原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

秋の、ある午後に開店するお店.
07c46394.jpg




隣町の白子町に、
小さな小さなカフェが出来る。



うちに通って下さっていた、一本芯の通った、素敵な女性が
オーナーだ。
そこは、白くて、清潔で、透き通った窓からはちらりと川が
見える。
書棚には、デザイン本や、レシピ本に混じって、
小説「パークライフ」なんてのも垣間見え。
人の書庫を眺めるのは、下世話だが浮き浮きしてしまう。
ナチュラルな本ばかりとか、逆に難解な本やクールな冊子が
ずらりとか...
それより、このカフェみたいな、バランス、好きなんだなぁ。

だから、ここ数日間、このお店に似合うように、頑張って
試行錯誤して、ブレンドを作り上げました。
『EPICE NOIR』エピス・ノワール/黒色のスパイスという名の
ブレンドです。オーナーさんは、紅茶に精通しています。

珈琲は、KUSA. 喫茶プレゼンツです。
どうぞ、ハシゴしてみて下さいね。

「cafe fuchsia」
明日、晩秋のオープンです。




「KUSA.Blogの応援clickです.」

日々のこと comments(0) trackbacks(0)
秋の、ある午後に開店するお店.
07c46394.jpg




隣町の白子町に、
小さな小さなカフェが出来る。



うちに通って下さっていた、一本芯の通った、素敵な女性が
オーナーだ。
そこは、白くて、清潔で、透き通った窓からはちらりと川が
見える。
書棚には、デザイン本や、レシピ本に混じって、
小説「パークライフ」なんてのも垣間見え。
人の書庫を眺めるのは、下世話だが浮き浮きしてしまう。
ナチュラルな本ばかりとか、逆に難解な本やクールな冊子が
ずらりとか...
それより、このカフェみたいな、バランス、好きなんだなぁ。

だから、ここ数日間、このお店に似合うように、頑張って
試行錯誤して、ブレンドを作り上げました。
『EPICE NOIR』エピス・ノワール/黒色のスパイスという名の
ブレンドです。オーナーさんは、紅茶に精通しています。

珈琲は、KUSA. 喫茶プレゼンツです。
どうぞ、ハシゴしてみて下さいね。

「cafe fuchsia」
明日、晩秋のオープンです。




「KUSA.Blogの応援clickです.」

日々のこと comments(0) trackbacks(0)
花が咲く.
おいらん




やる気を起こさせる
映画というものがある。


「ピンポン」もそうだったし
「桜の園」も、
「パルプフィクション」も
そうだった。
結局のところ、私にとって良い映画かそうでないか、
それは、見てる間に鳥肌が立つ瞬間があるか、
そうでなければ、見終わってエンドロールが流れた瞬間、
「さぁ明日も、大変な大変な生活だけど、それでもきちんと
生きていくことにするぞ」と思わせてくれるかどうか。
そんな、とても簡単な基準。


いわゆるオシャレ系の映画(!?)は、あまり好みでないし、
流行の若手写真家にもあまり興味が無いので、
やや敬遠していたものの、今夜は何ともなく、遅ればせながら
DVDで見ました、「さくらん」。

そして、しびれました!!! 蜷川実花さん。
極彩色の画も、金魚をモチーフにした幻想的イマジナリーも、
花魁が高下駄を踏み出すアングルも...
そんな何もかもが、しびれるほど昇華してるからこそ、
だからこそ安野モヨコ原作のセリフが、聖なるアフォリズムの
ようにきれいに浮き上がってくるのです。とっても意訳ですが
「あぁ、あんたは....ただの笑う鬼だ。」
「俺は、お前の、お前の心を信じてるんだ!」
「なりたくたって女郎にはなれねぇんだ、物を言えるのは、
それになってからだ!」
何て気持ち良く、凛としてるんだ。
脚本は、かの若き奇才・タナダユキさん。
受け付けない人もいるかもしれないけれど、
少なくとも私は、胸がはちきれそうな気分で、
これは、'07年邦画の傑作。個人的。


追記。
音楽担当・椎名林檎さん、先行でアルバム出してたけど、
すごく気合い入ってます。
好き嫌いは別にして、天才ですね。
映画の全体像は、林檎さんの歌詩で表現されてる。

