原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

KUSA.'s coffee beans→kibi cafe

告知遅れましたが、長い長いお付き合いの出張カフェ「kibi cafe」さん、久しぶりに一日カフェ開催です。

急ですが、明日、水曜日、15:30〜21:00(LO)。
今回の場所は、下北沢「Organ Do」さんにて。


kibi cafeさんの焼き菓子は、とてもほんわりした滋味深い味わいです。
KUSA. の珈琲と、ご一緒に是非、楽しんで下さい。

今回は二種の珈琲をご用意。
「KUSA. ブレンド」は、フルーティーで喉越し良いので、焼き菓子が引き立つ感じ、「冬のブレンド'12」は、少し深めのしっとりした珈琲で、焼き菓子が口の中で一体化していくと思います。






ちなみに、世界の珈琲の現状として、
完全無農薬の珈琲豆というのは、
コーヒーの木の栽培の難しさもあり、
どうしても高スコアのものは産まれにくいのですが、この「コロンビア オズワルド農園」は、環境に徹底的に配慮し、四つの有機認証を受けております。なおかつ、きれいな酸、ミディアムボディを兼ねた、世界的にも稀有な農園のものです。

どちらのブレンドも、このコロンビアでバランスを取っているので、マクロビ、自然食志向の方も、是非、ご賞味下さいませ。

「kibi cafe」さんの作る物は、味は勿論、ほんわかした優しいお人柄で、
寒い初冬の中、ほっこり心身を暖めてくれる時間を提供して貰えると思います。

お楽しみに。








KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
11.26.

ようやっと、一日の仕事が終わりました。ふぅー、今寝床。
まー、仕方ないね、珈琲屋で子供を養ってるからね。


そう言えば、こっちに越してきてから
10年近く。店内もだけど、外回りは見るも無残に朽ち果ててぐしゃぐしゃ。

今回は、庭柵や看板に家ドア、諸々、敬愛してるブロの人達にお願いする予定。
年内には、外回りだけですが、少ーしだけリニューアルして、さらに長生郡の一商店として、根付いていったら嬉しいものです。




それにしても、本年の「久我農園」の新米の出来は素晴らしい。

労働者は、朝から働いて働いて、ようやく夜ご飯にありつき、美味しい白米とお味噌汁とお新香でガツガツ食べるってのは、健全な生活スタイルに思えていたものだが、歳のせいもあって、それをセーブしなくちゃならないってのも、ある意味どうも納得いかず。。

甘い物も好物だし、食に感しては意思だけでは中々ストイックになれない。

大食感の血を引いた息子も、隙をみては、仕込んでおいたケーキをつまみ食いしてて、いつも大目玉を喰らってる。

血は争えん。。

日々のこと - trackbacks(0)
11.25.

珈琲店は年間、同じ業務の繰り返しのように思われがちだが、現在の珈琲マーケットでは、常に生豆の最先端の情報を取り入れてないと生き残っていけないし、その為には無数のカッピングやサンプルローストが必要で、営業時間外はほぼ追われっぱなし。

季節が変わる度に、お正月のギフト、バレンタイン、ホワイトデー、母の日、父の日、サマーギフト、秋のギフトに、クリスマスギフトと、こちらも追われているようで、何かと年間労働者生活。




この時期は、シュトレンの試作時期です。
既に常連様からご予約頂いてるので、営業後、毎晩、試作を作り続けている、これは奥方の仕事だが。



KUSA. 独特の食感と、甘いスパイス香のシュトレン、今年も多くの方に楽しんで頂ければ良いのですが。





クリスマスまでの間。

ある人は愛する人にプレゼントを選んでいたり、ある人は年の瀬の準備で大わらわだったり、一部のサラリーマンは決算前で残業続きだったり...目の前の生活の為に懸命に頑張っている人も、また、意向に反してする事もなく悶々としていたりする人も...全ての人に幸多かれ、とささやかに願いつつ。



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KUSA's coffee beans→珈琲屋台ひばり屋



KUSA.の珈琲豆、久しぶりに列島を越え、沖縄の店舗様に。



昔、世界のある旅行家が沖縄の事を、「これだけの海と自然と都市が一体化した島は世界的にも稀有。日本人は数あるリゾート地の一つとしてしか捉えてないのが不思議だ」と話していたが、個人的にも大好きな土地で、年に一回位訪れているのだが、ヤンバルのマングローブと濃い緑、紺碧に近い海と空などに混じって、昭和の面影を色濃く残す郊外の商店群、東南アジア特有の低層の亜熱帯的町並み、随所に見られるアメリカ的な猥雑さと暴力性の、ワールドカラーの一体化したところに、惹かれるんだな。



珈琲も、20年前は今のカフェ的なものは殆どなく、10年前になるとチラホラ、今は素晴らしいカフェが多い。
スペシャリティ珈琲を扱う店も少しずつだが増えてきている印象。


房総の潮風にまみれたKUSA.喫茶の柔らかい珈琲も、生暖かい空気の中で、きっと輝き出すはず。


那覇では今や有名店。
秘密にしておきたい箱庭のような空間の「珈琲屋台 ひばり屋」さんのドリップで是非ともご賞味下さい!

月替り?で、各所のロースターの珈琲が飲めるようです。


KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
11.21.

