原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

02.27.

朝から歯車が一つ狂うと、雪崩の如く、全てが上手くいかない日もある。

ロースト工程のミス、珈琲プレゼンの失敗、間に合わない集荷、そして、嫌な知らせ...。





こういう時にこそ、この艶やかな珈琲豆の一粒一粒に内在している覚醒効果を夜に欲す。

深夜4時、記憶に蓄積した言葉のフレーズの数々、美のランドスケープが脳内に蘇ってくる。
徐々に、徐々に。




私は夢見る、私の常識が消える事を。

私は夢見る、私の性別が消える事を。

私は夢見る、私の国籍が消える事を。

私は夢見る、私の人種が消える事を。

私は夢見る、私の血が消える事を。』




茶は、心身を和らげ、アルコールは
心身を弛緩し時に脳をトリップさせ、珈琲はじわじわと精神の神経を開かせていく。




私は、夢見る。
私の全部が無になる事を。











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cafe.

日本を中心とした、エスプレッソを主体と
しない、アジアの「カフェ」という業態は
「レストラン」との意味の境が曖昧で、
世界的には珍しい立ち位置なのだが、
日本では、明治期、女給さんがサーブする
スタイルからカフェの歴史は始まった。

その後、大正期に入ってから、珈琲を
本格的に紹介する場として「カフェ」が定着し、
喫茶店やレストランとの境界線を曖昧にしたまま、
姿を変えながら生き残ってきた。



そして、独特なセンスを以って、個性を打ち出した店、というカテゴリーで
00年代前後以降から所謂カフェブームが始まったと思うのだけど、それ以降って、
大きな変化はないと思う。


そういう意味で、若い人たちが奮闘しているカフェって応援したくなるし、
気持ちの良い変革を期待したくなる。


KUSA.のブティック珈琲を扱って頂いている、「apartment.m cafe」さんや、
「cafe STAND」さんなんかも、その一つ!






アパートメントさんは、独特な雰囲気の中、
モロッコ料理を基軸にしながら、確実に
かの地に根付いているし、スタンドさんは、
3/6(木)より、夜はバータイムだけだったのが、
お食事カフェ営業も始められるようです、
こだわりのミュージックと共に。


若くても、身体を労わりながら、つつがなく、ね。
じっくりじっくりと、姿を隠しつつも確実に
距離を縮めてゆく、プロの陸軍兵士の
匍匐前進みたいに、頂点を目指してね。(?)





PS.

KUSA.の考える「カフェ」は、フードの比重が4割を超える店、ドリンクの売り上げが6割以上の店は「喫茶」、ドリンクの中でも珈琲の割合が7割以上の店が「珈琲専門店」という認識です。



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空手と、KUSA's coffee beans →Legian 39C

待ちに待った、息子の武道初参戦!
白子町空手道大会、相変わらず喫茶営業と重なって、見学が出来ないのだが。

現地の友人からのタイムリーな戦績メールにソワソワ。





結果、我が家の教育方針、『勝負は
「とにかく」勝て! 「死んでも」勝て!』
に反し、二回戦敗退に喫す。。


帰って来たら、「幼児部の試合で負けるなんざ、気合いが足りないんだよ!気合いが!」ってどやしつけようかと思ってたけど、
「ボク、青帯の子に勝っちゃったよ!
一回勝ったんだよ!」
だって。満面の笑みで。


あまりに誇らし気だったんで、気合いを注入する気も削がれ、よく分からぬまま、「Legian 39C」さんで、ピザやらナポリタンやら、ガパオライスやらで、祝杯。




大層、美味しい冬の晩で、一日を締めました。


世界は、回ってるね。











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KUSA's coffee beans →たまごや




実家で食べると、どうしても、こういう
ピアノ教室の休憩タイムみたいな写真
になってしまうが、「たまごや」さん
ケーキ三種、相変わらず素晴らしい出来栄え。

「いちごとチョコのロールケーキ」
「バナナチョコタルト」
「桜桃のチョコタルト」



濃厚な甘さにも関わらず、飽きの来ない
美味しさ!






