原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

communication.
fb821124.jpg








最近、常連のお客さまたちから、お借りした音楽。

・medeski martin & wood 「let's go everywahere」
・曽我部 恵一 「sketch of Shimokitazawa」
・Kip Hanrahan & Jack Bruce 「Vertical's Currency」

どれも、非情に興味深い好盤だ。

そして、お貸ししたCDは...
・flying rhythms 「Flying Rhythms」
(Yoshio KugeとLATYR SYのパーカッションセッション)

・RYOUJI IKEDA 「1000fragments」

と羅列しただけでも、情報が錯綜していて、
それがこの場所で交差している。
実に面白いことだと思いませんか。


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最近、常連のお客さまたちから、お借りした音楽。

・medeski martin & wood 「let's go everywahere」
・曽我部 恵一 「sketch of Shimokitazawa」
・Kip Hanrahan & Jack Bruce 「Vertical's Currency」

どれも、非情に興味深い好盤だ。

そして、お貸ししたCDは...
・flying rhythms 「Flying Rhythms」
(Yoshio KugeとLATYR SYのパーカッションセッション)

・RYOUJI IKEDA 「1000fragments」

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夜明け前.
午前4時、嫌な、嫌な夢を見た。
寝付けない。
一度眠ると、熟睡してしまう自分には珍しいこと。

五感を使う、焙煎人や職人にとって、睡眠不足は致命的だ。
あせって寝付けずにいると、どうしてもやっぱり店内で時間を
過ごすことになる。
その方が気が鎮まるからかもしれない。
そして、この真っ暗な店内で、
そっと救済が訪れてくれるのを待つ。
救済について、ある人気作家が書いている。

「救済とは、
 冬の夕方のざわざわしたカフェの明るい光の中に
 徹夜明けの冴えた気持ちでいるような感じ。」

この、珈琲屋がそんな場になることを思って。

YOAKE









午前6時。
夜明けだ。



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午前4時、嫌な、嫌な夢を見た。
寝付けない。
一度眠ると、熟睡してしまう自分には珍しいこと。

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あせって寝付けずにいると、どうしてもやっぱり店内で時間を
過ごすことになる。
その方が気が鎮まるからかもしれない。
そして、この真っ暗な店内で、
そっと救済が訪れてくれるのを待つ。
救済について、ある人気作家が書いている。

「救済とは、
 冬の夕方のざわざわしたカフェの明るい光の中に
 徹夜明けの冴えた気持ちでいるような感じ。」

この、珈琲屋がそんな場になることを思って。

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夜明けだ。



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南の方の.
19ae5c04.jpg外房、朝晴れ。
病み上がりのせいか、少し頭が
ぼんやりしてる。
枯れかけた庭に、水仙咲き誇り
グアテマラ・カルモナ農園の
苦みとフルーティな酸の共存が
気持ち良く。

昼過ぎから、突如、嵐のような風と雨。
脚立が飛び、立て看板は倒れ、ブリキのバケツ転がり続ける。
軽めのブレンドで、気持ちを静める。


外房地方、夕方になって、身の縮むような冷気。
まばらな店内で、ブラジル・パルプドナチュラルの濃厚な
エキスを一杯。
灼熱の太陽とスコールが入り混じる、南の王国の都市の記憶、微かに蘇りつつ。




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南の方の.
19ae5c04.jpg外房、朝晴れ。
病み上がりのせいか、少し頭が
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グアテマラ・カルモナ農園の
苦みとフルーティな酸の共存が
気持ち良く。

昼過ぎから、突如、嵐のような風と雨。
脚立が飛び、立て看板は倒れ、ブリキのバケツ転がり続ける。
軽めのブレンドで、気持ちを静める。


外房地方、夕方になって、身の縮むような冷気。
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エキスを一杯。
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blue.
・真っ青の、ざっくりと、しかし丁寧に編み込まれた帽子を、
 息子に頂いた。
 近くのアトリエで、ハンドメイドされてる女性の常連さん。
 ブランド名は、「Dimanche」らしい。
 南方の海の色のようでもあり、
 カルタゴの空の色のようでもあり、
 とてもとてもきれい。
帽子