「此の勝負に負けたら、『生キテユク資格モ無イ』!!」



「KUSA.Blogの応援clickです.」




ART ? and SHOP? comments(0) trackbacks(0)
花が咲く.
おいらん




やる気を起こさせる
映画というものがある。


「ピンポン」もそうだったし
「桜の園」も、
「パルプフィクション」も
そうだった。
結局のところ、私にとって良い映画かそうでないか、
それは、見てる間に鳥肌が立つ瞬間があるか、
そうでなければ、見終わってエンドロールが流れた瞬間、
「さぁ明日も、大変な大変な生活だけど、それでもきちんと
生きていくことにするぞ」と思わせてくれるかどうか。
そんな、とても簡単な基準。


いわゆるオシャレ系の映画(!?)は、あまり好みでないし、
流行の若手写真家にもあまり興味が無いので、
やや敬遠していたものの、今夜は何ともなく、遅ればせながら
DVDで見ました、「さくらん」。

そして、しびれました!!! 蜷川実花さん。
極彩色の画も、金魚をモチーフにした幻想的イマジナリーも、
花魁が高下駄を踏み出すアングルも...
そんな何もかもが、しびれるほど昇華してるからこそ、
だからこそ安野モヨコ原作のセリフが、聖なるアフォリズムの
ようにきれいに浮き上がってくるのです。とっても意訳ですが
「あぁ、あんたは....ただの笑う鬼だ。」
「俺は、お前の、お前の心を信じてるんだ!」
「なりたくたって女郎にはなれねぇんだ、物を言えるのは、
それになってからだ!」
何て気持ち良く、凛としてるんだ。
脚本は、かの若き奇才・タナダユキさん。
受け付けない人もいるかもしれないけれど、
少なくとも私は、胸がはちきれそうな気分で、
これは、'07年邦画の傑作。個人的。


追記。
音楽担当・椎名林檎さん、先行でアルバム出してたけど、
すごく気合い入ってます。
好き嫌いは別にして、天才ですね。
映画の全体像は、林檎さんの歌詩で表現されてる。

「此の勝負に負けたら、『生キテユク資格モ無イ』!!」



「KUSA.Blogの応援clickです.」




ART ? and SHOP? comments(0) trackbacks(0)
夜更け過ぎ.
蛍光灯










深夜、一人で焙煎行程表を見直している。
明日は、エチオピアにもう少し時間をかけてみよう..。
長生村の夜更けは、しんとして、月明かりなし。


横で眠る、1歳の子供の華奢な華奢な体から吐き出される、
絶え間なき咳の音。
どうしてか、はかなく、悲しく、胸痛く。




「KUSA.Blogの応援clickです...」

日々のこと comments(0) trackbacks(0)
夜更け過ぎ.
蛍光灯










深夜、一人で焙煎行程表を見直している。
明日は、エチオピアにもう少し時間をかけてみよう..。
長生村の夜更けは、しんとして、月明かりなし。


横で眠る、1歳の子供の華奢な華奢な体から吐き出される、
絶え間なき咳の音。
どうしてか、はかなく、悲しく、胸痛く。




「KUSA.Blogの応援clickです...」

日々のこと comments(0) trackbacks(0)
駐車場のお知らせ.
整備写真



様々な事情があって、
KUSA.の駐車場は、
未整備で土のまま
でした。


ごくごく稀にですが、この駐車場の雑然とした感じ良いね、
と言って下さるお客様もいらっしゃいましたが、
雨の後のぬかるみは、気持ちを落ち込ませたし、
水かきするのもひと苦労でした。
それに何より、大多数のお客様にはご不便をおかけした事と
思います。

でも、ようやく少しだけですが、砂利を敷く事ができました。
わずかながら、お客様のお車にも優しくなることと思います。

会社員に、昇進や転身やらの節目があるように、
小さな自営店にとっては、今日がそんな日。
冬を目前にした、この肌寒い日のささいな出来事が、
私達には、大きなお祝いのような日なのだ。



