原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'17.08.20.

晩夏のひと時、若者で一杯の店内。
こういう季節の終わりになると、30年前、いや20年前の事だって思い出して、もうあの時の若さは(肉体的にも思考的にも)蘇らないんだなと嫌でも痛感させられ、胸が締め付けられそうになる。
ある作家は、青春は心の持ちようで、幾つになっても人は青春でいられるのだなどと言うが、やっぱりあの無防備で無頓着で無知なジェネレーションの中での友達との馬鹿笑い、髪を通り抜ける風の感触、古い書物の一節に心奪われる時の震えなどがそのままの形で蘇る訳がないのだ。
でも、ある作家が、昔だったら「若いっていいねえ」などと大人から言われようものなら殴りたくなったね、若いなんて何もいい事ないんだからと言っていて、その感覚はその感覚でよく分かるので、一応私は「君たちは若くて素晴らしいね、若いってそれだけで素敵な事だと思うよ」なんてわやな言葉はぐっと飲み込む。




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'17.08.19.





時々晴れ、時々スコールを思わせる雨。
お盆も過ぎ、喫茶はほぼ珈琲通の常連さん達。
仕込みやピッキングを淡々と。
草むしりも少々。
子供の夏休みの自由作文の手伝い少々。
子供は何故か先進国と発展途上国の関係についてなどと小難しい題材を選ぶのだが、色々ヒント出ししているうち、こちらまであれやこれや考えが飛ぶ。
ロックは終わったがビートだけが生き残ったと確かずっと昔、坂本龍一が言っていた。

私達の過剰な文明の、ある種のフェイズの使命は終焉したのかもしれない。
ストップ、そして、そのビートを継承せよ。




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'17.08.15.



終日、小雨と夏雲の狭間。

レイトショーでアルジェの戦いをやっていたので、無理してでもスクリーンで観たかったのだが、喫茶後かなりの焙煎量になってしまい断念。
買い溜めていた幸水を夜中、夫婦で一欠片二欠片。


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'17.08.14.




朝靄、そして小雨に次ぐ小雨。
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'17.08.13.


前に頂いた長生村産とうもろこし。
見事に艶々で非常に美味しい。
とうもろこしは甘さとみずみずしさのバランス勝負だと個人的には思っているが、完璧に融合。
長生村の野菜は基本的に高レベル。




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真夜中に90年代の「from DUSK till DAWN」。
これぞB級カルトの見本みたいなフイルムだけど、バックに流れるロカビリー以外はあまり乗れない。
気分のせいなんだろうが、いい歳してB級カルト観てニヒルに笑ってるのも如何もんだろうなと頭をよぎり、でも、そんな風によく言えば客観的に悪く言えばハスに構えて観てること自体、もうロバートロドリゲスに触れる資格なし。




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'17.08.12.




晩夏の花々。
実家で線香、自宅にて線香、簡素な提灯、買ってきたお萩。
朝からろくでもないことばかり。
気のせいか。

でも、逝った人を迎え入れる日が始まる。
私は粛々と珈琲を淹れるのみ。


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'17.08.08.


関東は台風一過。
気温上昇。
それでもまだオーダー数の7割がホット珈琲なのは、珈琲専門店ならではなのか。
台風は北陸へ接近中。
無事でありますように。


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'17.08.07.

ルワンダ共和国のガスラ集落産のブルボン種。
かなり濃縮感のある豆だと踏みましたので、今週は、フレンチロースト、イタリアンローストと深煎り二本立ての攻めです。
同じ豆のフレンチ、イタリアンの飲み比べもあまり出来ない機会かと思います。
深煎り好きの方は今週のみですので、是非お試し下さい。




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台風接近。
震災以来、豪雨や風の音にどうしても脅えてしまう。
排気もぶれる恐れがあるので、夜の釜を動かすのを諦めて、ピッキングに専念。
メローなトラックからはどんどん離れていってるが、風の音を打ち消したく、soulとnoname。
今はこういうのもフリーサウンドで聴けるんだとnonameの太っ腹に驚き隠せず。


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'17.08.06.

焙煎、喫茶、夜は友人らと一宮花火。
ビール3本、豚玉、じゃがバター、ケバブと焼きそば。
バター珈琲の話。
子供らは何だかんだ露店飯が好きなんだなと感じたこと。
夜の海、誰もいない堤防、黒い砂浜。
閃光の如く、緑の大玉が人波を照らし出す。
フェス的。


全然関係ないけど、バター珈琲の話を聞いていたら、私たち人類は1万年か2万年前、農業を始めた時から地球に反逆し始めたのだと、そして地球に反逆する唯一の生物なのだと、思いが飛ぶ。


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'17.08.01.



長生村、晴天、のちスコール。

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