原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

12.31. 臨時休業.
急な連絡になりますが、
体調の悪化により、明日、元旦の
営業は見合わせて頂きます。

ご迷惑をおかけし、
大変申し訳ございませんが、
どうぞ宜しくお願い致します。
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12.29.
夜は、地域の自営業者さん達と飲み。
皆、元気そうで、幸せそうで、
嬉しい。


さて、KUSA. 喫茶の2010年も、
今日で終了しました。
最期まで、沢山のお客様、
ありがとうございました。


来年は、珈琲の奥深さというのか、
エジプト、中近東から派生し、長い
歴史を経て、今、長生のこの小さな
店に辿り着いてきた悠久さ、みたいなものを感じられる店作りにして行きたいと思う。


よく分かりませんが、とりあえず、
来年もまた宜しくお願い致します。
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12.28.
時たま、
「マスターのブログ読んでますよ」とお客さんから声をかけられると、かれこれ6年くらい書き続けてるのに、毎度、嬉しい気持ちと、恥ずかしいようなこそばゆい感覚に襲われるのだが、
ここ何日か、ジェンべのI君や近所の国語の先生から「最近、文章がくだけてきたね、距離縮まってる感じだよ」なんて言われると、へぇー?と今回は
心底驚きの気持ち。
どちらかと言えば、どんどん頑なになってきてるんではあるまいか、と気にしてたくらいだから。とても意外で。

とは言え、文章には、いくら隠したとしても、その人の潜在意識が表出されるものなんで、きっとお客さんたちの言う事の方が正しく内面を探り当ててるのだろう。

KUSA. 喫茶、くだけてきてるんだ。



さて、私達の2010年の営業も、残すところ明日水曜日のみ。
ま、元旦からまた店、開けるのですが、今年もKUSA.に関わって下さった全てのお客様、本当にお世話になりました。
とても嬉しかったです。

ありがとう。
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12.26.
お正月と言えば、ささやかながらも
自家製のお屠蘇を飲みつつ、正座し
て家族と挨拶を交わし、その後、
手料理の延長のようなおせちをつま
み、外では凧揚げの凧が気持ち良く
舞っていて、それで空は大抵吸い込
まれるように澄み渡っているものだ
から、心もパリッと新たまる、と
言うのが一つの形だと思うのだが、
こちら店を始めてからというもの、
元旦から営業してる訳で、お客さん
に「おめでとうございます」とは
言うものの、身内親類と顔を合わせ
て年始の挨拶を交わすなど、当分の
間していない。



もちろん、年明け早々から珈琲豆や
パンを買いに来て下さる方々には、
店の主としては、泣きそうなほど
感謝の念ばかりだが、焙煎機フル回転、
ドリップ三昧で迎える元旦というのは、
いち日本人としていかがなものなんだ
ろうか、と考え始めた頃です。




でも、年明けの珈琲は、夜明けの珈琲と
同じくらい、美味しいんですよ。。
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メリークリスマス.
KUSA.のシュトーレンを買って下さった方は、
是非、クリスマスディナーのお供に。
やや辛口の白ワインと合わせると、相性良いん
です。



さて、今年もいよいよあと一週間。
私達のクリスマスは、冬が二階の方から落ちて
きて、水鉢のヒイラギが紅くきらめき立ち、
「フルリール」さんの生リースはしっとりと
ドライに落ち着き、子供のはしゃぎ声が響く中、
自家製のグラタンと煮込んだスープを食べる。
そんな感じ。

それから、小さなクリスマスケーキと、
「5days cafe」さん(千葉市若葉区)のマカロンで
気持ち良く〆る。
こちらのマカロンは、甘くてアーモンドの香りが
して、じゅわっと溶けて、子供の頃の大切な宝物
のような味わいがあって、ファンもたくさんいる。

macaron




私達のクリスマスは平凡でとてもささやかだけど、
なかなか幸せで、割といい感じ。今。

だから、頭の片隅でずっと昔の事も、ちょっとだけ
思い出してみる。
北国の原子力発電所の近くの産業団地。
雪に覆われた小さな建物は、物哀しく、
日本海から吹く海風はひどく寒い。
冬の田園風景にイルミネーションはない。
そういう場所では、団地の小さな窓から漏れる淡い
灯りと、労働者の漕ぐ自転車の黄色い反射板が
とても救いだった。
70年代の皆にもメリークリスマス!

