原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

liquid coffee.

リキッドアイス珈琲が出来上がってきました。

最終調整した上、本格水出し珈琲のような喉ごし良い苦みと、

微かにフルーツ香の残るようなものに仕上げました。


パックデザインは、空間デザイナーMiasaちゃんとの共同作業。

1本500円、1ケース(12本)5500円で。

贈り物にもどうぞ。




liquid





週末は、編集のサカモトさん、ギャラリー「林檎の木」のKさんと軽く打ち合わせ。

実は、前号より、千葉を代表するフリーペーパー『&R』にちょっとだけ原稿書き書き。

お客さんとのことなど、雑録風に綴ってます。

原稿書きというのは、本当は、本業外のことだけど、

ちょっとワクワクする作業。

日々の喫茶営業の中、自分にとってこういう変化も必要なのかもなぁ。















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06.24. 雑録.

ここのところ、天候のせいも少しばかりはあるのだろうが、

鬱々とさせる、嫌な思いをする出来事が多かった。

今日もカウンターで、昨今は横柄な人間が多いよな〜と

お客さんと話していた。


私も結構な職種を渡り歩いていたので、「嫌な奴」「ちょい詐欺な大人」

「情の微塵もない奴」...沢山遭遇してきたし、

実際にひどい目にも合った。




でも、今、気持ちを切り替えてみれば、たった一杯の珈琲と、

2個のイングリッシュマフィンが載っただけのプレートのために、

手書きでお手紙やお葉書を送って下さる方(中々返信もできずに、胸がズキズキするのだが..)

困っているときに時間や手間を(きっとその人にとって貴重な)割いて手を差し延べてくれる人達、

そんな人々に心揺れ動されてる感じだ。


若い新聞記者が書いていた。

『この世界には、多くの邪悪な心を持った者、悪意に満ちた者がいる。

 しかしだ、忘れてならないのは、我々の想像を越えた親切心を持った人達が

 確かに存在しているのだ、ということだ。』


きっとそうなのだろう。





     mame
  ぎりぎりの火加減で、煎り上げたイタリアンロースト.


昨日、ようやくリキッド珈琲分の20kg近くのブレンド豆の出荷を終えた。

今週末には発売できる見込み。


夏の、静まり返った午後、ちょっと濃厚で香ばしく、ふわっと優しさ漂う、

でも手軽なアイス珈琲を、こっくり飲みたいと思っていた方は、是非お試し下さい。

サマーギフトにも組み込む予定でおりますので。



















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06.17. 雑録.
 

今週は、ちょっとアップアップ。。


まずは、父の日ギフトのご注文、沢山ありがとうございました。

今年は、こちらから提案したギフトに、他の珈琲豆やミルやカップを付け加えるなど、

お客様からバリエーションの多いリクエストがとても多かった。

世の中の娘さんたちは(ご注文はほとんど女性からでしたので)、父親への気持ちが

強いんだなぁと改めて痛感。

急ピッチで、焙煎〜箱詰め作業入ってます。



そして、来週末には発売できそうな、KUSA.のリキッド珈琲パック。

試作を工場でチェックしてもらいながら、毎日ブレンディイングの試行錯誤を

続いてましたが、ようやく味作りは完成しそうです。

かなり濃厚感のあるアイス珈琲になる予定です。

同時に、今回はパックのデザインにも時間をかけました。

イメージは、メキシコとかペルーの裏道の小さな食品店のショーケースに

ぽんと置いてある雰囲気。

今回のパッケージは、この雰囲気を肌で感じとってくれた

デザイナーのMiasaさんのご尽力がとても大きかった。

KUSA.の諸々は、金欠のため、ほとんど夫婦二人だけでの進行なのだけど、

久しぶりの他人との共同作業。素晴らしく、スリリングでした。

デザインの練り上げは、ほぼ深夜の作業になってしまったが、

彼女が連日連夜、付き合ってくれたおかげで、無造作だけどKUSA.らしい

リキッドパックになりそうです。



そしてそして、先日告知しましたが、今週19日(金)。

茨城の有名店「cafe la famille」さんにて、恒例、パティシエkibiさんの「kibi cafe」。

今回は、定番のKUSA.ブレンドとストロングローストブレンドを無事出荷。

kibi さんのお菓子は、体に優しいにも関わらず、しっかり濃厚なヨーロッパの趣きを

感じさせてくれる逸品ばかり。

KUSA. のストロングとも、必ずや合うと思います。

茨城方面の方、是非、ふらっと立ち寄ってみて下さい。



ちなみに、能書きではありませんが、ストロングローストブレンドは、

イタリアンロースト近くまで火を入れてます。

このくらい火の入っている豆は、抽出時フワっとは膨らまず、じんわり膨らんでいく感じです。

豆の量を増やして、やや粗挽き、湯温、心もち低めで、じっくり抽出することによって、

豊潤な香りを放ってきます。

どうぞ、お試しになってみて下さい。

それでは、また。






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父の日の贈り物.

