原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

08.31.
今夏から、同じ長生村の『インドカリーと
本の店 こだまや』さんに卸している
「moujyuu blend.」。




緑魔子主演の映画「盲獣」をイメージして
ブレンドを作るように宿題を与えられ、
試行錯誤の上、辿り着いた異端の珈琲。
何種かのスパイスとともにドリップし、
甘みを加えて出来上がる、ねっとりと色っぽい一杯。
イケます。
お試し下さいませ。




そのこだまやさんにて、今週3日(土)19時、
「カレーライスの女たち」(監督・松江哲明)
上映です。
鑑賞後、監督手製の特製カレーを
頂けるようで、
スティミュラスな夜になりそうな。。
←台風の影響で、上映延期になった
ようです。

ご了承下さいませ。





長生村、台風前夜。
スカスカの現実に巻き込まれる前に、
ここに留まりたい。
踏みとどまっていたい。


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08.28.
見た目よりもずっしりと、新たな食感を
求めて作ったスパイスフレーバーの
大人の為のスイートブレッド。

通販の定番に仲間入り。
HPのorderページよりどうぞ。





それにしても、あっという間に晩夏。
六年、店を営んでも、毎日が右往左往。
黄昏てる。そして、かりそめてる。
頑張っていますか?









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08.28.
人は結構たやすく、誓いなどというものを
忘れ果ててしまうので、一つや二つくらいは
譲れないものを身体一杯の力で
堅守したいと思うのだ。



長生村は今日も薄曇り。
お疲れさま。





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08.23.
死ぬほど、考え抜いてみること。


晩夏なので。
せっかくだから、
エキゾチックな珈琲でも飲みながら。
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08.22.
「ケニア キリマラ農園」です。
オークションロットで、ケニアでもトップクラスの収穫具合のもの。




珈琲豆のローストにも、当然だが、比較的香味作りしやすいものと、難儀のものがあって、私にとってはケニアは後者。

丸っぽくやや重量感がある生豆で、
ある段階までは火が通りにくく、
ハゼる頃から一気に火が通る。
そこのところの見極めと、火力、排気
の微調整で、イメージの味に仕上げて
行かなければならないので、
全く気が抜けない。

ケニアは深煎りにしてもジューシーで、カシスのような複雑な
香味と酸を残します。

あるお客さんは、「脳に届いた」と仰っていて、
何だか嬉しく思った。
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08.19.
目眩がするほどの酷暑も、今日で
ひと段落するのだろうか。



それにしても、真夏の都心は厳しい。
エアコンの調子の悪い車、子連れで、
台東〜港区〜新宿まで、たらたらと
移動するのも、かなりしんどい。





お客さんから頂いた、古代山川の
打ち菓子が救いの涼。
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08.15.
・お盆は、通常通り、営業中です。


・コスタリカ、ケニア...
恐らく世界中のロースターが目をつけるに違いないフルボディの珈琲豆も、
焙煎しまくりました。





・誰かがKUSA. の庭を、アリエッティの庭みたい、と言っていて、今の時期まさしく荒れ庭なので、誉め言葉かどうかも分からず返す言葉もないのだが、その眩いばかりの緑には、たくましい無数の生命体が宿っているのであって、姿も見えないそれらが自分の店の仲間みたいに思えてき、店主の自分は何かちょっと少しくらいは胸を張ってみてもいいんじゃないか、って思った。
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08.13.
KUSA. パン、新作です。
バター生地とパン生地をミックスさせ、ずっしりしたプチ菓子パンになりました。

独自の製法による独特の食感、
甘みを是非お楽しみ下さい。



「spice + chocolate」と
「spice + Rum Fruit」の二種です。






広いプールで、まだ泳げない子供に
しがみつかれながら遊泳してると、
あっという間に全身筋肉痛になるが、
その後に食べるシロップかけ放題のかき氷や焼きそばがやけに旨くて、
もうどうなってもいいや、という気分になる。

ごった返した、色とりどりの、
独特の熱気溢れた夏のブールにいると、
日本はきちんとアジアの一国なのだな、
といつも感じる。
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08.09.
朝は焙煎で汗だく。
夜は合気道で汗だく。
夜更けには、仕込みで汗だく。

夏の仕事は、泣き言ばかり。





浮き足だってる時代にこそ、地に足つけた
誰かの姿勢は愛おしい。
だから、あなたの和服姿や、モンクや
ガルバレクがいつも流れてるような古い
カフェや、熱射を跳ね返す様な極彩色の花びらに、
静かに感謝をする。

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08.07.
夷隅のブルーベリー農園「片岡農園」さんが
面倒を見て下さったおかげで、KUSA. の
ブルーベリーの樹も見事に復活。

今年は多収穫で、毎朝、子供が摘むのが日課。




半島に、ぽつんと真夏の王国。
珈琲屋の箱庭。
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