原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

2つの優れた美術展を観て、思った事.
ここ数年の私の中の幾つかのテーマの一つに「SURVIVE」
生き抜くこと。生き延びること。というのがあって、
この秋観た2つのの現代アート展に重なる部分があったので
記しておこうと思った。



マラブ








野口里佳「マラブ・太陽」を見る。
ドイツやスペイン等、写真先進国で高く評価されている彼女の
凱旋小個展。
この、言葉少なげな小品を見て、誰もが感じるのは、
静謐で美しいなという事だろう。
暗闇に浮かび上がる、淡く幻想的な色彩。
ほとんど動を感じさせない画面上の生物。
でも、静謐で美しい写真なら他にもあって、この作品群が
なぜか心に刻まれて行くのは、そこに、時間性と生性が
眠っている点だと思う。
写真集のみでしか観れなかったが、「鳥を見る」にしても、
「キプロス」にしても、動きの少ない点滴のような写真群の
中に、ひたすらカメラを定点し続ける彼女の姿が垣間見え、
この恐ろしく永い宇宙の歴史の中では、私達の一生など、
一粒の砂にも満たないはずなのに、そのまた一瞬の美を
刻み込もうと格闘している。
彼女は、この世界で、カメラという道具を以て、
サバイブしようとしているのだ。


ライフ


坂本龍一 + 高谷史郎「LIFE」。





ちなみに、高谷さんは、世界最前線の舞台アートユニット
「dumb type」の映像作家さんで、これは、現在の新しい
アンビエントの形であり、メッセージはより直截的だ。
私達は、まるで、水面下から一筋の太陽光を頼りに、地球上の
様々な事象をフラッシュバックされているかのようだ。
そこにあらゆるキーワードが灯され、脳にインプットされる。
「調和」「暴発」「ジャンクション」「可能性」....etc.そして
「SURVIVE」。
これが、日本を代表する二人のアーティストの、世界的答えの
一つだ。


この世界をサバイブすること。



「生き延びる」という意思と危機意識を持たずに生きている人
又は、持たずにすむ人たちは幸せだ。
でも、そこからは、何か新しいものが産み出されることは、
多分ないだろう。


野口里佳「マラブ・太陽」 at ギャラリー小柳
SAKAMOTO Ryuichi + TAKATANI Shiro 「LIFE」 at ICC


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2つの優れた美術展を観て、思った事.
ここ数年の私の中の幾つかのテーマの一つに「SURVIVE」
生き抜くこと。生き延びること。というのがあって、
この秋観た2つのの現代アート展に重なる部分があったので
記しておこうと思った。



マラブ








野口里佳「マラブ・太陽」を見る。
ドイツやスペイン等、写真先進国で高く評価されている彼女の
凱旋小個展。
この、言葉少なげな小品を見て、誰もが感じるのは、
静謐で美しいなという事だろう。
暗闇に浮かび上がる、淡く幻想的な色彩。
ほとんど動を感じさせない画面上の生物。
でも、静謐で美しい写真なら他にもあって、この作品群が
なぜか心に刻まれて行くのは、そこに、時間性と生性が
眠っている点だと思う。
写真集のみでしか観れなかったが、「鳥を見る」にしても、
「キプロス」にしても、動きの少ない点滴のような写真群の
中に、ひたすらカメラを定点し続ける彼女の姿が垣間見え、
この恐ろしく永い宇宙の歴史の中では、私達の一生など、
一粒の砂にも満たないはずなのに、そのまた一瞬の美を
刻み込もうと格闘している。
彼女は、この世界で、カメラという道具を以て、
サバイブしようとしているのだ。


ライフ


坂本龍一 + 高谷史郎「LIFE」。





ちなみに、高谷さんは、世界最前線の舞台アートユニット
「dumb type」の映像作家さんで、これは、現在の新しい
アンビエントの形であり、メッセージはより直截的だ。
私達は、まるで、水面下から一筋の太陽光を頼りに、地球上の
様々な事象をフラッシュバックされているかのようだ。
そこにあらゆるキーワードが灯され、脳にインプットされる。
「調和」「暴発」「ジャンクション」「可能性」....etc.そして
「SURVIVE」。
これが、日本を代表する二人のアーティストの、世界的答えの
一つだ。


この世界をサバイブすること。



「生き延びる」という意思と危機意識を持たずに生きている人
又は、持たずにすむ人たちは幸せだ。
でも、そこからは、何か新しいものが産み出されることは、
多分ないだろう。


