド」「KUSA.の深煎りブレンド」
との相性も良いので、是非、足を運んでみて下さい。











KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
08.26.

梨どころの千葉県では、ちょっと前から「幸水」から
「豊水」へと収穫が変わってきてますが、「豊水」が
店の棚に並び始めると、ああ夏も終盤だな、と感じます。


で、「幸水」と食感、甘みはほぼ変わらず、水分が
少しふくよかで酸が少し感じられるのが「豊水」だと
認識してますが、これは珈琲でいうと、コロンビアの
優れたティピカ種と、グアテマラのブルボン種の違いに
似ている感じがします。
この二つの産地の優れた出来の豆であれば、梨の
味わい以上に嗅ぎ分けるのが難しくなってきます。


でも、楽しいです。
是非、楽しんでみて下さい。




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KUSA.'s coffee beans→TETOKA

そう言えば、若い時って、様々な種の試練やトラブル、
(人に言える事も言えないような事もあるから具体的には
書かないけど)って、何か力ずくで乗り切ってた気がする。
暗中模索的にがむしゃらと言うか。
でも、大人になって、知恵も財力も身に付けば、
きっとそんなものはさらーっと対処出来ちゃうん
だろうなって漠然と予測してた訳だけど、40過ぎにして
ある日、気づいて愕然とする。
あれ?全然乗り切れないや、寧ろ、壁が大きくなり過ぎちゃって、ぶつかんの怖いや。

昔より、ずっと、ヤワになってるって、マジかよ。




でも、月と本と林の夜に思う。
やっぱり、それでも、まだ、あと少しだけ強くなりたい。
いや、きっと、強くなれるに違いないと信じる。


そして、そういう夜に、必要とするスペースがある。
止まり木のような。





アート本と、あえて「都市工芸」と名付けられたストレンジな
古道具に囲まれた、酒とお茶と珈琲のお店。

「TETOKA」(手と花)さん。
東京都 千代田区 神田司町 2-16


本日よりオープンです。

KUSA.喫茶からは、ハーブ香、スパイス香、薬草香など
が入り混じった濃厚なスマトラ島マンデリンを
お届けしております。




KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
珈琲豆の入荷.

夏も終盤。

「ケニア テグファクトリー」は完売し、'12〜'13
「ケニア ンガンドゥファクトリー」入荷です。




入港したて、ケニアのニュークロップらしく、
赤ワインでいうボルドー的な複雑な香味、プラムのような
ミディアムな甘さを伴った酸を持ちます。

溢れる酸味を軽く削るようなローストで仕上げてます。

今時分、晩夏〜秋にかけておすすめできるマイルド
珈琲です。








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私達の目の前に一本の道がある。

私達に出来るのは、立ち止まるか、後ずさりするか、
進み始めるか、だ。
そして、もしくは、最も無意味かもしれないが、
ハンマーで破壊してみるという試みもある。


一本の道を人生に喩えてはいけない。
道は、明日というたった一日の、しかし、世界の分岐点に
なり得るかもしれない一日の、真っ直ぐな時間軸の事だ。






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08.20.

私達は、多分、か弱い。
そして、罪深くさえあるかもしれない。

明日、郊外で生まれてくる全ての子供たち。
明日、陽も当たらず朽ち果てそうな全ての花びら。

せめて、宇宙の片隅にぽつねんといる私達は、
その全てを祝福しよう。

そうでなければ、村の珈琲屋や町の食堂なんて
やってる意味もないんだろうな、と思う。








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昨夜遅く、バナナケーキを食べる。
しっとりしてるのにフワッと軽い、我が人生ナンバー1の
バナナケーキかもしれない。

これは、千葉駅の弁天通りにエキゾチックに佇む、
「apartment.m cafe」さんのものだ。

私達は、祝福し、またこういう一つ一つの愛の品々から祝福しても貰っているのだ。

共存。





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08.18.