やる気貰いました。

何だか、みんな大好き。

また、明るい陽射しの方へ、一歩一歩、
進んでゆける。

ゆらゆらと、地球の回転の音、少し
感じつつ。







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02.20.

たまに都心方面へ来ると、普段あまり欲しなくなったラーメンとカレーが無性に食べたくなるのは、自分だけか?

人混みで、胃が若返るのか。。





で、人気のラーメン屋でのこと。

店の前で、ゴールドチェーンにブラックスーツの明らかに堅気でない筋のオジサマが、携帯に向かって関西弁で
怒鳴り散らしてた。

当然、無視して、満席の店内へ。

そして、通された対面カウンター席の目の前には、
打って変わってそれはそれはキレイで上品な
ママさんとお子さんがラーメンを啜ってた。

「夜まで子育て、お疲れさん」と心で
呟きながら、ラーメンをオーダー。

そうして数分後、面喰らったのは、食事を終えたそのVERY系ママさんが、手で口を覆う事もなく、爪楊枝で歯を一本一本、シーシー始めた事だ。
目の前の私は、iphoneをいじる振りしつつも、結構結構、ビックリしてしまった、こんなお美しい人が、この対面テーブルで。

それから今度は、件の親分さんが入って来て、その女性と子に声を掛け、三人は颯爽と店を去って行った。


ん〜〜、時代変わって、ファッション変われど、さすが、「極妻」はひと味違うぜ、、と納得しながら、一人、ネギ味噌チャーシューをすすりました。


勝ったぜ!!(何が?)









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02.19.

本日、長生地域の気温、マイナス。

寒くて寒くて奮い上がる日は、
頭の中で普段と違う事も渦巻く。
渦々と。




ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー




例えば、私達は、貧困問題を多いに
考えなくてはならないし、考え抜か
なくてはならない。



「貧困」の超本質的定義とは、人が
その日、その夜の食糧にありつけない
状況にある事をいう。



しかし、発言、考察する殆どの人らが、世界的に俯瞰したならば、既に既得権益層に属しているにも関わらず、無意識的にせよ、たやすく自分を「持たざる」側に位置させているから、陳腐な「理論武装ゲーム」的分析は、人心に届くこともなく、根本から破綻してしまうのだ。



私達にできるのは、声高に叫ぶ事だけではない。
まずは祈りとともに、実践あるのみ。






ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー






で、雪です。

犬と同じく、子供らは条件反射。





小さな雪山見つけたら、道路に傘を放り出し、駆け登ってはジャーンプの繰り返し。

6歳男児、ま、そんなもんだわな。








そして、「イタリア産マロングラッセのプチパン」(130円/1個)

通販も承っておりますので、
お気軽にオーダーフォームよりどうぞ。





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02.18.

KUSA. でも扱わせて頂いている、
友人の
レザーブランド、「kurosawa」ベビーシューズ。


子供も大好き!見た人からも、笑顔の褒め言葉!




我が子の歴代シューズ。





スーパーのトレーナー着せてても、
このキュートな手仕事靴のおかげで、
全部のコーディネートが愛らしく見えてしまうのが魔法的。



今回、「gallery 林檎の木」さんの「ちいさな動物園」展(3/2〜3/6)でも展示されるようなので、是非是非、手にとってみて下さいね!




ちなみに、うちのセガレ、下ろしたての赤と青の馬柄、履かせた途端、
「ヒヒ〜ン」って叫びながら走り出し、水たまりにダイブ、私達の顔色を一変させたので、男の子に履かせる時は、お気をつけながら!


見た目以上に丈夫なシューズなものの、
水はよろしくないので、、ね。


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02.17.

