このブログを読んで下さる方は、このカフェ計画が順風満帆に進んでる思われるかもしれませんが、いやいやこれが結構、厄介事も少なくないのです。例えば、ここ一か月前から浮上してきているのが、下水道問題..。
ひょっとしたら、これからお店をやろうとした時、私達のように土地から買って計画する人が増えていくのでは?と感じています。ネット等が発達して、都心で事業を起こすメリットが減ってるように思えるし、そのために高いテナント料を払い続けるのはどうなのかなと。安い土地を探し出し、やり方さえ工夫すれば、都心の事業費よりも安くあげることができ、その結果、自分達のセンスやアイデアをもっと活かす事が可能です。毎月の家賃が要らないのも大きなメリットでしょう。
だから、今回の事、ちょっと詳しく書くと..。
KUSA cafe の土地はちょっと入り組んでいる立地です。
それが、建築確認申請を出そうという段になって、下水道が目の前の道路に来てない事が発覚。そばの県道までは通っているのですが、そこから引こうとすると、うん百万円の工事費がかかってしまい、それでは事業計画がストップです。やむを得ず浄化槽に切り替えようと考えましたが、通常は町から援助される設置費が出ないんです!! 何と、そばの県道に本下水が通ってるので、ここは浄化槽援助対象外の土地だとの事。これでは、本下水にしろ浄化槽にしろ大きなコスト負担に..。そこで、
設計士さんがずっと役所に掛け合ってくれています。その結果ようやく、県道からカフェまでに至る全ての土地の地主さんに下水工事の同意書をもらえれば、役所が本下水を引いてくれるところまで話が進展。
私も出勤前に、役所や不動産とやり取り。登記簿なんかと照らし合わせながら。しかし、この同意書が案外容易ではなく、全員の印鑑証明も必要だし、東京と違い、この辺りは住人=地主でなく、地主がどっか遠くに住んでる、なんてのがざらで、アポ無し訪問したりしなくてはなりません。
やれやれ、という気持ちですが、果たして、並みいる地主さん達から同意書を集められるのか...その顛末は追ってご報告します。