・昨年のベストドキュメンタリー?とも言われている
 「ダーウィンの悪夢」をようやく観ることができた。
 世界第3の湖・タンザニアのビクトリア湖に、
 数匹のナイルパーチという肉食魚を放してしまったことで、
 湖の生態系は徹底的に、崩壊していく。
 増殖し続けるナイルパーチを日本やヨーロッパへ輸出する
 ことで、一時的にだけ活性化する海辺の街だが、
 人々は貧困を極め、もちろん、未来はない。
 悪循環の始まり。
 でも、これは、タンザニアに限ったことではなく、
 日本のあらゆる局面も似たようなものだ。
 ここで、思い出したのが、詩人アンリ・ミショーの
 「ある人々は世界を分かりやすさへと追い込んでいる。
  それは世界を部分的に拒否することだ。」
 という言葉だ。
 そしてまた、この映画からどうしてこんなことを思うに
 至ったか、それはもう私の脳内のグルグルのことなので
 説明不可なのだが、「シンプルな生活」だとか、
 「スローライフ」だとか、現実にはほとんどが豊かな国の
 豊かな人たちが享受しているそういうスタイルよりも、
 本当に人の心を強く打つのは、
 多くの迷いや苦しみや不安を抱えながらも、
 血のにじむ思いをしながら、自分の人生を生き抜くために
 ただただ、がむしゃらに頑張っている誰かの姿だけなんだ、
 ということでした。


・これから、深夜の焙煎。黙々と。淡々と。



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・真っ青の、ざっくりと、しかし丁寧に編み込まれた帽子を、
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 ブランド名は、「Dimanche」らしい。
 南方の海の色のようでもあり、
 カルタゴの空の色のようでもあり、
 とてもとてもきれい。
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・昨年のベストドキュメンタリー?とも言われている
 「ダーウィンの悪夢」をようやく観ることができた。
 世界第3の湖・タンザニアのビクトリア湖に、
 数匹のナイルパーチという肉食魚を放してしまったことで、
 湖の生態系は徹底的に、崩壊していく。
 増殖し続けるナイルパーチを日本やヨーロッパへ輸出する
 ことで、一時的にだけ活性化する海辺の街だが、
 人々は貧困を極め、もちろん、未来はない。
 悪循環の始まり。
 でも、これは、タンザニアに限ったことではなく、
 日本のあらゆる局面も似たようなものだ。
 ここで、思い出したのが、詩人アンリ・ミショーの
 「ある人々は世界を分かりやすさへと追い込んでいる。
  それは世界を部分的に拒否することだ。」
 という言葉だ。
 そしてまた、この映画からどうしてこんなことを思うに
 至ったか、それはもう私の脳内のグルグルのことなので
 説明不可なのだが、「シンプルな生活」だとか、
 「スローライフ」だとか、現実にはほとんどが豊かな国の
 豊かな人たちが享受しているそういうスタイルよりも、
 本当に人の心を強く打つのは、
 多くの迷いや苦しみや不安を抱えながらも、
 血のにじむ思いをしながら、自分の人生を生き抜くために
 ただただ、がむしゃらに頑張っている誰かの姿だけなんだ、
 ということでした。


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週末のこと.
・日曜日、突拍子も無い熱で、ダウン。
 販売のみの営業とさせて頂きました。
 申し訳ございませんでした。

・週末は、岡山から「三村珈琲店」さんが
 お子さんを連れて、来店。
 和気あいあいとして、始めて会った気がしない感じ。

 気持ちの良い日だ。
 窓越しに1歳と2歳児のはしゃぐ声。
 目を細めて子供らを眺めている、常連さんたち。
 珈琲粉の膨らむ匂い。
 こういう全て。
 こういう全ての空気、実はこの広い地球上ではとても稀な、
 本当にごく稀にしか遭遇し得ない、幸せな光景の一つに
 違いない。

horokun








・宮台真二の「サブカルチャーの神話解体」('93)が
 昨年文庫化されていた。
 この手の、カルチャー論としては難解で、
 でも蓄積された情報と労力を惜しみなく注ぎ込んだ名著が
 文庫化されるのが、少し遅い気がする。
 もう、15年余り経ってしまっているし、
 さらに時代のコードは変化しているのだろうし、
 「愛は負けても、親切はきっと勝つ」 (矢作俊彦 ,1991)
 といった感受性は、今はさらにナイーヴ化しているはず。
 なんだしね。
 



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 お子さんを連れて、来店。
 和気あいあいとして、始めて会った気がしない感じ。

 気持ちの良い日だ。
 窓越しに1歳と2歳児のはしゃぐ声。
 目を細めて子供らを眺めている、常連さんたち。
 珈琲粉の膨らむ匂い。
 こういう全て。
 こういう全ての空気、実はこの広い地球上ではとても稀な、
 本当にごく稀にしか遭遇し得ない、幸せな光景の一つに
 違いない。

horokun








・宮台真二の「サブカルチャーの神話解体」('93)が
 昨年文庫化されていた。
 この手の、カルチャー論としては難解で、
 でも蓄積された情報と労力を惜しみなく注ぎ込んだ名著が
 文庫化されるのが、少し遅い気がする。
 もう、15年余り経ってしまっているし、
 さらに時代のコードは変化しているのだろうし、
 「愛は負けても、親切はきっと勝つ」 (矢作俊彦 ,1991)
 といった感受性は、今はさらにナイーヴ化しているはず。
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