02.27.
2013.02.28 Thursday 04:05
朝から歯車が一つ狂うと、雪崩の如く、全てが上手くいかない日もある。
ロースト工程のミス、珈琲プレゼンの失敗、間に合わない集荷、そして、嫌な知らせ...。
こういう時にこそ、この艶やかな珈琲豆の一粒一粒に内在している覚醒効果を夜に欲す。
深夜4時、記憶に蓄積した言葉のフレーズの数々、美のランドスケープが脳内に蘇ってくる。
徐々に、徐々に。
『
私は夢見る、私の常識が消える事を。
私は夢見る、私の性別が消える事を。
私は夢見る、私の国籍が消える事を。
私は夢見る、私の人種が消える事を。
私は夢見る、私の血が消える事を。』
茶は、心身を和らげ、アルコールは
心身を弛緩し時に脳をトリップさせ、珈琲はじわじわと精神の神経を開かせていく。
私は、夢見る。
私の全部が無になる事を。