原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

01.31.

お引越し、病い、結婚、転勤...
不意打ちのように、大切なお客さんから別れを告げられるのは、店の営みには付きもの。


同時に、嬉しい出会いや、何年かぶりの再会も。


日々、感情の振り子。





さて、昨年の珈琲豆の世界の収穫状況は、気候不順などで減産傾向。
タンザニアも例に漏れず。
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01.28.
真冬の大人しい木漏れ日が、KUSA.の店内をゆらゆら流れていく。





「ブラジル コヘーゴセコ農園 ナチュラル精製」
完売しました。ブラジルからは、再入荷
「ダテラ農園 ブルボンスペシャル
パルプトナチュラル・ナチュラル精製ミックス」。

「グアテマラ サンタカタリーナ農園」一時的に
品切れです。近日中に仕入れさせて頂きます。

「タンザニア ブラックバーン農園AA」入荷致しました。





今夜もまた、dj martaを聞きながら明日の焙煎工程を組み立てていく。
午後10時。信仰と解体のmix。

で、「『音を楽しむと書いて音楽』という陳腐で暴力的なフレーズが
音楽リスナーと呼ばれる人達の共通概念としてあるものならば、
自分は『音楽』には興味がないと言い切りたい」と、昔、I氏は
書いていたが、全てでないにしろ、やっぱりそう思うよ。
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01.23.
足下に転がっている、落ち葉、小石、
鉄粉、灰、または水たまりとか。

それらは、れっきとしたミクロの生命体だ。

断層も。




この国には、「身分制のようなもの」がきちんと覆い隠されていて、
それが私達を不安にさせる。
ストレスにさらさせるような気がしてならない。




グレーな雪。グレーな空。
グレーな吐息。
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01.21.
1月の新しいお豆は、
「ニカラグア ラモン・パクアガ 」です。
ハイロースト〜シティロースト。
マラゴジペ種。


中米の優れた珈琲の筆頭と言えば、やはりグアテマラ産のものになりますが、昨今は、パナマにコスタリカ、そしてこのニカラグアのように、フレッシュで、香り高い産地が脚光を浴び始めてます。

通常の豆の1.5倍から2倍の大きさのマラゴジペ種。沢山の肥料が必要とされるようです。

お味は、丸みを帯びたまろやかなクリーン珈琲。
静かな甘みを感じます。
冷めるに従って、ニカラグアジュースのようなフレッシュな液体に。

オーダーは、HPのオーダーフォームかメールにて。





その昔、貧乏学生だった頃、中野かどこかの古着屋で買ったmade in Nicaragua のアクリルびっしりのホワイトJKを愛用してたのをよく覚えているのだが、そういう、ああ着てたよなあれ、という服は一体どこへ消えてしまったのだろうか。




今夜も、長生村は雨続く。

痛み。哀しみ。そして、愛情。
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KUSA's coffee beans →


kaopan. at Ashiya 5


とても懐かしい気がする、初めて訪れる場所なのに。
ヨーロッパの古い街の裏道を散歩中に、ふと骨休め
しているような感覚に襲われる店。
パンの味は、実に滋味深く。無骨に健気に、そして
ほんわかした風情で頑張り続けているkaopan.さん。
私達の大事な人達。

こちらには、KUSA.のオリジナルブレンド、
季節の中煎りの珈琲豆を送っております。
是非、お試し下さい。





Sakai 6

堺市はOogiさんの、ギャラリーとカフェ。洗練の極み。
溜め息。Oogiさんご夫婦の何とも言えない誇り高い
空気に、じわり包まれていく。


その後、京都市内を自転車でプラプラしながら、
オオヤさんの珈琲を飲んだり、お茶屋さんの作るカレーを
食べたり、壁に「大人は分かってくれねぇ」と殴り書き
された風変わりな本屋を覗いたり...。肩の力は抜ける一方。


KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
01.17.


Shin-sekai 2





Nanba 3





Kyouto 4
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01.16.



Sakai 1


南大阪は、今日も暖かく
曇り空。

何か住みたい。

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01.14.
終日、業務用の焙煎日。

朝から十回位焙煎機回して、カッピングして、ブレンディングして、袋詰めしてたら、結構ヘロヘロになってしまった。





疲れたので、TAMAGOYAさんのタルト。
とても美味しい。


明日から関西。
寄りたい所が一杯あって。



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01.11.
KUSA. 喫茶は、1/14(土)から1/17(水)まで、冬休みを頂きます。



あすみが丘の「gallery ten」さんが、
大網駅に程近い場所に、gallery&cafeとして、新しいスタートを切られます。

cafe部門の珈琲豆を担当させて頂くにあたり、抽出や珈琲のレクチャーの為に、年末年始、何度か現場に詰めさせて頂きましたが、以前の端正な佇まいはそのままに、さらに中世的な香り漂う美しいスペースになっております。


こちらではミディアムボディのエスプレッソ、フレンチローストの豆をネルドリップで透き通るように表現したドリップ珈琲が用意されております。

オーナー様の真摯な選択眼で展示された器などをご覧になってから、奥まったカフェスペースで静かなドリンクタイムを是非お過ごしになってみて下さい。


千葉県 山武郡 大網白里町 駒込752−1−203(2階) 

1月17日(火) オープン。
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01.08.
年始からスケジュールがタイト。
な時に限って、iphoneがクラッシュ寸前になったり、PCが凍結したり..。
どんどん休まる時間が減ってく。



私達の本当にささやかな正月に、
微かな光を灯してくれたのは、



cafe fuchsia さんの美しき花びら餅。

cafe stand さんの小豆の入った重厚なシュトレン。

mai cafe さんの絢爛かつビターなオリジナルチョコレートドリンク。


心のこもった美味しい食べ物が傍らにあると、寂しくはならないものだ。



それにしても、正月からぐったり疲れてしまうというのは、自分達が店を開けると決めたからなのは勿論なのだが、時代に翻弄されてる感も何となくあり。

どうなのだろうか。


「許しなさい。
他者を。
そして、自らを。」





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