原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

'20.05.08.





そうか、花は希望なんだな、とつくづく。

独創的フラワーショップ・あすみが丘『フルリール』さんの手掛けた美しい束たち。


日々のこと - trackbacks(0)
'20.05.03.


先月から連日、フル回転の焙煎が続き、気温の上昇にも伴い、焙煎職人にとっては最も労多い季節の一つになっております。
「KUSA.のリキッドアイス珈琲 '20 『NO.1』」。
5/23(土)リリースに向けて作業中。(作業は順調に進んでおりますが、状況によって日程がずれる可能性もあり)


5月時点で室温39度の焙煎室、覆うスモークと時折、煙突から逆流してくる初夏の陽射しの匂い。釜から10kgの珈琲豆が放出された瞬間に立ち上がる水蒸気の群れ。
一日7パッチの焙煎の間は、口呼吸を封印、鼻と目だけで豆を追い、汗がじわっとまとわりつく。
そんな感じの世界。


良くも悪くもだが、スペシャリティー珈琲をこのラインまで火を入れるのは実はすごく稀。良くも悪くもだが、濃縮。

今夏のリキッドNO.1にも、65%強このラインの豆を使用していきます。







ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

静かなクリーンルームにて。



『iijima coffee』さん と、静かなセッション。
作り出すフードも、纏うデザインも、常にハイセンスなものをプロダクトしていて、文字通り千葉県を先導している孤高のお店。
今夏はiijima coffeeさんのオリジナルリキッドも製作開始。
ある種まろやかで、ある種のコクがあり、爽やかさを残す。
そんなイメージの味わいになるように、豆の微調整を施しています。

高レベルな商品が並ぶオンラインショップでも取り扱われるようですので、是非チェックしてみて下さい。


日々のこと - trackbacks(0)
'20.03.02.



今夜は友人に呼び出され赤提灯。

ざわめきに満ちた新橋駅前。冷暗地帯。
男と女の欲望と、ブルーカラーとホワイトカラーの汗とが染みついた、新橋の夜は何故か愛おしい。
珈琲の香りが、時折、宙に舞っており。


日々のこと - trackbacks(0)
'20.01.13.

HPでお伝えしておりましたが、
1/15(火)は、諸事情により臨時休業とさせて頂きます。

日々のこと - trackbacks(0)
'20.01.10.

怒涛のような新年が過ぎていく。

こむら返しのような謎の背中の痛みに悩まされ、年明け焙煎は鎮痛剤を飲みながらの作業に。


1〜2度の釜上げ温度の違いで香味のフィニッシュががらりと変わるので、昨年後半の温度センサーの調子が気がかりだったが、数年ぶりに温度センサーも交換。グリースアップも二台とも行き渡らせ一安心。







新年から tocoro cafeさん+真木テキスタイルスタジオさんの7days が動いておりましたので、珈琲豆『construction』、ご購入された方がいれば嬉しいのですが。









正月らしい事と言えば深夜の読書くらいか。もうこういう時位しか分厚い書物は読破出来ない。
マルコムXで有名なのは、スパイクリーの映画作品と、自身とアレックスヘイリーによる「マルコムX自伝」だが、マニング・マラブルは、ヘイリーにもマルコム自身にも見落としていた事実があるとして、計1000ページにも渡る細密画のような伝を記した。昨年の全米出版界で大いに話題になったのにふさわしい、黒人でありムスリムでもある一人のレジスタントがマイノリティーの為に反逆的に立ち上がった様をつぶさに伝える重量級の書。

『みなが寄り集まって、
「この人たちにどんなに憎まれようとも
わたしはこの人たちを愛します」
などと言っている。

そうではない、必要なのは革命です。
日々のこと - trackbacks(0)
新年のご挨拶.


昨年も一年、KUSA.喫茶をご利用ありがとうございました。
年明けは、1/11(土)より喫茶が動きます。
本年も引き続き、どうぞ宜しくお願い致します。






ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
年内最終出荷がぎりぎりに終わり、余りに目まぐるしい12月が過ぎていきました。
業務量的に夫婦二人でこなせられるのか不安を募らせつつも、暮れまで夜な夜な奮起出来たのは、地域のお客様、遠方からのお客様、業務用卸しの皆さんに支えられていたからに他なりません。

1月は明日より釜のメンテナンス作業に入ります。丸二日は費やす予定です。
HPもだいぶ劣化してきている箇所が見受けられますので、プログラマーさんと打ち合わせに入っていきます。