野口里佳「マラブ・太陽」 at ギャラリー小柳
SAKAMOTO Ryuichi + TAKATANI Shiro 「LIFE」 at ICC


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エアポート的、ライブラリー的.
房総、霧雨。
秋の霧雨の日は、なぜか空港へ行きたくなります。
飛びゆくボーイングと、湿気まじりのコンコース。
ビビッドなレインコートを羽織った外国の人達。
そんな何もかもが、たまらなく「幸せな感じ」を
思い起こさせるんです。そんな訳で、
今朝の仕込みのBGMは、RYOJI IKEDA「+/−」。
ミニマムなパルス音とジーッと響く低音が実にエアポート的。



さて、秋雨のしっとりした気配の中、KUSA.店内は、まるで
海辺の古い木造校舎の図書室のよう。
じーっと本を読み耽っている方、雨雫を眺めつつ、静かに
語らう女性たち、そして、カウンター越しにポツリポツリと、
きっとその人にとっては大事に胸に秘めていた事なんだろうな
という話を語って下さる方。
ドリップに集中して、ふっと息をつくと、
そういうお客さん一人一人の確かな鼓動のようなものが
伝わってくる瞬間が必ずあって、それは静かな珈琲店を
営む人ならきっとわかってもらえるはず。



「少年はいつも動かない。
 世界ばかりが沈んでいくんだ。」(夢の遊眠社)

秋は、心優しき人に出会う季節でもあり。





うがい






追記。





小さな佇まいの中に、繊細な雑貨たちがぎゅっと詰まった
ご近所のショップ「LOTTA」さんから頂いた、
何と手作りのうがい薬!
この、力強いうがい薬で、ゴロゴロしながら、今夜は
深夜まで、焙煎、通販作業。


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エアポート的、ライブラリー的.
房総、霧雨。
秋の霧雨の日は、なぜか空港へ行きたくなります。
飛びゆくボーイングと、湿気まじりのコンコース。
ビビッドなレインコートを羽織った外国の人達。
そんな何もかもが、たまらなく「幸せな感じ」を
思い起こさせるんです。そんな訳で、
今朝の仕込みのBGMは、RYOJI IKEDA「+/−」。
ミニマムなパルス音とジーッと響く低音が実にエアポート的。



さて、秋雨のしっとりした気配の中、KUSA.店内は、まるで
海辺の古い木造校舎の図書室のよう。
じーっと本を読み耽っている方、雨雫を眺めつつ、静かに
語らう女性たち、そして、カウンター越しにポツリポツリと、
きっとその人にとっては大事に胸に秘めていた事なんだろうな
という話を語って下さる方。
ドリップに集中して、ふっと息をつくと、
そういうお客さん一人一人の確かな鼓動のようなものが
伝わってくる瞬間が必ずあって、それは静かな珈琲店を
営む人ならきっとわかってもらえるはず。



「少年はいつも動かない。
 世界ばかりが沈んでいくんだ。」(夢の遊眠社)

秋は、心優しき人に出会う季節でもあり。





うがい






追記。





小さな佇まいの中に、繊細な雑貨たちがぎゅっと詰まった
ご近所のショップ「LOTTA」さんから頂いた、
何と手作りのうがい薬!
この、力強いうがい薬で、ゴロゴロしながら、今夜は
深夜まで、焙煎、通販作業。


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KUSA.喫茶 珈琲豆情報.
エルサルバドル、東ティモールが完売致しました。

スペシャリティクラスの珈琲豆は、全て農園指定で仕入れる為
その年の気候状況や、収穫によって、香味も価格も大きく変動
する。なので、毎シーズン毎シーズン、同じ産地、同じ農園の
豆を仕入れるとは限らない。
テスト焙煎を繰り返し、ポンド相場との兼ね合いを見計らい
つつ、これはというものを仕入れ、店頭に出す事にしている。
エルサルバドルは、世界的にも知名度はまだまだだが、
希少なハイブリッド種・パカマラ種が栽培されており、
このきれいな酸味は、KUSA.でも気に入られているので、多分
来月には再発注すると思います。
逆に、東ティモールに関しては、来期の収穫まで仕入れを
見合わせる予定です。
ケニアは、値が少々張りますが、やはりこのスパイス香と
濃縮された果実香と苦みのマッチングが今期も素敵なので、
「ティム農協」産というものを仕入れました。
今しばらくテスト焙煎を繰り返し、来週以降にはメニューに
登場する予定です。
なお、KUSA.のストレート珈琲は日替わりで数種ずつ用意して
おりますので、その日のお楽しみにして下さい。



月月

夕方5時半、
もう海辺の方向に白い月。

今日は、思いがけず、自分にとって、とても感慨深い方が
いらっしゃった。何となく、緊張しつつも、心弾む。
滅入っていた気分も少し、晴れる。

秋は、物哀しい。人生をはかなく感じる日もある。
でも、精神というものは、人からのほんのちょっとした言葉や
とてもささいな朗報だけでも、やけに立ち直れるものなのだ。



