原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

12.31.

一年の最後の焙煎を先程終えました。
「コロンビア オズワルド農園」で締めましたよ。


今年も一年、この 小さな小さな珈琲店においで下さったお客様、通販で珈琲豆を愉しんで下さったお客様、本当にありがとうございました。


大晦日の今日も、最後の最後まで、沢山の方に足を運んでもらって、とてもとても嬉しかったです。









手作りの隙間風の通る建物、「灯油ストーブだけでこんなに暖かいの?」って、よく聞かれますが、私達は知ってます。

狭くて、肩寄せ合う様に珈琲やパンを召し上がって下さるお一人様お一人様の体温のお陰で、暖かくなっている事。





ありがとう。

私達は、この地で、この世界で、未知なる色彩を迎えんが為に、ささやかながら、しっかと踏ん張っていきます。


病床においでの方、健康な方、苦悩にまみれている方、幸せで一杯な方...、
今現在、現世で共に呼吸している全ての方々、共に命尽きるまで踏ん張っていきましょう。


KUSA. 喫茶、来年もどうぞ暖かくお見守り下さいませ。







KUSA.喫茶は、元旦、2日も喫茶営業です。年初めの一杯を、是非どうぞ。


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12.30.

残すところ、今年の喫茶もあと一日。
まあ、元旦からも営業しますが。。

この時期は、一年に一度の懐かしい面々にお目にかかれるのも嬉しい要素。








ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

TV無いから、ロンドンオリンピックなんか結果しか知らなかったけど、ようやく実家でちょっとだけプレイバック。






私達の毎日。大切な毎日。

喜びも一杯だし、やるせなさも一杯。

ひょっとすると、私達のライフは空っぽな空洞なのかもしれないけれど、冷たい風、吹き飛ばす程度の堅固な意思は持ち合わせているしね。

チョコレートディスコみたいだね。



さて、これから店に戻らなきゃ。








KUSA.喫茶は、年末年始も通常営業です。年納めの、または年初めの一杯を、是非どうぞ。


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12.29.

今日は9種類の珈琲の中で、「冬のブレンド」が断トツで一番出ました。
書くの面倒で、メニューにも載っかってないのにね、有難いね。











寒い夜だ。冷たい夜だ。

「フルリール」さんから渡って来た名も知れぬ美々なる花は、まだまだ踏ん張ってるからね。

大丈夫。

















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12.28.

素晴らしい選択眼を持つcafe「gallery ten」さんで、だいぶ前に見て以来、憧れの憧れの作家さんだった「羽生野亜」さん。

数々の国内コンペで受賞していらっしゃる、工業デザイナーで木工美術家様。

依頼してから、おおよそ一年の歳月をかけて、家ドアが出来上がってきました。

ぶ厚いブナ材を防腐塗料加工されて、羽生さん独特のど渋い色合い世界に仕上げてくれました。






ソリッドかつ重厚、細部にユニークなあしらい、まるで8年前からKUSA.に取り付けられていたように建物に溶け込んでおります!

実物も含め、画像などで、多数作品を拝見しておりますが、ある種の天才作家さんである事に間違いはありません。





センス抜群の「プレジャーガーデン&リビング」さんの外回り工事ともぴったりマッチしそうで、私達にとって、素晴らしいクリスマスプレゼントになってしまいました。




店を営んでいると、お客様が気づかないようなちょっとした細部のパーツでも、才能ある人達に魔法をかけられると、心機一転、俄然やる気倍増です。




ちなみに、こちらはプライベートドアで、KUSA.の入り口はその先になります、悪しからず。



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12.26.

例年通り、KUSA.喫茶では、年末年始も通常営業させて頂きます。



今の時期から大晦日にかけて、駆け込みの豆買いのお客様が多いのは、きっとお正月のおせちにひと段落した後、珈琲でリフレッシュしたい方が多いからでしょう。

通販分も、今週金曜日までのご注文分は、何とか元旦着に間に合わせます。


元旦からは、村に帰省してる方々や初詣での後の新年の一杯をお召し上がりになる喫茶のお客様が増えます。
一年の始めの一杯を是非、ハンドドリップ珈琲でお楽しみ下さいね。


来年も、一歩ずつでも素晴らしき一年になりますように。




濃厚チョコレートムース。



体調120%の回復とは言えねど、
子供に飯食わせる為に、気分は
とてつなくフレッシュネス!!





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12.24.

毎年、24日は、KUSA.の閉店後の仕込み満載デーなので、家族のお祝いは25日に。

深夜1時。
今夜もようやく仕事がひと段落したので、山田花子(漫画家のね)の「花咲ける孤独」を読み始める。





何だかんだ、我が家も子供中心にクリスマスを楽しんでいて、それはそれで愉快ではあるのだが、本当の本当は、本年のトレンド語「ふわっとした民意」の様な世間のクリスマスムードなどクソくらえ、って意識も根底にあるのは確か。


でも、最悪のニヒリズムには陥りたくない。
あえて山田花子の自虐的作品を熟読、ギリギリの線で精神をキープしてる!

