原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

02.28.
やる事が多くて、ずるずると時間が
経ってゆく。
頭がついてかない。



夜、ネギと海苔と煮卵の載った、
至極真っ当で、普通の普通の
ラーメンを食べる。
もしも何かの拍子に、戦争へ駆り出されたり、
牢獄に入れられたりして、何年か後に命からがら
町へ戻ってきたら、きっとこんなラーメンが
食べたくなるなぁと、ふと思う。

子供、スープで良い服汚しまくっていて、ハッと
我に返る。
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02.27.
石川若彦さんwaka studioの器、
入荷致しました。

POREX ミルも入荷です。
ミニサイズも。



ホワイトデーも間近です。
是非、手にとってご覧下さいね。

WAKA




お店様への珈琲豆が立て込んでいて、
早朝焙煎して営業、店閉めてから、
ケーキ作って、また焙煎。

職人的日々。

マンゴーが、食べたい。


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02.23.
房総、晴天。
沢山のお客さま。
素晴らしいクラシックコレクションを頂いたり、京都のお土産を頂戴したり...。
何の恩返しも出来ず、申し訳ない気持ちで一杯だ。。




店を六年営んできて、一番の財産は、
素敵なお客様に恵まれたな〜ということに
尽きる。
かけがえない事。



今週末は、「ストロングローストブレンド」
焙煎です。



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02.21.
年配のご婦人が、珈琲をすすりながら、
ああ生きてて良かった!と楽しそうに
呟いていた。
珈琲の味とか、店とか関係なく、人生の幸せを
今まさに実感している人を間近で感じられると
いうのは、すごく嬉しいことだ。

小さなニュータウンを見下ろす小高い丘で、
ゴロンと横になり春の陽射しを浴びたい、
そんな気持ち。




今週分のストロングローストブレンドは、
完売しました。
明日は、「ブラジル・シーマ」を中心に焙煎します。
「白いちぢくのパン」も二週間ぶりに。

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02.20.
店で六年、ほぼ変わらず、作り続けてるものの一つに、
「ラズベリーのベイクドチーズケーキ」というのがあって、
これは10分置きに湯を投入したり、温度を微調節したり、と
結構手間がかかるものなのだが、
六年目にして始めて失敗す。
わずかに攪拌が過ぎて、酸素を含み過ぎて
しまったらしい。
朝、カットして気づく。
プロとしてすげーダメじゃん、
と思った。


「今日は、チーズケーキ食べに来たのに」と、
若いカップルさんやご近所の子供さんに
愚痴られる。
凹む。



夜はまた雨。
何も読む気も聴く気もしない。
ので、子供に数冊、絵本を読んでやる。

「おおきな つきが もりを
あかるく てらしていました。」

救いはこんなところにも。
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02.19.
明日、明後日と「ストロングローストブレンド」の焙煎日。
ぎりぎりまで火力を落とし、焦げの匂いを出さないように、ダンパーで閉じ込める、KUSA.のフレンチ・イタリアンローストの世界。
どうぞお楽しみに!





生活に速度を。
あなたの声のくぐもりに勇気を。



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02.16.
誰かと喧嘩したとき、
雨が降りそうで降らない、もどかしい天気のとき、
失言して、いつまでも後悔の念が消えないとき、
そんなとき、sakerockの音色がすぅっと心に
入ってきて、風景のトーンを少しだけ明るく
変えてくれる。

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St. Valentine's Day.
折角のバレンタインの夜なのに、
房総は雨。
うら若き恋人たちは、傘をさしながらも、
うまく気持ちを伝えられてるのだろうか。


夫婦になって思うことの一つは、
愛は生まれたり、湧いたりするというより、
共に作り上げていくものなのだなぁと
いう事。
KUSA.のギフトが、そんな愛情の共同製作の
触媒になってくれてたら、心底嬉しいのにな、
と願う訳です。







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02.13.
チェルフィッチュの舞台と言えば、
「何か身構えちゃうんだよね」とか
「チェルフィッチュ以前以後」とか、
「この社会への諦念にまた片足突っ込んだ感じ」だとか色々言われるが、
小難しいこと抜きに単純に面白えーと思えるし、その面白さと言うのは、
舞台上にほとんど出突っ張りのパフォーマー、そして彼らがダラダラと頭の中の秘密、頽廃した日常のことを無防備なダンス的に語っているのを、私達が淡々と客席から見つめているという、その構図の何とも言えぬストレンジさにこそあるのだと思うのです。

「ゾウガメのソニックライフ」
at KAAT




最近のコンテンポラリーみたいなのの中心は、どんどん神奈川方面に移ってる気がする。
こちらからは遠くなって辛いのだが。
でも、冬の横浜は好き。
ハマのからっ風が身に沁みて。
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02.09.
気持ちと眺めは、連動する。
いつもの青き房総の空は、今日、
怒っているように見えた。

不甲斐なさに。
やるせなさに。




雨上がって、夕刻に光。
遠くから、時間をかけて、ブレンドの
豆を求めに来る人。
私達は、「ありがとう」と言う以外、
何の言葉も持っていないのだ。

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