クリスマスを終えたら、映画「海炭市叙景」を
見てみようと思う。
少しだけ昔の自分が見えるかもしれない。
冬の終わる前に。
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12.22.
mai cafe さんと一年最後のご挨拶。
私よりもずっと落ち着いていて、
かつずっと歳も若いお二人の、
なお人生背負った静かな微笑が、
たくさんのお客さまを惹きつけて
いる。




ニューヨーク→ロサンゼルス→サンフランシスコを、仕事の傍ら、ライブを求めて飛び続けるお客さんがいる。
ジェット族ということではないが、
有り体に言えばすごくヒップな訳で、狭苦しい厨房での皿洗いの手など、
当然の如く止まってしまう、羨望で。
胸ズキッ。
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12.21.
色々と大変なことが続き、
体力もぐんと落ちてきてるが、
2010年も残りあと僅か、焙煎に
ドリップに、きちんと頑張ってる
日々。


毎日、丹念に頑張り続けるには、
哀しみをループさせないことだ。
目の前で起こる終末的な出来事の
8割位は、心で消化すること。


だから、今夜も夜更け、
ニール・スティーヴンソンとか
ルーシャス・シェパードの書物に
目を通し、気持ちをニュートラルに
戻す努力をする。

「君が吐いた白い息が、今
ゆっくり風にのって、空に
浮かぶ雲の中に少しずつ
消えてゆく」
なんて郷愁漂う唄を聴きつつ。
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12.20.
年末に向け、沢山の珈琲豆のご注文ありがとう
ございます。
只今、HPからのご注文の際、「豆のまま」が
選択出来なくなってしまっております。
contact欄よりお問合せ頂ければ、幸いです。





さてさて、もうあっという間に、年の瀬。
毎年毎年、この時期は、お客さん達も
どこかせわしなさそう。

一年の最後は静かに珈琲を飲みながら、と
いう人も大変多く、KUSA.喫茶でも普段にも
増して、釜をフル回転させております。
お決まりの珈琲銘柄がある人は、来店前に
お取り置きして頂いた方が確実です。




師走のKUSA.の庭。
お客さんのおかげで、今年は雰囲気良く
呼吸してます。
ブルーベリーの木は、はかなく、綺麗に紅葉し、
女性にとても人気のあるメキシカンブッシュ
セージは薄紫色を咲き誇り、紅い山茶花が満開
です。
私は、こっそり隠れたように咲いている小さな
白い花びらが好き。

card


それから、大網の若き作り手さんから頂いた、可憐な
クリスマスカード。
印字まで手書きで、心に淡い淡い感触。
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12.19.
今年のクリスマスは、自家製のケーキと珈琲、
チキンをハーブで焼いたのと、少し頑張って
アルザスの白ワインに決めた。


それにしてもフランスのワインの作り手は
かっこいいね、
「何かを良くしようと思ったら、
それは愛のみによって可能だ」
とか、哲学の境地で。

こちらは、まだまだ目の前の焙煎に
いっぱい
いっぱいで、そんな域に近づくこともできず。



KUSA. 喫茶
年内は通常通りの営業、12/23(木)も
営業致します。
年明けは、元旦より営業しております。
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12.18.
ぐっと気温冷え込み、灯油ストーブをもう一つ引っぱり
出そうか思案中。

寒いので、久しぶりにkante manfila聴く。
カンカンで録音されたアフリカンギターが、冷えきった壁に
きれいに吸収されていく。



石川若彦さんのカフェオレボウルは完売致しました。
またの入荷をお楽しみに。

お問い合わせ頂いているシュトーレンは、通販、店頭用ともに
ご予約完売しております。
こちらもまた来年、どうぞ宜しくお願い致します。

珈琲豆「ケニア・キブリ農協」、「fuyu ブレンド」、
単品販売しております。

営業日程ですが、年内は、定休日の木・金曜日以外、
通常営業です。
年明けは元旦より営業しております。




冬には「色」が欲しい。
都内で見かけた、フランス経由のハワイアンキルトのカラーが
見事に躍動的で、どうにも部屋に敷きたくなる。
手が出なかったのだが。



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