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KUSA.喫茶 珈琲豆情報.
エルサルバドル、東ティモールが完売致しました。

スペシャリティクラスの珈琲豆は、全て農園指定で仕入れる為
その年の気候状況や、収穫によって、香味も価格も大きく変動
する。なので、毎シーズン毎シーズン、同じ産地、同じ農園の
豆を仕入れるとは限らない。
テスト焙煎を繰り返し、ポンド相場との兼ね合いを見計らい
つつ、これはというものを仕入れ、店頭に出す事にしている。
エルサルバドルは、世界的にも知名度はまだまだだが、
希少なハイブリッド種・パカマラ種が栽培されており、
このきれいな酸味は、KUSA.でも気に入られているので、多分
来月には再発注すると思います。
逆に、東ティモールに関しては、来期の収穫まで仕入れを
見合わせる予定です。
ケニアは、値が少々張りますが、やはりこのスパイス香と
濃縮された果実香と苦みのマッチングが今期も素敵なので、
「ティム農協」産というものを仕入れました。
今しばらくテスト焙煎を繰り返し、来週以降にはメニューに
登場する予定です。
なお、KUSA.のストレート珈琲は日替わりで数種ずつ用意して
おりますので、その日のお楽しみにして下さい。



月月

夕方5時半、
もう海辺の方向に白い月。

今日は、思いがけず、自分にとって、とても感慨深い方が
いらっしゃった。何となく、緊張しつつも、心弾む。
滅入っていた気分も少し、晴れる。

秋は、物哀しい。人生をはかなく感じる日もある。
でも、精神というものは、人からのほんのちょっとした言葉や
とてもささいな朗報だけでも、やけに立ち直れるものなのだ。



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The place is lost.
2757771b.jpg常連さんのS さん、I さんから
それぞれ京飴とハーブクッキーを
頂きました。気を遣ってもらい
申し訳ない気持ちですが、どちらも
とても美味しい!
ひとくちひとくち、しみじみ頂く。



で、そのS さんと話していた時、ふと、自分の好きだった
スペースが失くなるのは寂しいよね、という話になった。
現代アート最先端だった佐賀町エキジビットスペースが
無くなったとき、新宿を代表してた歴史的建造物・文化
服装の円形校舎がインテリジェンスビルみたく機械的に
モダンに建て替えられてしまったとき、ポカンと心に穴が
空いた気がしたし、愛すべき神保町の「茶房きゃんどる」が
突然閉店した事は、KUSA.喫茶をやろうと決めた50個位の
動機のうちの一つになっている。


大切な場所やお店が失われてしまうのは、とてつもなく
物悲しい。そこの風景が変わって、胸がチクチクする。

10代、20代の志ある人たちは、どうか恐れずに、そういう
喪失を心に刻んで、あなたの何よりも大切な「ナイーヴさ」を
キープしておいて欲しい。
でも、我々、メインカルチャーを担う30代、40代の者は、
そういう訳にはいかない。
感傷から立ち直り、その悔しさのようなものを武器に、また、
新しい何かを産み出し、昇華させていかねばならない。
力、尽きてしまわぬうち。

「叫び声の中、胸を張って。」



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The place is lost.
2757771b.jpg常連さんのS さん、I さんから
それぞれ京飴とハーブクッキーを
頂きました。気を遣ってもらい
申し訳ない気持ちですが、どちらも
とても美味しい!
ひとくちひとくち、しみじみ頂く。



で、そのS さんと話していた時、ふと、自分の好きだった
スペースが失くなるのは寂しいよね、という話になった。
現代アート最先端だった佐賀町エキジビットスペースが
無くなったとき、新宿を代表してた歴史的建造物・文化
服装の円形校舎がインテリジェンスビルみたく機械的に
モダンに建て替えられてしまったとき、ポカンと心に穴が
空いた気がしたし、愛すべき神保町の「茶房きゃんどる」が
突然閉店した事は、KUSA.喫茶をやろうと決めた50個位の
動機のうちの一つになっている。


大切な場所やお店が失われてしまうのは、とてつもなく
物悲しい。そこの風景が変わって、胸がチクチクする。

10代、20代の志ある人たちは、どうか恐れずに、そういう
喪失を心に刻んで、あなたの何よりも大切な「ナイーヴさ」を
キープしておいて欲しい。
でも、我々、メインカルチャーを担う30代、40代の者は、
そういう訳にはいかない。
感傷から立ち直り、その悔しさのようなものを武器に、また、
新しい何かを産み出し、昇華させていかねばならない。
力、尽きてしまわぬうち。