色々書いてるけど、別にネガティブって
訳じゃないよ。

かと言って、前向きなのが大好きって
訳でもないから、ポジティブでもないけど。



でも、この地球の溜め息程度で、
自分達の人生が終わっちゃわない位には
頑張れるよ。

歩ける。








「ニカラグア ラ・フローレンシア ナチュラル精製」
「ブラジル コヘーゴ・セコ農園 ナチュラル精製」

中米の玉石混淆のナチュラル精製の豆の、トップオブトップの二つ。

個性はニカラグア、土の乾いた感じは
コヘーゴ。

ナチュラル精製の豆は、1ハゼ以降、意外と火が通りやすいので、ローストにはかなり気を使ってる。

是非、楽しんで下さい!




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02.16.

水曜日、全てのバレンタインギフトを
発送する。
早速、喜んで貰えたお声を聞いて、やり甲斐上昇。


同時進行で、卸し店舗様へ終日発送業務。

「たまごや」さん

「mai cafe」さん

「kaopan.」さん

「cafe noppo 141」さん

「安房暮らしの研究所」さんへは、
イベント用にて、早速第二便。
南房総の珈琲好きにも楽しんで頂いているようで嬉しい。

ギリギリ集荷に間に合わせる。



木曜日は終日、珈琲、ケーキ、パン、仕込み。



金曜日、仕込みを終日ストップさせて、確定申告作成。
これは奥方オンリーのお仕事。感謝。

私は、ショコラパンデピスを納品しに行ったり、製菓材料仕入れたり、外遊して、
確定申告の結果を楽しみに帰宅す。

昨年度も、そこそこ、というかすごく働いたし、
少なくともサラリーマン時代の1.5倍は動いてるし、期待大!


そして、結果を見て、愕然。。
やり甲斐急下降。

コストカットもしてるし、売り上げだって昨対を超えてる。
なのに、何故?
なぜ給与が下がる。。。?

どうりで、貯蓄が...。




こういうのを経営判断ミスと言うのだな。
危ない危ない、
株主総会でもあった日にゃ、袋叩きだ。

大いなる虚脱感に襲われつつ、零細店社長として熟考。

結果、

更なるコスト削減→× これ以上無理。

値上げ→× 現状は出来ぬ。

珈琲豆のラインナップ増→○

つまり、「更に働け」という、町工場の社長さんのような結論に達する。

勿論、家族従業員と揉める。


これが、資本主義に少々社会主義ブレンディングな日本社会における、
労働者階級の悲哀。
って、また書いちゃった。


泣きそう。
でも、 働く。







蟹工船、読もう。
「cafe stand さん」に友チョコとして頂いた、シンプルスコーンでもお供にして。






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02.12.

ショコラパンデピスをお渡ししながら、
逆にバレンタインを頂いてしまうという
恐縮さ。。










友人から、子供に、低刺激性ハンドソープ。カエルちゃん付き!

「手洗いとうがい!!」
という親の掛け声をシカトしつつある息子も、これには大喜びで、トイレの度にソープ洗いしてるご様子。




本場ドイツはドレスデンから、「クロイツカム」のバームクーヘンまで!
日本のバームとはまた全然違う食感。
本場ならではの駄菓子感覚のようで
止まらなくなる。




さらに別の友人から、スペインの「CACAO SAMPAKA」 のジントニックチョコレート。
大人な味わいでとっても美味。
子供に食べさせるのがとても惜しい。




んー、国際色豊かで、男冥利に尽きる!!と言いたいが、昨今は、「友チョコ」なる女の子同士で送り合う慣習も我が国には定着しつつあるようで、よくよく思い返してみると、これらのバームやチョコは実は私にという訳ではなく、「私の奥方」への土産なような気もし、それに私が「いや〜、わざわざ僕に気を遣って頂いちゃってどうもありがとう!」などと間抜けな発言をしているのも、間が抜けている、というか、何ともはやな感も。。。




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