野の花







定休日を一日だけ使った整備DAY。
整備を少し手伝っている間に、見つけた白い花と赤い実。
名も知れぬ野の花に、ただただ励まされ続ける、私と妻と
小さな子供一人。




追記。
ごくたまに胸が詰まる瞬間がある。
もちろん、私はもう30代で、男で、どんなに悔しい事、
悲しい事があっても、そうそう泣くはずはない。

しかしだ、あるドラマで語られているように、
涙がこぼれるのは、希望が残っている証しなのだ。
希望があるからこそ、涙が溢れ出す。

希望は、確かに、まだある。


「KUSA.Blogの応援clickです.」
日々のこと comments(0) trackbacks(0)
駐車場のお知らせ.
整備写真



様々な事情があって、
KUSA.の駐車場は、
未整備で土のまま
でした。


ごくごく稀にですが、この駐車場の雑然とした感じ良いね、
と言って下さるお客様もいらっしゃいましたが、
雨の後のぬかるみは、気持ちを落ち込ませたし、
水かきするのもひと苦労でした。
それに何より、大多数のお客様にはご不便をおかけした事と
思います。

でも、ようやく少しだけですが、砂利を敷く事ができました。
わずかながら、お客様のお車にも優しくなることと思います。

会社員に、昇進や転身やらの節目があるように、
小さな自営店にとっては、今日がそんな日。
冬を目前にした、この肌寒い日のささいな出来事が、
私達には、大きなお祝いのような日なのだ。



野の花







定休日を一日だけ使った整備DAY。
整備を少し手伝っている間に、見つけた白い花と赤い実。
名も知れぬ野の花に、ただただ励まされ続ける、私と妻と
小さな子供一人。




追記。
ごくたまに胸が詰まる瞬間がある。
もちろん、私はもう30代で、男で、どんなに悔しい事、
悲しい事があっても、そうそう泣くはずはない。

しかしだ、あるドラマで語られているように、
涙がこぼれるのは、希望が残っている証しなのだ。
希望があるからこそ、涙が溢れ出す。

希望は、確かに、まだある。


「KUSA.Blogの応援clickです.」
日々のこと comments(0) trackbacks(0)
New York City.
a8da47fd.jpgちょっと前の話だが、N.Y.で、フラワーショップを成功させている方と店でお話ししいて、
羨ましいなと思った。




若い頃は、パリやロンドンや北欧で、珈琲店を営めたら
素敵だなと思っていた事もあったけど、今はそういう街には
あまり興味が無い。
ま、大好物のガレット専門店なら、フランスだけど。

やっぱり、今は、ニューヨークか、メキシコシティがいい。
洗練されつつも、猥雑でいかがわしく、クールでスクエアで
アンダーな場所。
そんな都市で、モクモク煙を吐き出しながら、ひっそりと
ロースター珈琲ショップを開くのだ。
そこは、小さな数席のショップで、ややスモーキーな珈琲を
サーブしつつ、密やかに会話を交わし、集う人々は思索に耽り
そんな中で世界をリードする新しい「思い」が産み出される。
きっと。


眠たげな目をこすりつつ、ぼんやり、そんなことを夢想する、
深夜の村の片隅で。



「KUSA.Blogの応援clickです.」




日々のこと comments(0) trackbacks(0)
New York City.
a8da47fd.jpgちょっと前の話だが、N.Y.で、フラワーショップを成功させている方と店でお話ししいて、
羨ましいなと思った。




若い頃は、パリやロンドンや北欧で、珈琲店を営めたら
素敵だなと思っていた事もあったけど、今はそういう街には
あまり興味が無い。
ま、大好物のガレット専門店なら、フランスだけど。

やっぱり、今は、ニューヨークか、メキシコシティがいい。
洗練されつつも、猥雑でいかがわしく、クールでスクエアで
アンダーな場所。
そんな都市で、モクモク煙を吐き出しながら、ひっそりと
ロースター珈琲ショップを開くのだ。
そこは、小さな数席のショップで、ややスモーキーな珈琲を
サーブしつつ、密やかに会話を交わし、集う人々は思索に耽り
そんな中で世界をリードする新しい「思い」が産み出される。
きっと。


眠たげな目をこすりつつ、ぼんやり、そんなことを夢想する、
深夜の村の片隅で。



「KUSA.Blogの応援clickです.」




日々のこと comments(0) trackbacks(0)
| 1/3 | >>