原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'18.12.02.

神保町の「JANIS」が先月で閉店した。
30年通い続けてきた身にはこたえる。
この界隈では、思い入れのある店舗がここ何年かで次々と幕を下ろしている。「万惣フルーツパーラー」、「李白」、「いもや」...。どちらも名店だし、思い出がぎゅっと詰まった店なのでたまらなく寂しかったが、音を体系化して無数のリスナーを育てようとしたこの雑居ビルの一室の消滅はまた違った感傷を引き起こす。
どんどんと「いかがわしさ」を捨て去っていく我が極東の首都は、ディープさを失い、平面的になって、何処へ向かっていくのだろう。







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