原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

ぼろ雑巾のように、くたびれた.
冴えない日の日誌。

午前5時半、起床。ぼーっと疲労が残り、珈琲をたてる気が起こらない。

午前6時半、出発。(出勤と言うのか..?? 自営の場合?)

午前8時、JEEP 故障。JAF 呼んだり、整備工場へ運んだり、夫婦共にうんざり気味。

午後12時。巨大なホームセンターにようやく着く。ペンキ、木材保護材、各種の金物..をカゴに入れまくるものの、肝心のフランス落とし錠(初めて知りました、この呼び名。お店の頑丈なドアなんかに付ける床穴に落とす錠前)が見つからず、店員に引き回される。巨大スペース過ぎて、ぐったり。その挙げ句、在庫も無い!!


ランチ午後1時、現場。棟梁に無理言って、珈琲焙煎機の煙突の穴を開けてもらったり、細かいところを設計士さんと打ち合わせしたり。
その間、奥方はカフェスペース、私は住居部分の作業を進める。





ランチ午後3時、ランチ。奥方の失敗いなり弁当(失礼。)を流し込む。即席のKUSA cafe. テラスで。








午後6時、終らぬ作業にお互いイラついて、夫婦喧嘩勃発。
大げんかだったので、ここが都内のマンションでなくて良かったと、胸を撫で下ろす。



夜午後8時、現場に夜の帳もおりて。静か。


後片付けをして、帰路へつく。







午後10時半、帰宅。
冷凍食品で、夕ご飯食べて、引っ越し準備。
オーディオばらしたり、梱包したり。
もちろん、ぐったり。



午後12時、もう寝ます。



本当に、"SCREAMADERICA" な気分です。




ランキング。←Thank you for your click!








珈琲店を築く迄の私的スロードキュメント comments(20) trackbacks(0)
ぼろ雑巾のように、くたびれた.
冴えない日の日誌。

午前5時半、起床。ぼーっと疲労が残り、珈琲をたてる気が起こらない。

午前6時半、出発。(出勤と言うのか..?? 自営の場合?)

午前8時、JEEP 故障。JAF 呼んだり、整備工場へ運んだり、夫婦共にうんざり気味。

午後12時。巨大なホームセンターにようやく着く。ペンキ、木材保護材、各種の金物..をカゴに入れまくるものの、肝心のフランス落とし錠(初めて知りました、この呼び名。お店の頑丈なドアなんかに付ける床穴に落とす錠前)が見つからず、店員に引き回される。巨大スペース過ぎて、ぐったり。その挙げ句、在庫も無い!!


ランチ午後1時、現場。棟梁に無理言って、珈琲焙煎機の煙突の穴を開けてもらったり、細かいところを設計士さんと打ち合わせしたり。
その間、奥方はカフェスペース、私は住居部分の作業を進める。





ランチ午後3時、ランチ。奥方の失敗いなり弁当(失礼。)を流し込む。即席のKUSA cafe. テラスで。








午後6時、終らぬ作業にお互いイラついて、夫婦喧嘩勃発。
大げんかだったので、ここが都内のマンションでなくて良かったと、胸を撫で下ろす。



夜午後8時、現場に夜の帳もおりて。静か。


後片付けをして、帰路へつく。







午後10時半、帰宅。
冷凍食品で、夕ご飯食べて、引っ越し準備。
オーディオばらしたり、梱包したり。
もちろん、ぐったり。



午後12時、もう寝ます。



本当に、"SCREAMADERICA" な気分です。




ランキング。←Thank you for your click!








珈琲店を築く迄の私的スロードキュメント comments(20) trackbacks(0)
現場も大詰め.
半セルフビルドでローコストな家を作るのは楽しいか、と人に聞かれたなら、恐らく私は NO と答えるだろう。

コストがあってセルフビルドをする、というのであれば、また違った充実感を感じることが出来るのだろうし、セカンドハウスやアトリエを作るのであれば、それもまた別な楽しみが生まれるかもしれない。
でも、「住まい」という事になると、雨漏りは嫌だし、すきま風も気になる、という私欲がふつふつと湧いてきてしまうのだ。人間の欲望というものは..。