夏へ向けて、ちょっとバタつきがち。

リキッド珈琲パックのデザインの打ち合わせをしたり、

(繊細で、いい〜雰囲気、感性のデザイナーMさんと)

その前に20kg近くのリキッド用ブレンド豆を完成させ、工場へ送らねばならない。

来週19日(金)は、静謐かつアットホームな一日カフェを続けている

kibi cafeさんも待っている。






父の日


今週は、まずは、HARIO製水出し珈琲ポットが入荷したので、

予定通り、今年の父の日ギフトとして。



ほんとは、珈琲豆を豆のままで買って、飲む毎にミルで挽いて、

ペーパードリップやフレンチプレスなどで抽出。

これが、珈琲の基本であり、一度慣れてしまえば、

さして苦にもならない作業なのだが、特に夏場のアイス珈琲のときなんかは

こういう工程が面倒なんだよと、他のお客様からもよく言われていた。


そこで、今夏は、色々リサーリした挙げ句、この水出し珈琲ポットを仕入れたのだが、

これがなかなか使い勝手がよろしい。

80gの中挽きから中細挽きの豆をこし器に入れ、1L程度の水を静かに注ぎ、

待つ事8時間。

朝か晩に作れば、その日の夜か翌朝には、水出しならではの、タンニンの少ない、

喉ごし良いアイス珈琲がごくごく飲める。






そうだな、面倒くさがり屋の私の父にも飲ませてあげたかった。

少しほとぼりの冷めた、夏の夕方の、打ち水撒いたあとの縁側なんかで。











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『kurosawa』の.
『kurosawa』ブランドのご夫婦と閉店後、打ち合わせ。

『kurosawa』のベビーシューズの評判がとても良いので、

 新たにサイズ展開させて頂いたのだ。

 今までの11cmは、ファーストシューズとして。

 12〜16cmは、1歳くらいから。

 ちなみに、うちの3歳児は2足目、16cmを外履きとしてがんがん愛用中。

 生地やビニールシューズと違って、履き古したレザーは、それだけで、

 アルバムのように、とっておきの思い出の品となり。



『kurosawa』ブランド、今月は、

 6/19(金)「kibi cafe」 at cafe la famille(茨城県結城市)

 6/27(土)「KUROISO MARKET」 at 1988 CAFE SHOZO(栃木県那須塩原市)

 にて、活動予定です。


 6/19(金)「kibi cafe」 at cafe la famille では、KUSA. 喫茶の珈琲豆出します。

 楽しみです。






その頃、関東は、多分もう梅雨のさなか。


喫茶店の窓際の雨しずく。

帰り道の途中の、真っ白なあじさい。

北原ミレイの、昔々の歌謡曲。

とか。


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strong roast.
コモディティーの生豆ではなく、スペシャリティーの珈琲豆を焙煎するからには、

何と言ってもフルーツとしてのコーヒーチェリーの香味、

つまりフルーティーな味わいを残しておきたい。

スペシャリティーというのは、そういう瑞々しさを残している豆なのだから。

なので、「KUSA.の深煎りブレンド」は、深煎りとは言っても、ぎらぎらになるまでローストせず、

フルシティからフレンチくらいのローストの豆をブレンディングして、後口柔らかく、

苦さが身体にすぅーっと染み込んでいく感じにしてる。



しかし、5月とは思えぬ灼熱の午後にふと思いつき、

6月の雨上がりの夕方に出来あがったのが、

イタリアンローストメインのストロングブレンド。

フルーティーさは消え、ずっと昔、頑固な珈琲専門店で味わったことのあるような

こってりした珈琲の苦さ。舌にこびりつくような香。

スペシャリティ店では珍しいが、こんなブレンドも一つくらい。



BEANS


「ストロングローストブレンド」です。

 当面は、店内のみで。




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06.03. 雑録.
いつになく、涼しげな店内。

若い女の子たちが、クールダウンしている。


近くの、イギリス古道具店、「クイーンズ・ウエイ」のMさんご夫妻とも

久しぶりにカウンター談義。

真っ黒に日焼けしたご主人とほっこり可愛らしい奥様が、この、一宮、夷隅、

長生地域にどんどん溶け込んでいく様は、とても興味深い。




近々、KUSA.の建物の一部補修工事。

通常通りの営業かもしれませんが、ひょっとしたら、

営業日程に変動あるかもしれません。。。

宜しくお願い致します。







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夏へ向けて.
 

海沿いのせいか、この頃合いはさほど気温が上がらない日にも、蒸し蒸しする。

私たちは、仕事なので、こんな時期でも日に何杯も熱い珈琲をカッピングする訳だが、

でも、日中、汗かいて、外から戻って飲むアイス珈琲は格別だろう。



学生の頃、空き缶やらゴミやらが散らかってる友人の風呂無しのアパートで、

きりっと冷えたアイス珈琲なんかを出してもらって、

どんな豆を使ってたかなんて気にも留めなかったが、

大層旨かったのを覚えてる。


さて、あれから20年、KUSA.喫茶では、豆の香味を大切にして、氷を張って、

急冷式で一杯ずつアイス珈琲をサーブしている。

でも、自宅ではなかなかアイスのためにドリップしてられない、という声もよく聞くので、

今夏は、水出しポットと、パック詰めのリキッド珈琲を販売していこうと考えてます。

特に、リキッド珈琲用のブレンドはかなり深めの珈琲を使用するので、毎晩、

テスト焙煎している次第。



そんなこんなで早くもこちらは夏気分。


夏。

風鈴と浴衣。極彩色のシロップかき氷。アスファルトの熱せられた匂い。

そして、真夜中のドアーズのオルガンの音色。

何となく。










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