お盆の休みの最終日。
今日も沢山の大人の人や小さなお子さんらが、
訪ねてくれました。
こういう季節営業の期間は、常連さんだけでなく、
久しぶりに会える大切な人、友人知人らと対面、
人生うまくいってそうだな〜とか、昔より少し
人生の陰が出てきたような気がするぞ、とか
はち切れんばかりに楽しそうだったり、
はたまた少し寂しそうだったり、
そういう全てのエネルギーを珈琲の香りで
包んであげたくなる。






遊びに来てくれた「KUZE'S」さんのカッティング
ボード。

完全直立。

彼が生み出す物たちは、寸分の狂いも無いというか
そんな本物の木工職人魂を感じられて、
それはそれは美しいよ。

幸せだ。






そして、仕込み後、少し夜更かしして
同じ房総は
木更津市の呑みどころ「ごくりっ」さんまで。
遅めの夕飯。





「彼は若き天才調理人で、炭火の火の通し方も
半端ないよ」と人から聞いていたけど、この
袖ヶ浦産茄子の焼きなすを食べただけでも
その意味が分かるというか、感動する。

茄子を茄子らしく、ほっくりと、しかし別次元の
焼きなすへと昇華。

ブラックベリーと蜂蜜、アフターテイストに
マジパンのような甘みを彷彿とさせると謳われた
ハンガリー産の赤ワイン・ボールフォーラスと
ハンガリー産の合鴨の炭焼きとの相性も抜群!

お近くの皆さん、
是非楽しく飲んで、楽しくお召し上がれ。

願わくば、酒の最後には、若きお燗番さんが、
フレンチプレスにて抽出してくれるKUSA.渾身の
ロースト「グアテマラ サンタカタリーナ農園
フレンチロースト」の珈琲で〆て頂ければ嬉しいなぁ。






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08.15.

お盆の前半?の営業も無事に終えたが、
週末に向け、まだまだ沢山の種類のローストや
仕込みに精を出してるところ。
まあ、晩夏に向けての、もう一踏ん張りの頑張り
どころ、か。


なお、現在、
KUSA.喫茶の営業時間は、12:00〜17:00。
また、毎週水曜日は、ファクトリーデーと捉え、
終日ローストしておりますので、珈琲豆とケーキの
販売のみの営業とさせて頂いております。













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一日帰省の合間を縫って、神田の雑踏から少し
離れたジャンクなガレージで夜遅くまで、珈琲の
あれやこれやを打ち合わせ。

エネルギッシュな店主さんと、クールな芸術家さんの
「絶妙な緊張感と緩みの交錯」に触れることで、
自分の居場所の様なものがうっすら照らし出され
ている気がしてならない。

そうなんだな、本当に人に影響を与えている
店や表現、何でもいい、そういうものを手掛けて
いる人は、やっぱりちゃんと苦労人なんだな。










苦労が全てで、苦労無きところからは何も生まれ
ないと言う程、根性至上主義者では私はないけれど、
だとしても、やはり安全圏にいただけの人の言い草は
枯れ草のようにスカスカで、どこかの若いブロガーの
表現を借りるとしたら、『幼子片手に昼夜屋台を
引いて死にものぐるいで人生を生き抜いてきたような
悲壮感あふれる』立ち位置、その立ち位置を
リアルに感じられるかどうかは、何かを手掛けて
いる人の今現在の道標として最重要ポイントだろう、
とも思うんだよ。






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08.13

お盆営業。

色んな人に会えて、楽しい営業だけど、アツイ。
暑過ぎ。


部屋のエアコン、壊れる。


あまりの暑さは、人の思考を少し失わせる。
そして、ちょっとずつ、事態が思わぬ方向に
ミスリードさせられてゆく。



微細な様々な哀しみに、
たった一つの祈り。



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KUSA's coffee beans→「fetr」

ユーカリが丘の住宅地にて、温かなサロンのような
ご自宅カフェがオープンします。

ほっとひと息つけるような空間を作りたいと、
オーナーさんは奮闘しておりました。

KUSA.からは、誰にでも飲みやすい深煎りの珈琲を
ご用意致しました。


『fetr』さんです。
佐倉市ユーカリが丘7-27-1




こちらの雑貨スペースにて販売されている
ヤシの実から採られたお砂糖だそうです。

豊潤だけど、とてもまろやかなお品。

fetrさんの柔らかさをこのお砂糖が
如実に表しているように思います。

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