結局のところ、ローコストで住居を造るにあたっては、充実感よりもストレスや疲弊の方がずっと多い。
しかし、それであってもなお、自分達で建築に携わることには何かが秘められている、とも言わざるを得ない。
やりがいとか人との連携感とか、そういうきれい事ではない、野性的な何かだ。
その何かは、家が完成し、そこに根を張り始めた頃、分かるのだろうが、この時点でも確かに感じられるのだ。


b278c1cc.JPG


現場は大詰めを迎えた。私達の切ったぼそぼその藁を、一宮きっての名うての左官職人さんたちが練りまぜていく。通常であれば、こんな長い藁を壁に塗り付けていくのはとても困難らしい。





塗ざっくりとラフに、そしてユーモラスに。KUSA cafe. の建てもの、何だか面白いことになってきています。



ランキング!!←Thank you for your click!

珈琲店を築く迄の私的スロードキュメント comments(0) trackbacks(0)
現場も大詰め.
半セルフビルドでローコストな家を作るのは楽しいか、と人に聞かれたなら、恐らく私は NO と答えるだろう。

コストがあってセルフビルドをする、というのであれば、また違った充実感を感じることが出来るのだろうし、セカンドハウスやアトリエを作るのであれば、それもまた別な楽しみが生まれるかもしれない。
でも、「住まい」という事になると、雨漏りは嫌だし、すきま風も気になる、という私欲がふつふつと湧いてきてしまうのだ。人間の欲望というものは..。

結局のところ、ローコストで住居を造るにあたっては、充実感よりもストレスや疲弊の方がずっと多い。
しかし、それであってもなお、自分達で建築に携わることには何かが秘められている、とも言わざるを得ない。
やりがいとか人との連携感とか、そういうきれい事ではない、野性的な何かだ。
その何かは、家が完成し、そこに根を張り始めた頃、分かるのだろうが、この時点でも確かに感じられるのだ。


b278c1cc.JPG


現場は大詰めを迎えた。私達の切ったぼそぼその藁を、一宮きっての名うての左官職人さんたちが練りまぜていく。通常であれば、こんな長い藁を壁に塗り付けていくのはとても困難らしい。





塗ざっくりとラフに、そしてユーモラスに。KUSA cafe. の建てもの、何だか面白いことになってきています。



ランキング!!←Thank you for your click!

珈琲店を築く迄の私的スロードキュメント comments(0) trackbacks(0)
Team Kusacafe.
840e8ed0.JPG現場日誌。

今日のヘルプの面々は、Team Kusacafe.メンズ隊、高校同級生バージョンです。




午前9時、まずは内装材250kg の現場への運び込み。大工さんの仕事と並行作業なので、置き場所なんかを、うまーく見極めながら。

小塚まずは、彼、「チャイナ」のお出まし。根は優しくて、力持ちな彼。
次々と石膏材を運び込んでくれました。タフで、寡黙な、と言いたいとこですが、彼は大のお話好き。壁塗りなんかはあまりお好みでないようで、お茶をくんだり、サポートしたりと、塗り隊のムードメーカーになっていました。



午前11時。パテ塗り開始。壁のボードの隙間やネジを埋めていくのですが、これを怠ると、プレハブみたいな出来になってしまいます。
仁禮そして、彼は「アラン」。
アラン・ミクリの鼈甲眼鏡をかけて、クールにパテ塗りをこなしていきます。その見事なコテさばきは、設計士さんをして、「知り合いの左官屋さんの上を行っている」と言わしめたほど。KUSA cafe.夫婦の、狭い居住空間を素敵に仕上げてくれた、功労者。



ペンキ塗りの前は、養生。折角、柿渋を塗った、杉板や梁、土間コンを汚さない為に。
沼そんな作業なら、「フイッシュマン」! お仕事の関係で年の半分は、釣りと言うか漁に出ている彼は、4、5mある梁まで脚立ですいすいマーキングしていきます。高所作業や、火おこし(Kusa cafe.現場はゴミが多いので、これが大切)なんかは、お手のもの。まさにプロ技。