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12.23.

「エチオピア イルガチェフェ地区 G1」、完売致しました。

特別な珈琲を作るにあたり、アフリカの産地の中では、ケニア、エチオピアは今や外せないので、年の瀬の微妙な時期ではありますが、エチオピア第二弾リリースします。





「エチオピア イルガチェフェ地区 ネグレ・グロビツ農協」。
貴重な有機農法の珈琲です。
エチオピアの在来種のフレーバーは少し和らぎ、喉越しや酸味の質がとてもスムース。イルガチェフェ地区特有の、桃のような香味を微かに残していきます。

KUSA.でも、エチオピアファンは大変多いので、是非、お試し下さいね。






ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー


ところでところで、iphoneなんかだと、友達のメール毎にやり取りした写真の一覧が俯瞰できるんで、気晴らしにズラ〜っと眺めたりする。


風景写真あり、忘年会の模様や美味しそうな料理あり、子供同士の戯れた楽しげな写真、可愛いベビーシューズ、友人によってはCDのジャケ写がつらつらとか。


でで、一番身近な母親のメールを開いちゃったりすると、これがお墓の画像の羅列がズラ〜だ。
母親は毎月のお墓の掃除の度に、
多種多様な角度から黒光りする我が家系のお墓の写真を送り付けてくるのだ。

シミジミするというより、何ともどよんとした気持ちにもなってしまう。夜更けに。

我ら世代の世のお袋達ってのは、そんなもんなんですかね〜。






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12.22.

早7年近く珈琲豆を使って頂いていた、
今や白子町の名店とも言える「cafe fuchsia a cote de la mar」さんが、明日より、長期の臨時休業に入られるとのことで、久しぶりに紅茶とケーキを楽しみにお出かけ。



個人的には、毎回頼んでいた衝撃的なスモーキーフレーバーのラプサンスーチョン、KUSMI-TEAのクリスマスティー、タルトタタン、フォンダンショコラ、タルト。

絶品。




珈琲店やカフェの真の役割は、美味しいものを提供するのと同時に、緩やかに、静かに、柔らかく、死に向かい続けている我らに、それでもなお生き生きと生きる為のふとした思索の時間を与える事なのではないのだろうか、といつも思わせてくれたスペース。






であるのに、子供だけがうるさいのが難。
うちの。。苦笑。

ごめんなさい。




本当に一時的ですが、お疲れ様。
また、来年、近いうちに。







KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
12.19,

今まで駐車場から店の入り口まで、
雨の日など、土のぬかるみにまみれながら、一杯の珈琲の為に来店して下さっていたお客様、心より感謝しております。


今後、少しでも快適に来店できるように、メンテナンス中です。



今回は、プロの方のお仕事です。
「PLEASURE GARDEN&LIVING」さんによる外周工事。


転圧とか、寸分の狂いのない測量とか、私達のような素人では到底無理なんだなぁと改めて痛感。



途中経過の段階で既に感動です。










「小さな喜び」だとか「小さな幸せ」とか、このロハス全盛のご時世で、
すっかり好きではない言葉になってしまったけど、それでも疲れ果てて廃れてしまった私の胸にだって、ズシンと喜びに堪える事だってある。

このハンドメイドの美しい工事もそう、シュトーレンの感想を長々と送って下さるお客さんの言葉もそう、重い病気だった友人が無事生還して見せてくれた笑顔もそう。






「さようなら、ギャングたち」をパクるよ。

今宵2時。
少し、プレジャブルなきもちになってきたぞ。

そうとも。

ベリープレジャブル、ベリープレジャブル、
ベリーベリープレジャブルなきもちに!
徐々に。








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12.18.

お粥も喉に通らなかったのに、果物が食べられるようになり、段々と白米と焼き魚までいけるようになった。

徐々に徐々に、ウイルスが排出されていって、アドレナリンが少しずつ湧き水の如く、身体に回り始めてる感じ。




焙煎工程、かなり遅れを取っております。一部、ご迷惑をおかけしましたお客様、申し訳ございませんでした。



明日から取り戻します。
「ストロングローストブレンド」の豆を中心に、11パッチいきます!

ちなみに、KUSA.の「ストロングロースト」、SCAA85点以上のハイトップな数種の豆をギリギリ焦がさずに、イタリアン近くでスモーキーに燻りあげている、ある種、極めて特殊と思われる焙煎豆です。

明日、水曜日は、毎週、珈琲豆とケーキの販売デーになりますので、実演は出来ませんが、イタリアンロースト用のペーパードリップの抽出法、口頭でお伝え出来ます。
お声をかけて下さいませ。




シュトーレンは完売しておりますが、
ご予約分の最終出荷です。



お待ち頂いたお客様、どうぞご期待下さい。



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