原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'17.11.19.

季節柄、業務に急かされる時期であります。
シュトレンや贈り物のご注文も立て込んでおり、メールの返信などが遅れています。オーダー後、2日ほどお待ち頂けますと幸いです。




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仕込みの合間を縫って、珈琲セッション。KUSA.の珈琲セッションは、珈琲豆の卸店舗様と不定期で、カッピングだけにこだわらず、抽出テクニックや焙煎手法など多岐に渡って意見交換する場にしています。皆様、地域の第一線でご活躍の店舗様なので、プロ同士、既成概念にとらわれないフリーセッションの場にしています。
まあ、そう言っても特にかっこ良い事をしている訳ではなく、和気藹々とした雑談含め、ですが。




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日本国内において、更に経済の時代状況も踏まえますと、カフェも含めて、飲食店は、特に個人事業として営む場合は、非常に見通しの悪い業態です。実際、宿泊業と飲食業は閉業率の高い業態ですが、消えゆく店の後を追うように新しい店舗さんが立ち上がっています。
その為か、卸用珈琲豆のお問い合わせを何件か頂いておりますが、現在、珈琲レクチャーや開業のカウンセリングを行う時間が取れません。
年末から2月にかけて再度、お声掛け頂けたら幸いです。




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'17.11.12.

共働き世帯の宿命だと思うが、食事タイムがずれずれで、家族、特に子供の生活サイクルにはあまり良い影響がない。
その分、短い時間の食卓では少なくとも楽しくありたいと切に願ってる。




秋の夜。
田舎道を通り過ぎる時の、白けたセブンイレブンのホワイトノイズがたるんだ瞼に写り込む。
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'17.11.11.


随分とせわしなく業務に追われる時期だが、秋の夜長だからだろうか、本を数ページでも読まずにはいられない。

植草甚一の都市に関する幾つか。
江藤淳の場所論。
手塚治虫「アドロフに告ぐ」を少し。

世代が二回り違うものの、植草甚一の東京という大都市に対する楽観と江藤淳の東京に対する逃れられない悲観は、その詳細さと達観さ故に実は表裏一体だ。

それはそうと南方の蜂蜜は往々にして美味い。植物の蜜の甘みは太陽光の強烈さとある程度まで比例するのだろうか。



この、頂き物の小笠原諸島の蜂蜜からも濃密でほのかにトロピカルな花の香りがする。
身体は瑞々しくリセットされていく。
読書の傍ら、一口二口、愛でつつ。




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'17.11.08.

何だかんだ午前様仕事になってしまう。
長生村、風の音一つない無音。
南米の古都の片隅にただある日常雑貨店に憧れる、なんて極東に住む中年珈琲店主が思っている不思議。


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'17.11.07.





カッピング用5杯、綺麗な琥珀色をしていたもので。
KENYA キリニャガ地方 キュイ二ファクトリーAAサイズ。
ミィディアムロースト後半で窯出ししています。
プロなら一口でケニアだと思える複雑な香味をもちます。珈琲チェリーから生まれたのだと実感するような。
濃縮的な酸を含むので人は選びます。
高温、1分半以内抽出。ドリップならば。


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'17.11.05.




束の間。
川のほとりで。
夜の。
愛すべき人たちと小さくスパーク。


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'17.11.01.

水曜、仕事終わり遅め。

音楽好きの人はそもそもオムニバスアルバムなどはあまり手にしないものだが、時に、ぱっとしないタイトルのぱっとしないジャケットのVAに意表をつく貴重な音源やまたはあまりに精緻な楽曲のストーリー性などに巡り合い、「当たる」経験があるだろう。何年に一枚だけど。
たまたま子の付き添いで寄った図書館で何となく借りた「ふるさと文学館」なる全集が正に文学におけるそれ。
「オリンポスの果実」の田中英光の自死間際の荒削りながら切羽詰まった後期作に始まり、埴谷雄高の賛美歌のような映画論、吉増剛造のインプロが詩篇が疾走する。






頂き物の牛久饅頭を頬張りながら、至福。


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'17.10.31.

労働の中で最も過酷なものは頭脳労働だとアメリカの誰かが言っていたが、今年の後半は営業外に珍しく脳を駆使する事が多く、諸々が遅延中。
秋の夜深し。
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'17.10.28.

とても台風の多い10月だ。
秋の真昼の下で歩みたいのに。






私達は、鋭敏さによって生き延びてきた訳だが、そろそろ針が振り切れる。
ある種の鈍感さを取り戻すべきだ。


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'17.10.22.

絶望的に激しい台風。
こんな暴風の中、ぽつりぽつりと豆を買いに来て下さったり、一杯の珈琲を飲みに来て下さるお客様には有り難さのみ。
仕込みはやや少なめ。
道路浸水で買い出し不可。
日常の残骸傍目に、ご飯と奴っことお新香で過ごす。
いいんだ、お米は 『喫茶 種の音』さん のご主人が丹精込めて収穫されている、つやつやで一粒一粒が輝くコシヒカリ・合鴨米だから。絶妙。





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