午後からは、いっせいにペンキ塗り。
午後6時まで、刷毛やローラーを使いこなしました。
主に、住居部中心の作業になってしまいましたが、色んな人たちの持ち味がミックスされた仕上がりは、何よりあったかくて。 
続きを読む >>
珈琲店を築く迄の私的スロードキュメント comments(0) trackbacks(0)
Team Kusacafe.
840e8ed0.JPG現場日誌。

今日のヘルプの面々は、Team Kusacafe.メンズ隊、高校同級生バージョンです。




午前9時、まずは内装材250kg の現場への運び込み。大工さんの仕事と並行作業なので、置き場所なんかを、うまーく見極めながら。

小塚まずは、彼、「チャイナ」のお出まし。根は優しくて、力持ちな彼。
次々と石膏材を運び込んでくれました。タフで、寡黙な、と言いたいとこですが、彼は大のお話好き。壁塗りなんかはあまりお好みでないようで、お茶をくんだり、サポートしたりと、塗り隊のムードメーカーになっていました。



午前11時。パテ塗り開始。壁のボードの隙間やネジを埋めていくのですが、これを怠ると、プレハブみたいな出来になってしまいます。
仁禮そして、彼は「アラン」。
アラン・ミクリの鼈甲眼鏡をかけて、クールにパテ塗りをこなしていきます。その見事なコテさばきは、設計士さんをして、「知り合いの左官屋さんの上を行っている」と言わしめたほど。KUSA cafe.夫婦の、狭い居住空間を素敵に仕上げてくれた、功労者。



ペンキ塗りの前は、養生。折角、柿渋を塗った、杉板や梁、土間コンを汚さない為に。
沼そんな作業なら、「フイッシュマン」! お仕事の関係で年の半分は、釣りと言うか漁に出ている彼は、4、5mある梁まで脚立ですいすいマーキングしていきます。高所作業や、火おこし(Kusa cafe.現場はゴミが多いので、これが大切)なんかは、お手のもの。まさにプロ技。






午後からは、いっせいにペンキ塗り。
午後6時まで、刷毛やローラーを使いこなしました。
主に、住居部中心の作業になってしまいましたが、色んな人たちの持ち味がミックスされた仕上がりは、何よりあったかくて。 
続きを読む >>
珈琲店を築く迄の私的スロードキュメント comments(0) trackbacks(0)
心優しき人に逢う.
e8eaf4d8.JPG心優しき友に逢う。

6月17日、今日の現場のヘルプは、Hidemi さんとYuki ちゃん。
心優しき人とは、例えば、現場続きでちゃんと御飯を食べれていないのでは、とオリジナルカレーを鍋ごと持参してきてくれたYuki ちゃんとか、玄米を袋詰めしてきてくれたHidemi さんとかの事。



カレー夜遅く、自宅に辿り着いてから頂いた、玄米カレーライスは、本格的スパイスカレーでものすごく美味しい逸品。







ありがと。こんな世知辛い世の中にあっても、二人は自分達のピュアさを大切に守り抜いているのですね。こんな思いがけない心遣いは、邪念に満ちた自分には心に響き過ぎて、胸がずきずきと痛いです。。




日々、顔ぶれが変わると、現場の雰囲気も全く違ったものに。
男所帯のときは、肉体作業が多いので、やはりダイナミックだし、女性陣が集う時は、一つ一つの手順が本当に細やかで。
同じ塗り作業であっても、仕上がった表情はがらっと変わる。
うちのカフェは、それでいいのだ。

モルタルP.S. 「モルデン」の塗られた、KUSA cafe.







現場がひと段落し、屋根上で四人、ぼんやりと午後6時の風を仰ぐ。

できるものであれば、この一瞬が永遠に続いて欲しい、と思う。


blogランキング参加中←Thank you for your click!