「叫び声の中、胸を張って。」



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KUSA. in Autumn.
5d93286c.jpg
秋刀魚の美味しい季節に
なりましたね。
アイスが減って、ストレート珈琲の
オーダーが増えると、しみじみ秋を
実感してきます。



先日、ごく親しい近所の女性に秋刀魚の炭火焼パーティに
招かれました。このグループは、デザイナー関連の素敵な
方々で、とても気の置けない時間を過ごせる。
自営業を営む身にとって、こういう屈託の無い時間はとても
貴重で、嬉しい。

ところで、この時、何故だか岡崎京子の漫画の話になり、
ある人が「岡崎京子を読むと悲しい気持ちになりませんか?」
と言った。私は彼女の幾つかの作品を高く評価していて、
励まされてもいたので、
「そういう気持ちになったことはないな」と答えたのだけど、
ずっとひっかかっていて、読み返してみた。
そう言えば、岡崎京子は大友克弘のAKIRAの連載が始まった時
「ああこれで80年代は終わったんだなと実感した」と昔、
何かのインタビューで語っていた。
そして、私は、脂ののっていた岡崎京子が事故で休筆した時、
僕らの90年代は終わったんだな、と思った。
そういう意味で、今読むと、彼女の言っているトーンが
少し分かった。

それでも、岡崎京子は高度経済成長が終わりかけてた日本には
とても必要な漫画家だったし、今もきっとそうだろう。
だから、'07年の今読み返しても、確かな手応えを
感じ取れるのだ。傑作「リバースエッジ」の中で引用される、
ウイリアムギブソンの詩のように。
繊細で力強い希望が。

「この街は
 悪疫のときにあって
 僕らの短い永遠を知っていた
 
 僕らの短い永遠
 
 僕らの愛

 僕らの愛は知っていた
 街場レヴェルののっぺりした壁を
 
 僕らの愛は知っていた
 沈黙の周波数を
 
 僕らの愛は知っていた
 平坦な戦場を

 〜 〜

 落ち葉を見るがいい
 
 枯れた噴水を めぐること
 平坦な戦場で
 僕らが生き延びること」


珈琲焙煎を始めた頃、その日の気分次第で珈琲は変わる、
と言われたことがある。今、それが何となく理解できる。
明日は、グアテマラ焙煎。
果たして、希望が、豆に乗り移るのだろうか?


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KUSA. in Autumn.
5d93286c.jpg
秋刀魚の美味しい季節に
なりましたね。
アイスが減って、ストレート珈琲の
オーダーが増えると、しみじみ秋を
実感してきます。



先日、ごく親しい近所の女性に秋刀魚の炭火焼パーティに
招かれました。このグループは、デザイナー関連の素敵な
方々で、とても気の置けない時間を過ごせる。
自営業を営む身にとって、こういう屈託の無い時間はとても
貴重で、嬉しい。

ところで、この時、何故だか岡崎京子の漫画の話になり、
ある人が「岡崎京子を読むと悲しい気持ちになりませんか?」
と言った。私は彼女の幾つかの作品を高く評価していて、
励まされてもいたので、
「そういう気持ちになったことはないな」と答えたのだけど、
ずっとひっかかっていて、読み返してみた。
そう言えば、岡崎京子は大友克弘のAKIRAの連載が始まった時
「ああこれで80年代は終わったんだなと実感した」と昔、
何かのインタビューで語っていた。
そして、私は、脂ののっていた岡崎京子が事故で休筆した時、
僕らの90年代は終わったんだな、と思った。
そういう意味で、今読むと、彼女の言っているトーンが
少し分かった。

それでも、岡崎京子は高度経済成長が終わりかけてた日本には
とても必要な漫画家だったし、今もきっとそうだろう。
だから、'07年の今読み返しても、確かな手応えを
感じ取れるのだ。傑作「リバースエッジ」の中で引用される、
ウイリアムギブソンの詩のように。
繊細で力強い希望が。

「この街は
 悪疫のときにあって
 僕らの短い永遠を知っていた
 
 僕らの短い永遠
 
 僕らの愛

 僕らの愛は知っていた
 街場レヴェルののっぺりした壁を
 
 僕らの愛は知っていた
 沈黙の周波数を
 
 僕らの愛は知っていた
 平坦な戦場を

 〜 〜

 落ち葉を見るがいい
 
 枯れた噴水を めぐること
 平坦な戦場で
 僕らが生き延びること」


珈琲焙煎を始めた頃、その日の気分次第で珈琲は変わる、
と言われたことがある。今、それが何となく理解できる。
明日は、グアテマラ焙煎。
果たして、希望が、豆に乗り移るのだろうか?


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