原色の朝、一杯の熱い、フルーツのような珈琲を飲む。
そのために、必要な言葉たちの徒然。

2017.03.22.

N.Y.C.の3月の突然の氷点下というほどではないにしろ、日本のこの3月も寒暖の差が大きく、パッとしない天候が続いてましたが、今日は至る所に春の匂いが訪れていました。
私にとっての春の匂いは、学生の頃働いていた駅前の小さな書店の匂い、動物園の売店の匂い、絶望的な気分の中、とある運転手をしていた頃、都心の長いトンネルをくぐり抜けた瞬間、カーウインドウを包み込んだ桜吹雪の何とも救われたような匂い、などなどなのですが、どれも救済の色を帯びた思い出でありました。
世界だけでなく、日本を見回しただけでも目眩のするようなバッドニュースの渦の中で、私の身近な若い子たちやまたそう身近ではないものの縁のある人たちが、もう頭がくらくらしちゃうような事案に翻弄されていますが、脱出不能とまでは最悪ではないものの、そこそこの荒波に飲まれてきた私が今、確信出来るのは、春の訪れの季節は神や仏に救済される可能性を秘めた季節であるという事ですね。







「僕には誇りがあるんだ。
人類は、この地上にあり得る限りの最高の真理と最高の幸福とをめざして進んでいるのだ。
そして、僕はその第一列に立っているんだ」
「そこまで行きつけるかね?」
「行きつけるとも!」
(櫻の園)

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2017.03.20.

あっと言う間に夕刻。
喫茶時間の終わり。








ここからの第三戦がね。
少しずつ身体に負担をかける年齢になったのかね。

そうだとしてもやはり珈琲焙煎は愉しい作業だ。
農園主の手がけた生豆という素材をどう飛躍させていくのか。その格闘の連続なので。
あえて高尚なレベルの例えを持ち出すならば、川端康成の端正な小説をサイデンスティッカーがその削ぎ落とした英訳によって世界へ確固たる存在として突きつけたように。

まだまだ飛躍が足りない。


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2017.03.16.




CO2精製によりカフェインを除去した特別なデカフェ・カフェインレス珈琲です。
通常のデカフェは浸透液に浸してカフェインを除去するタイプが多いので、大変貴重かと思います。
コロンビアはナリーニョ地方、ブエサコ町産の生豆をドイツでCO2精製し、ここ長生村へインしてきました。
地球一周回ってきた豆です。

少々焙煎は難儀しましたが、極上にバランスの取れた穏やかかつクリーンなマイルド珈琲に仕上がっております。

夜のデカフェも乙なものです。
夫婦で将棋を指しつつ。




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2017.03.12.



隣に綺麗な梅が咲く。
今年も咲く。
来年も咲く。(多分)
同じように綺麗に。
そして、それを横目に、私達だけが一年一年通り過ぎていくように、老い、姿を変えていく。
もう宇宙の歴史の中では私達の生など一秒にも満たないので。
「時の流れに身を任せてあるがままに」
なんて聞き分けの良さ、つまらない。
Hisham Bharoochaの乾いたドラム、聴き続けてる。
聴き続けながら夜を憂う。
「時間に、抗え。」


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2017.03.11.




午後6時。
ロータリー。
頑張る人たちの群れ。
線香の匂いの群れ。
あなたの影がすとんと消えて、
あなたの影だけすとんと消えてしまって、
我が身、痛く。




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誰かが言うように、
「少子高齢、財政危機が日本社会を解体するであろう後、新たに構築すべき社会は、中核層が主体となって、互恵的利他主義を前提とするものである。」
とするならば、我が店だって、きっとそうだ。

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KUSA.s coffee beans→『mai cafe』


我らが『mai cafe』さん。
4/8より開催の「いちはらアート×ミックス」ご出店との事で、深夜の打ち合わせになりました。

ビーントゥバーとして活動中の『artisan chocolate33』として参戦されるようです。
古い教室を『artisan chocolate33』のご夫婦で独創的な空間に作り上げており、この空間で味わうチョコレートはきっと脳をインスパイアしてくれるのではないでしょうか。
KUSA.喫茶から特別な珈琲、アイスリキッドの先行発売もご用意予定ですので、是非足を運んでみて下さい。






ここのお料理やお菓子は、命を削って産み出されたものばかりなので、一口一口、愛に包まれてみて下さいね。




お土産いちご。
大切なお店の食材なのに、感謝です。


KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
2017.03.06.

最多忙週の一週。朝も晩もなし。
詰めたり、焼いたり、選り分けたり。
十何キロの袋であっても、何度も動かしていると案の定、腰が悪化。
製造加工業者の職業病なり。









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喫茶時間に関しては平常運転ですので、一人の時間を必要とされる方は、ふらっと早春の珈琲を飲みに足をお運び下さいませ。
言葉はなくとも、一杯の珈琲に専念させて頂きます。


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2017.03.04.





晩冬、初春か。
スイッチの入らないオーディオ、お別れの挨拶、爛漫する孤独。


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KUSA.'s coffee beans→『1 room coffee』







夜のライトに吸い込まれるように、駅帰りの人たちが一人二人と。
言葉を交わしたり交わさなかったり、
笑っていたり、考え事をしていたり。
店を営む以上、地に根ざす事は大事な事。
継続する事も大事な事。
発信する事も、腕を磨き続ける事も全部大事で、ここにはそれらが全部備わってる。




喉奥に余韻を残すエスプレッソ。
クリーンなフレンチプレス珈琲。
あんバタートースト。
「ここに居ていいんだよ」と語りかけられているような居心地。


このコーヒーショップは、ある種の財産なんだと確信しています。


中板橋の『1 room coffee』さん。
池袋より約10分。
KUSA.の珈琲豆を飲める場所、買える店 - trackbacks(0)
2017.02.28.

息子が最近寝床で読み寝してる漫画。






昔、小学校、4つ変わった。
変わる度、悲しかった。
何となくの社交性だけ身についた。
いつも、特に高学年になればなるほど、転校する時の、大事な友達と別れ離れになってしまう時の、胸の張り裂けそうな気持ちが今でも忘れられない。
だから、この漫画で泣かされることはないのだけど(泣ける漫画1位云々の帯の宣伝文句のようには)、
言いようのない切なさはよく分かる。
転校三昧の子は十把一絡げではない。
明るい人も真面目な人も悪い人も良い人もそれぞれ。
でも、みんな根底は多分独りぼっち。


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