珈琲店を築く迄の私的スロードキュメント comments(2) trackbacks(0)
心優しき人に逢う.
e8eaf4d8.JPG心優しき友に逢う。

6月17日、今日の現場のヘルプは、Hidemi さんとYuki ちゃん。
心優しき人とは、例えば、現場続きでちゃんと御飯を食べれていないのでは、とオリジナルカレーを鍋ごと持参してきてくれたYuki ちゃんとか、玄米を袋詰めしてきてくれたHidemi さんとかの事。



カレー夜遅く、自宅に辿り着いてから頂いた、玄米カレーライスは、本格的スパイスカレーでものすごく美味しい逸品。







ありがと。こんな世知辛い世の中にあっても、二人は自分達のピュアさを大切に守り抜いているのですね。こんな思いがけない心遣いは、邪念に満ちた自分には心に響き過ぎて、胸がずきずきと痛いです。。




日々、顔ぶれが変わると、現場の雰囲気も全く違ったものに。
男所帯のときは、肉体作業が多いので、やはりダイナミックだし、女性陣が集う時は、一つ一つの手順が本当に細やかで。
同じ塗り作業であっても、仕上がった表情はがらっと変わる。
うちのカフェは、それでいいのだ。

モルタルP.S. 「モルデン」の塗られた、KUSA cafe.







現場がひと段落し、屋根上で四人、ぼんやりと午後6時の風を仰ぐ。

できるものであれば、この一瞬が永遠に続いて欲しい、と思う。


blogランキング参加中←Thank you for your click!


珈琲店を築く迄の私的スロードキュメント comments(2) trackbacks(0)
男臭き日もある.
e2a73bfd.JPG『女の人よ、俺の話を、
俺の話を聞いてくれ。

世間の風は重たいが、やっぱり、俺は闘うよ。

俺は一人、ゆく。
ビルを山に見立てる為に。浮き世のさびしさを味わう為に。

男よ、立て。
俺はお前に負けないが、お前も、俺に負けるなよ。

あお蝿の如く小うるさき人たちよ。
豚に真珠だ、
貴様らに聞かせる歌など、なくなった。』


今は、メジャーなバンドとなり、とっつきやすくなった歌い手も
15年前、インディーズの頃は、大学講堂で行われたライブ中、ひとつの笑みも見せず
唾を吐き捨て、狂ったように、こんな攻撃的な詩をがめっていた。


今日現場で、黙々と手伝ってくれた彼とは、もう20年来の付き合いだが、
このバンドマンが昔歌っていた、男の闘い様、のようなものをふと感じさせるのだ。

俺はお前に負けないが、お前も俺に負けるなよ、と。

現場







追記
このバンドのカセット(古い..)を、ガサコソ漁っていたら、JAGATARA なんていう、超懐かしき、日本の伝説的ファンクバンドのライブ盤が出てきました。このブログを読んで下さってる方で、JAGATARA なんて聞いていた人っているんでしょうか...ね?

ヘイ ビッグドア!
この先は 四次元の世界だ どうする。


まだまだランキング参加中←Thank you for your click!











珈琲店を築く迄の私的スロードキュメント comments(4) trackbacks(0)
男臭き日もある.
e2a73bfd.JPG『女の人よ、俺の話を、
俺の話を聞いてくれ。

世間の風は重たいが、やっぱり、俺は闘うよ。

俺は一人、ゆく。
ビルを山に見立てる為に。浮き世のさびしさを味わう為に。

男よ、立て。
俺はお前に負けないが、お前も、俺に負けるなよ。

あお蝿の如く小うるさき人たちよ。
豚に真珠だ、
貴様らに聞かせる歌など、なくなった。』


今は、メジャーなバンドとなり、とっつきやすくなった歌い手も
15年前、インディーズの頃は、大学講堂で行われたライブ中、ひとつの笑みも見せず
唾を吐き捨て、狂ったように、こんな攻撃的な詩をがめっていた。


今日現場で、黙々と手伝ってくれた彼とは、もう20年来の付き合いだが、
このバンドマンが昔歌っていた、男の闘い様、のようなものをふと感じさせるのだ。

俺はお前に負けないが、お前も俺に負けるなよ、と。

現場







追記
このバンドのカセット(古い..)を、ガサコソ漁っていたら、JAGATARA なんていう、超懐かしき、日本の伝説的ファンクバンドのライブ盤が出てきました。このブログを読んで下さってる方で、JAGATARA なんて聞いていた人っているんでしょうか...ね?

ヘイ ビッグドア!
この先は 四次元の世界だ どうする。


まだまだランキング参加中←Thank you for your click!











珈琲店を築く迄の私的スロードキュメント comments(4) trackbacks(0)
| 1/3 | >>