女性創作家 Wa-biskeさんの
展覧会が無事、終わった。
天候にあまり恵まれない中、様々な人たちが入れ替わり立ち替わり..。
本当にありがとうございました。
今回の展示は美しくクールだった。
そして微かに、ほんの微かにエロスのような妖しさを
感じさせた。
地下クラブに立ちこめるお香の香り、
ゲイパーティーなんかで鼻孔をくすぐるムスクのコロン、
田端の外れ、鉄パイプを張り巡らせた小さな芝居小屋の
スモッグ、そんな妖しげな存在が私はたまらなく好きだ。
天然素材を繊細に組み合わせた彼女の作品を見ながら、
どうしてかそんな記憶が蘇って、眠っていた感性がじわじわとうずき出す。
多分、若さが蘇る瞬間とは、こういう瞬間の積み重ねなのだろう。
これらの作品に、そして作品の醸し出すムードに、
心を込めて感謝。
Wa-bisuke さん、ほんとにお疲れ様でした。