原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'17.04.30.




小さな春の三日月。
時間に追われてばかりじゃ心も凍る。
潮の匂いの染み付いた信号機の真上。
小さな旅客機。




でも、こんなわびさびなんてくそくらえだとも思う。
廃れがちの夜中に観たいのは「西鶴一代女」、お春が仏像を通るモノトーンのシーンだけだ。


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Colombia.

コロンビアの珈琲地帯は広大で、地域によって地形や土壌、気候の変化に富み、多岐に渡るが、個人的にはコロンビアの珈琲に共通する香味は、ほんのりとした甘さと調和感、陽を浴びた草のようなグラス香がベースとなっていると思う。
KUSA.では、ここ何年か、そのコロンビアのトリマ地方、カウカ地方、ナリーニョ地方など、様々な地域を攻めてきましたが、そのベースの香味に、柑橘っぽさが加わるのか、花っぽさが加わるのか、ウッディーさが加わるのかが違ってきます。




今扱っているコロンビアは、ナリーニョ地方の「ディエゴ・ロペス氏の農園」もの。
ハイローストに仕立て、夜露のようなしっとりした落ち着いたマイルド珈琲で素晴らしい。
このロットが終わると、次のクロップが入港するまで1、2ヶ月完売になる予定です。
コロンビアファンの方、是非、お試し下さい。
重ねて中米、コスタリカの豆も久しぶり釜入れしますので、お楽しみに。




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