原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'17.12.11.


夕暮れ、川沿いを自転車で。




明治維新以来の西洋文明の流入によって、最も日本人を変えてしまったのは表面的な諸々というよりその死生観なのではないかと常々思ってきたのだが、昨今の恋愛事情などを見聞きしているとやはりそう確信してしまう。死生観の変容は日常の様々に影響を及ぼすのだろうが、勿論その一つが恋愛でもあるからだ。西洋的な愛と東洋的な愛(日本人にとっての愛)は根本的に違うはずだったのに、それが混同され今や取って代わられた。良い悪いは別にして。
長くなるので省いてしまうが、端的に言えば「LOVE」と「AFFECTION」の違いか。
西洋人の恋が「今、君とダンスを踊りたい」という今のリアルな感情を前提とするなら、日本人の前提だったのは「この世のラストダンスを踊りたいのは君となのです」という永い時間を無意識に潜めた情愛のようなもの。
誰かの歌詞のよう。
きっと、私達の遺伝子は。
『ラストシーンを君と飾りたい』んだ。


なんて、ある意味どうでもいいことを考えながら、やや面倒な用事もありペダルを漕ぎ続ける。


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