原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

賀正.



明けましておめでとうございます。

とても気持ちの良い天気に恵まれた三ヶ日でしたね。
幸先良い一年になりそうだと皆様も思われたのではないでしょうか。


KUSA. 喫茶は、5日(土)より営業致します。
小さなショップコーナー『前衛と祈り』もひっそりとオープンしますので、まだ未完成な部分もございますが、お立ち寄り下さいませ。







ところで。

飲み物としての珈琲は元来嗜好品として日本にもたらされましたが、今やお茶と同様、家庭でポピュラーに飲まれる飲料として成長致しました。ですが、それを提供する珈琲店は、ただポピュラリティーとしての立ち位置だけではなく、フォンテーヌが美しい詩を生み出し、フランクリンが合衆国憲法を執筆したパリのカフェプロコープ、永井荷風が構想を巡らせた東京のカフェプランタンといった黎明期のカフェを持ち出すまでもなく、文化人たちが集い、物思い、そこから世界にNOを突きつけるクリエイションを産み出す場としての存在意義もありました。

私達が14年前、この地に店を開いたのも、美味しい珈琲を飲んで貰いたいという思いだけでなく、そのような思索の場としての珈琲屋文化を継承していきたいという思いがあったからこそでした。
珈琲と文学(とりわけ言葉だけを武器に深層していく現代詩)、珈琲と辺境性、つまりは世界でたった独りぼっちになれる場の一環として、今回、『前衛と祈り』というショップコーナーを開設致しました次第です。

勿論、珈琲器具も取り揃えております。木工家・遠藤マサヒロ氏による、特別仕様のエイジング加工手挽きミル、ミルをお探しだった方には愛機にして頂きたいです。

また、辺境性を感じさせる作品として、美術家・羽生野亜氏による溜め息の出るような小品も製作して頂きました。
こちらもお気に召した方はどうぞお早目に。


全てがほぼ一点物です。季節ごとに変わりゆくひと品ひと品、是非、珈琲の合間にでもご覧下さいませ。


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