年末にかけて沢山のお心遣いを頂戴して、焙煎しながら、心に染みていきました。
本当にお気持ちが有り難かったです。


シクラメン農家さんの可憐なシクラメン。懐かしき布施明を口ずさみつつ。


熱心に研究を続けられているお客様から極上の手打ち蕎麦。家族のささやかな年越しに、葱やみょうがを添えて、幸せな瞬間でした。



『フルリール』さんから。絶妙な色合いのチューリップが余りにシックで、お正月の食卓を彩ってくれています。

とても濃度の高い林檎や柿を頂戴しましたので、質素なお正月が華やいでいます。 




毎年楽しみにしている木更津の新海苔。潮の香りが実に濃くて、しみじみ焼き餅に巻いています。




『海岸屋FOO』さんの、最高のつきたて餅に巻く。

採れたての里芋とさつまいもたちを奥方が丁寧に煮っ転がしにしつつ。




常連様から頂いたこのオイルが手荒れのこの時期に最高だと言って。




そして、2019年の、新たなサイケデリックワールドへ。




皆様に最大限の感謝の気持ちを込めて、三が日後から本焙煎に入っていきます。
本年も宜しくお願い致します。
日々のこと - trackbacks(0)
'19 10.27.


久しぶりに秋らしい気温。
うっすら膜がかかっているやうな空の色ではありますが。

素晴らしいマンデリンもロースト中。

本日から通常営業になります。


定休日  木曜、金曜
水曜日はファクトリーデー。テイクアウトの日です。
日々のこと - trackbacks(0)
'19 .10.23.


珈琲を淹れて、珈琲を焙煎する。
それ以外は、
何だかすごく不思議な、
ふわふわとした、
無機質な、一日を過ごした。





この感じ、思い当たる節がある。
まだ年も押し詰まっていない月なのに、
午後の気配は鬱蒼として暗く、
ミシンの音がカタカタ、お皿の洗われる音、ひそひそとした喋り声だけがドア越しに漏れてくる。
そんな生活音にぼんやり包まれ、頭は浮遊している。
窓はグレー色のまま。

風邪をひく前の前兆のような。
もしくは、何かを愛おしく感じた時の、
心の揺らぎのような。


日々のこと - trackbacks(0)
'19 .09.29.






そこら中の全てが澄み渡り、まるで海水浴帰りのような、夏の午後3時の潮風の匂いもしてきたので、もう何事もなかったような幸福な一日にしか思えない。


誰かの淹れてくれた珈琲が染み渡る。
今いる地点を、示してくれる。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー




そして、グアテマラからの豆。
ペドロ氏率いる「サンタカタリーナ農園 ブルボン種 ウォッシュト精製」。

職人は、私も含めて、つい個性のある素材へと興味が移りがちだが、例えばこの良質なグアテマラ、今季はうちはフレンチローストに留めているが、クリーン、フレッシュなカカオ香、軽やかなボディ感、どこをとっても真っ当な一級品の深煎りに仕上がってる。

嗜好品において、世界最高品質のものが数百円で愉しめるというのは、珈琲以外に案外ないのかもしれない。


日々のこと - trackbacks(0)
'19.09.09.


台風の被害はありませんでしたか?
KUSA.店内は、一部水浸しになってしまいましたが、朝からスタッフ総出で復旧、喫茶は通常稼働で動いてます。

皆様に、被害がございませんように。




−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−







先日の、『tocoro cafe とtalk vol.8 at 十五六』は、お陰様で第1部、第2部とも満席の中、tocoro cafe・上村さんのゆったりと鮮やかな進行につられるように、私は大船に乗った安心感のまま、しかし、非常にスリリングなトークセッションが繰り広げられたと思います。
改めて、主催・上村さんご夫妻にはこの場を借りて感謝申し上げます。


私と外山氏の共著「極彩色の孤独」より二篇、ポエトリーリーディングもさせて頂きました。
電子ノイズの中、吐息のようなリーディングは、聞き慣れない方も多かったと思いますが、どこかのほんのひとフレーズでも脳裏に焼き付いてくれたら幸いなのですが。


気持ち良い晩夏の昼下がり、十五六まで辿り着き、濃密な二時間を共有した後に、少し夕暮れがかった十五六の扉を背にする。

そしたら、あ、街の風景の色が、風の匂いが、少し違って感じる、そんな風に脳内が少し変容する通過点の時間になってくれていたら、私も含めた皆にとって貴重な時間になったのだと確信出来るのです。




明日は、生豆の総会出席。
また改めてレポート出来ればと思います。


日々のこと - trackbacks(0)
| 1/156 | >>