本日の珈琲教室、定員を越えての流れとなり、案の定、窮屈な中でのドリップ見学となってしまいましたが、ご参加頂いた皆様、長い時間ありがとうございました。
各人にとって、少しでも有意義な時間になっていれば良いのですが。



ふぅ、毎度、珈琲教室の後は、愉しいと同時に、通常営業の時以上に全身の力が抜けていく。
多分、好きな人にとっては死ぬまで付き合っていく事になるだろう、「珈琲」という嗜好品のその人にとっての方向性が、この教室で決まっていくことになるかもしれないからなんだろう、、な。




夜は、子供と戯れながら、静かな静かな音楽で、気持ちをリセット。



数ある細野さんの名盤の中で、なぜか一番好き。
'93「medicine compilation」。
とてもありそうで、ないアンビエント。


そうなんだな、この盤の曲のように、
珈琲教室を行うのも、珈琲をもっと知ってもらいたいとか、美味しく飲んでもらいたいとか...それはもちろんだけど、一言で言えば、「愛を祝い合いたい」んだ。
この、程々の辺境の場所で。
詩的にまとめてしまうと。








PS. 大好きなSadaharu AOKIのショコラ、apartment.m cafeさん、ありがとう!






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KUSA's coffee beans→こうぼ食堂

雲一つない秋晴れとは、今日みたいな日。




私は運命論者なんで、人生、幸も不幸も皆等しく訪れるとかいう事は信じていないのだが、こういう自然の青さ、緑、赤に晒されると、色々なことを抱えてる人もいつか必ず回復されるだろう、黒い痛みは、宇宙の流れの中で、きっと、癒されるはずだ、と願ってしまう。







さてさて、今週22日(木)〜25日(日)まで行われている、木更津市の「こうぼ食堂」さんの『やさしいクリスマス展』に珈琲豆を出品させて頂きます。
ケーキにも程良く合う、ふんわりとした苦味の「KUSA. の冬のブレンド'12」です。

素敵な店内に飾られる珈琲豆。

内房方面の方、是非、チェックしてみて下さいね。






明日は、KUSA.喫茶の珈琲教室。
狭い店内で、肩をひしめき合う様な形でのレッスンになってしまいそうですが、ご参加の皆様、どうぞ宜しくお願い致します。

頑張ります。


KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
11.18.

最近、気に食わなかったのは、この10年来、ジーンズのインチアップだけは許すまじと誓い、パツパツにウエストをとめて踏ん張っていたのだが、髪切るところのシャンプー台に横たわった途端、ボタンフライのボタンが弾けたことだな。
デニムの頑強なボタンが...。


ダイエットあるのみ。
しかし、ジョギングはすぐ飽きたし、
水泳は何度試しても退屈極まりないし(あ、極私的に)、バナナも食べ飽きたし...豆腐ダイエットに確定。

まあ珈琲も、通説には減量効果ある?かもかな。。



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11.17.

38度8分の熱でノックダウン。
定休日で不幸中の幸いだったが。
自営業者として不徳の致すところ。


病床で考えてたのは、38度8分の熱で、
20代→だるいなぁ。
30代→会社行けるかなぁ。
40代→全身痛みに覆われもう仕事どころじゃない、このまま死ぬかもしれん。。

ってこと。

これでは、50代、60代、恐ろしや。










話変わって、こちらは「ストロングローストブレンド」



スペシャリティの生豆を、あえて煙を被せながら、イタリアン近くまでローストしたスモーキーブレンドです。

鴨川の「FUSABUSA」さんや、大網のcafe「gallery ten」さんなどに、お送りしてます!







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KUSA.'s coffee beans→Legian39c

仕込みでてんてこ舞いになった夜の、
私達の大事な大事な食卓の一つ、
Legian 39c さん

バリ好きのご主人が、地元一宮町で
バリの空気を閉じ込めたお店。





私達はここへ来ると、いつも同じ席に座り、中毒的辛さのガパオライスと、
好物のグリーンカレーやナシゴレンを頼む。

ローベンブロイのビール、濃厚なマンゴージュースと共に。

店の片隅に残ってる夏の匂いを感じつつ。








あぁ、嬉しいことも、嫌なことも、哀しいことも、全部、美味なるものに溶けてしまえ。

全く、季節はエンドレス!

この世は、果てなきフレッシュネス!!









...こちらでは、KUSA.の甘い余韻の「スマトラ島リントン地区 マンデリン」を飲めます!...


KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
11.10.

珈琲教室は、定員を超えた為、
締め切らせて頂きます。

冬から春にかけて、再度、初心者向け
レッスンを行いたいと思っておりますので、是非、宜しくお願い致します。







珈琲産地は、日本を含め、それこそ
無数にあると言えばあるのだが、良質な産地、とりわけスペシャリティレベルのトップクラスの香味を生み出す産地は、現状では多少限られてくる。

中南米では、ここ数年、レベルの向上が著しい生産国が増えてる。

その中で、KUSA.喫茶が玉石混交の豆を生み出すブラジルの豆を、定期的に多様な農園から入れ替え仕入れてるのは、この地で、生産地区が大きく分かれる点、精製方法が多様、品種も多様、であるからである。

なので、こだわりのある珈琲店では、ブラジルのレパートリーはどうしても増えてくるもの。

現在、KUSA.では「ブラジル ミナスジェライス州ダテーラ農園 当グルーブに特別に作って貰ったブルボン種 ナチュラル精製+ウオッシュト」
「バイーア州コヘーゴ・セコ農園 カツーラ種 完全ナチュラル精製」二農園取り揃えてるので、毎日両方ロースト出来ないものの、同時に揃っている日には是非味比べしてみて欲しい。

ブラジル珈琲なんてどれも似たり寄ったりと思ってる人には、香味の比較が確実に可能でしょう。



冬深まる頃には、ブラジル最優良産地、セラード地区から当グルーブのみの品種「マカウバ・デ・シーマ農園 ブルボン種」もラインナップに加わる予定です。


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